電撃FCなど、セガ注目タイトルが勢揃い! 「SEGAカウントダウン体験会」レポート
11月9日にベルサール秋葉原にて、「発売直前!!SEGAカウントダウン体験会」が開催されました。このイベントは、11月から12月にかけてセガから発売される3タイトルを体験できるというもの。電撃ホビーウェブでも応援しているPS3/PS Vita『電撃文庫FIGHTING CLIMAX』をはじめ、PS Vita『ファンタシースター ノヴァ』、PS3『シャイニング・レゾナンス』の試遊台が並び、朝から250人を超える人が会場に駆けつけました。
●電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
▲我らが「電撃FC」コーナーでは、PS3版とVita版の両方が用意。家庭用版では、ファイナルラウンドになると、BGMが家庭用の主題歌「belief」になり、これはこれで盛り上がりそうです!
▲会場内には、公認応援団である「電撃 FIGHTING ガールズ」の皆さんが! ちなみに全員が、それぞれコスプレしているキャラを持ちキャラとして「電撃FC」をプレイしているとのこと。もしかしたらアーケードや家庭用のオンライン対戦で彼女たちと戦えるかもしれませんよ?
<DATA>
電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
■ジャンル:対戦格闘
■対応機種:PS3/PS Vita
■11月13日発売予定
■価格:[PS3]6,980円(税抜)/[PS Vita]6,980円(税抜)
■メーカー:セガ
●ファンタシースター ノヴァ
▲『ファンタシースター ノヴァ』の試遊コーナーではギガンテス・グレイオスとのバトルに挑戦するクエストが用意されていました。クリアした人には先着で特製パーカーをプレゼントされていましたが、午後には早くもパーカーはなくなっていました。
▲こちらはゲームに登場するキャラクター、ルティナとフィルディアのコスプレイヤーさん。
<DATA>
ファンタシースター ノヴァ
■ジャンル:RPG
■対応機種:PS Vita
■11月27日発売予定
■価格:5,980円(税抜)※DL版も同価格
■メーカー:セガ
●シャイニングレゾナンス
▲こちらは初のプレイアブル出展となった、『シャイニングレゾナンス』の試遊コーナー。イラストレーター・Tony氏のイラストを3Dモデリングしたキャラクターたちの美しさはもはや芸術の域。そんなキャラクターたちを自由に操作できる戦闘シーンも非常に爽快で、快適にプレイできました。
▲会場内には「シャイニング ファン フェスタ 2014」でお披露目された、武器、龍鳴剣 ヴァンデルホーンも展示されていました。
▲ヒロインのキリカと、敵キャラクターであるエクセラのコスチュームに身を包んだコスプレイヤーさんもお目見え。
<DATA>
シャイニング・レゾナンス
■ジャンル:RPG
■対応機種:PS3
■12月11日発売予定
■価格:[通常版/DL版]8,222円(税抜)/[フィギュア付特別限定版]16,8000円(税抜)
■メーカー:セガ
●開発者ミニインタビュー実施!
さて、ここからはイベントに駆け付けた、『ファンタシースター』シリーズプロデューサーの酒井智史さん、『ファンタシースター ノヴァ』プロデューサーの都築靖之さん、『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』プロデューサーの野中竜太郎さん、『シャイニング・レゾナンス』プロデューサーの澤田剛さんをお迎えして、ミニインタビューをお送りいたします! 開発者が語る各タイトルの魅力や、自分の担当外の作品に対する印象、さらには11月22日で発売20周年を迎える名機・セガサターンに関するこぼれ話やそこから出てきたサターンパッドの製作話など、セガファン必見の内容となっています。(以下、敬称略)
▲左から澤田さん、酒井さん、都築さん、野中さん。
――まずは、ご自身が手掛けたタイトルの魅力を教えていただけますか?
