あの作例がヤリスギ企画へ!超合金魂GX-70DマジンガーZ D.C. ダメージVer.は、装甲が70パーセント新規パーツ!!
空前絶後のメモリアル・ブック「超合金魂計画20th」(発売中!)の巻頭ページを飾った、センセーショナルな作例を覚えていますか? そう、劇場映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』をモチーフにした、ダメージ状態マシンガーZです。
あれから半年、あの作例を実際に欲しい! という要望が数多く寄せられ、ついに商品化が決定しました。商品名は「超合金魂GX-70DマジンガーZ D.C. ダメージVer.」。魂ウェブ商店受注アイテムとして発売となります!!
今回はペイントが施される直前の試作品を電撃ホビーウェブ用に撮影してきましたので、ご覧ください。
まずは全身からどうぞ。シルバーでテカリがあるのがダイキャストパーツです。GX-70も多くのパーツがダイキャストでしたが、ダメージVer.もGX-70と同じ箇所にダイキャストを用いていました。つまり新規造形したダメージ部分にもダイキャストが使われているということなのです。
背面を見ると、ジェットスクランダーは主翼、垂直尾翼だけでなく、本体にも傷があることがわかります。こんなところまで新造パーツなのです。
上半身のアップ。右側しか残っていない胸部高熱板と右肩にダメージの強さが感じられます。ちなみに胸部高熱板は「超合金魂計画20th」の作例から作り直しておりまして、『マジンガーZ対暗黒大将軍』の設定に合わせた形状に変わっています。
ジェットパイルダーも徹底的に痛めつけられています。「甲児君! Zをあきらめてパイルダーで脱出しなさい!」と弓教授じゃなくても言いたくなります。ジェットパイルダーはほぼ半分が新造形パーツとなりました。
脚部と背面。脚部右下の露出した内部メカニックもダイキャストを使用しています。そしてスクランダーを取り外すと、腰にも傷があります。映像では見えない部分にも、ダメージを受けたことを想定して造形されているのです。
このダメージVer.は「超合金魂計画20th」に掲載された大輪正和さんによる作例を原型としてCADに落とし込み、きわめて正確に再現しています。つまり、あの原型に限りなく近い物を手に入れることができるわけです。
今回、パーツを改めて検証してみたところ、装甲パーツの70パーセントが新規造形となっていました。確かに映画では全身くまなくダメージを負っているわけですから、使える部分はほとんど無いのです。超合金魂の歴史が始まって20年。このダメージマジンガーZは常に商品企画にのぼるアイテムでした。しかし、全身に受けたダメージの再現は、歴代超合金魂担当スタッフの悩みどころとなります。
「よく考えたら、全身ほとんどが作り直しで、内部パーツも露出するから彩色も増えてしまうじゃないか!」……そう、決してバリエーションモデルとしてはチョチョイと作れないほどハードルの高いアイテムだったのです。
しかし、今回は「超合金魂計画20th」の作例をきっかけに、ファンの方々の要望が集まり、ついにダメージマジンガーZは商品化へ辿り着きました。マジンガーZと兜甲児の不屈の闘志が超合金魂となって、熱く甦ります!!
DATA
超合金魂GX-70DマジンガーZ D.C. ダメージVer.
- 発売元:バンダイコレクターズ事業部
- 価格:13,000円(税別)
- 2017年11月発送予定
関連情報
- 超合金魂20周年スペシャルページ
- 魂ウェブ
- 超合金魂 マジンガーZ GX-70 マジンガーZ D.C.(ダイナミッククラシックス) 約170mm ABS&ダイキャスト&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 超合金魂計画20th 超合金魂20周年記念 OFFICIAL BOOK
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