「我、共に虚空を往く――」『宇宙戦艦ヤマト2202』古代進の愛機コスモゼロα1がHi-SPEC完成品で登場!!本邦初公開画像とともにその魅力に迫る!!

公開日：2017年6月24日 10:30

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文●アニメーション研究家：五十嵐浩司、メガハウス／編集●電撃ホビー編集部

現在大好評予約受付中の「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち零式52型空間艦上戦闘機コスモゼロα1」。今回は、アニメーション研究家・五十嵐浩司氏による本アイテムのレビューを、本邦初公開となる開発中製品画像と合わせてご紹介していきます。

『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを代表するコスモゼロのアップデート版であり、主人公・古代進の愛機でもある零式52型空間艦上戦闘機ことコスモゼロα1。コスモゼロは、古代進の専用機体のごとく運用されることが多いため、多くのファンの方々にも“主人公機”という感触があるはず。実際、1974年の初代TVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』放送時には「ポピニカシリーズ」として唯一商品化されています。しかし、その立ち位置に反して、クオリティ重視の完成品が発売される機会は少なかったのです。これは、近年に至っても同様でした。

しかし、『宇宙戦艦ヤマト2202　愛の戦士たち』の展開がスタートした2017年、ついにコスモゼロα1のハイエンドモデルが登場します!!　このヴァリアブルアクションHi-SPECコスモゼロα1は、全長約200ミリの大型サイズ。さらに塗装済みの完成品です。Hi-SPECを謳うだけあって、パーツ数は約120個!!　主要材質はABS樹脂で、硬く尖ったプラスチックでデザインのシャープさを追求しています。

ペイントも丹念に施されており、機体のシルバーはパネルラインごとに塗り分けされているのです。これにより、戦闘機としてのリアリティが大変高められています。

また機体の半分以上はダイキャストパーツを使用し、手にした時のズッシリとした重量感もアピール!!

▲写真の銀色のパーツがダイキャスト素材使用部分。

オプションパーツも豊富であり、高機動ユニットやミサイル各種を取り付けられます。さらにキャノピーとエンジンノズルは開閉を選択でき、機首、両翼、垂直尾翼を交換すれば格納状態も組み立てられるのです。また、同スケールの古代進と森雪のフィギュアが付属し、『宇宙戦艦ヤマト2199』第12話の名シーンを再現することも可能です。

ディスプレイにも大変気が配れられていて、離陸飛行形態で飾れるスタンドとカタパルト型スタンドが両方付属します。もう一瞬の隙も見いだせない、究極のコスモゼロα1。我々が待ち望んだものがついに生まれ出るのです!!

また、メガハウス企画担当者からもコメントが到着。本アイテムに込めた熱い想いを語っていただきました。

【メガハウス企画担当者コメント】

本アイテムは、永年にわたる「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」のファンに贈る“コスモゼロα”をつくりたい想いで企画し着手した商品です。ヤマトファンには理解していただけると思いますが、ヤマトの艦尾にあるカタパルトに配置され発進するシーンはコスモゼロαと機体、艦載機ならではの一番カッコいい演出のひとつです。恐らくですが、私の記憶にはここのシーンを再現した商品はなかったかと……。

また、今回私自身初チャレンジとなるダイキャスト素材（ドキドキしてます）。画像でもご覧いただけますが、本体に惜しみなく使用しております。やはり手に取った時のズッシリ感＆ひんやりする感触は良いですね。

▲機体上面だけでなく、裏側の細かいパーツまでダイキャスト素材を使用!!

さらに、今回は購入していただいた後も何度も何度も触って遊べる、飾れるを目的としていろいろなシチュエーションが楽しめるように2種類の台座を準備。飛行形態、格納形態、着陸形態とお客様のお好みで楽しめるようにしております。もちろんフルウエポン装備のカッコ良さもコスモゼロにはありますので装備品も多数入れております。付属のミニフィギュアも、キャノピーに座らせるだけでもスケール感を感じさせるいいものですが、せっかくなので森雪を付け“あのシーン”をジオラマ的な飾り方も楽しめるようになっています。

食べ物には賞味期限、消費期限があります。TOY・ホビーにも遊ぶ期間（遊楽期間？）みたないものがあるとすれば長く遊べる商品として企画したものですので永く大事にして欲しい商品です。そろそろ「宇宙戦艦ヤマト2202」第二章の公開が待ち遠しい今日この頃……。新作映像でのコスモゼロαの活躍も期待したいですね。