野中:『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』は今週発売されます。PS3版はアーケード版を完全移植して通信対戦も快適に遊べます。一方のPS Vita版ですが、PS3版でやれることは当然できるんですが、PS Vita版ならではの特徴もあります。公式全国大会“夏の電撃文庫FIGHTING祭”の優勝者であるはま~さんにPS Vita版をプレイしていただいたたんです。はま~さんのようなアーケード版プレイヤーの場合、アーケードで対戦した後、キャラクターのコンボについて色々考えるそうなのですが、PS Vita版があればその場ですぐに検証できるのがありがたいという意見をいただいたんです。なので、ゲームセンターへの移動中にPS Vita版をプレイして、到着後はアーケード版、そして家に帰ってからはPS3版という流れができるんです。家庭用ではゲーム中のポイントをためて要素を解放していく要素もあるんですが、それはクロスセーブ機能に対応しているので、移動中にPS Vita版でためたポイントはPS3版へ引き継いでさらに楽しむといった遊び方もできますので、PS3版、PS Vita版どちらも楽しんでいただければと思います。
澤田:私が担当した『シャイニング・レゾナンス』はこれまでPSPで出していたシリーズの最新作で、ハードがPS3になっています。新しいハードなので心機一転、世界観を一新して、これまでのシリーズをプレイしていない人でもさわりやすくなっています。ゲームシステムとしては、オーソドックスなRPGスタイルであり、かつ戦闘がアクションRPGというシリーズ初の試みです。ドラゴンに変身したり、歌の要素をアクションに取り入れたりしたバトルになっているので期待してください。
『シャイニング・レゾナンス』は今回初となるプレイアブル出展です。RPGは本来体験版を作るのは難しいものですが、今回は時間をかけてイベント用体験版を作りました。本作のバトルの仕組みや楽しさを感じられるものになったので、是非遊んでいただければと思います。
都築:『ファンタシースター ノヴァ』は『ファンタシースターオンライン2』の世界観をベースに、トライエースさんのお力を借りて開発した、『ファンタシースター』のコンシューマ用新プロジェクトとなります。コンシューマ用ということで、1人で遊べるストーリー性の高いRPGがありつつ、近くにいる皆とアドホックでワイワイ楽しめるところに重きを置いた作品です。グラフィックは『PSO2』のモデルを流用しているのですが、トライエースさんのエンジンに乗せ換えて一から作り変えたので、見え方がかなり変わっています。また本作はサバイバルがテーマになっていて、せっぱつまった状況から始まり、自分たちで切り開いていくというこれまでの『ファンタシースター』とは違う作りを感じていただきたいです。
なお、東京ゲームショウ2014で出展したバトル体験版に、さらに手を加えた序盤体験版が11月13日からPlayStation Storeで配信されます。これはシリーズの特長であるキャラクタークリエイトもでき、ゲーム冒頭からかなり楽しめるものになっています。セーブデータはそのまま製品版に引き継げるので、ぜひ体験版をやり込んでいただき、そのまま製品版をプレイしていただければと思います。
――酒井さんには今回はご意見番ということで、酒井さんから見た3タイトルに関してコメントをお願いします。
酒井:『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』は電撃さんと組ませていただいたタイトルで、セガとしては久々の2D格闘ゲームです。アーケードで展開して家庭用でも発売されるというセガならではの展開です。セガの作るキャラゲーはすごく愛がこもっていて、この作品もそれが言えるので原作ファンにも納得していただける作品になっているかと。
続いては『シャイニング・レゾナンス』について。『シャイニング』シリーズは『ファンタシースター』と同様に長く続いている作品でセガとしても大事にしています。「日本のRPGはこうだよな!」と思えるような丁寧な作りになっていますし、豪華声優陣による演技、Tonyさんのイラストを再現したビジュアル、そして“澤田シャイニング”の特長である歌の要素が入っています。年末に腰を据えて楽しめる作品になっているので、期待してください。
そして『ファンタシースター ノヴァ』です。僕も携わった『PSO2』は2年サービスをやっていますが、「オンラインだけではなくて、オフラインでしっかり遊べるものをやりたい」という声を耳にしていたので、『ファンタシースターポータブル』シリーズをプレイしていたような人に向けて、新たな柱として立ち上げた作品です。「SFのRPGといえばトライエース」というほどのディベロッパーと組ませていただいたので、イベントやグラフィックのクオリティはPS Vitaと思えないほどキレイです。1人で楽しむところもありますし、4人でマルチで遊べるような作りになっています。ストーリーを4人でクリアするような楽しみ方もできますので、ぜひお友だちを誘ってプレイしていただけるとうれしいです。ぜひ『PSO2』をやる傍らでプレイしていただけると、シリーズのプロデューサーとしてはうれしいです。
3タイトルともそれぞれの面白さを生かした作品になっていると思いますので、年末はぜひ“セガ漬け”で楽しんでいただければと思います。
――11月から12月にかけて、セガからさまざまなタイトルが発売されます。その中でご自身が手掛けたタイトル以外で気になっている作品、注目しているものはどれでしょうか?
野中:このメンバーだから言う訳ではないんですが、まず注目しているのは『ファンタシースター ノヴァ』です。『ファンタシースター ノヴァ』はさまざまなイベントがあり、僕のように友だちがいない人でも楽しめるようなストーリーがあり、新しいトライアルをしていて楽しみです。都築とは会社で席が近いので映像などを見ているのですが、すごさが伝わってきて、ファンは楽しめると思います。
もう1つは『シャイニング・レゾナンス』です。僕は以前に『戦場のヴァルキュリア』というシリーズを担当していましたが、その時に2Dのキャラをどうやって3Dモデルにするかいろいろと試行錯誤していたんです。なので、澤田から「Tonyさんのイラストを3Dにする」というのを聞いて、そんなのができるのかと思っていたのですが、PCで動いているところを見せてもらったところ、すごい再現度だったんです。それが実機で動くことを聞いて本当に驚きましたね。
澤田:キャラクター作成をお願いしたフライトユニットさんのモデルがすごくよくできているんです。
野中:最初に見た映像がドンドンとゲームになっていくので、すごく驚きました。2Dの魅力を3Dに落とし込み、ストーリーをしっかり楽しめるところに僕は興味を抱きました。年末は時間を作って、買って遊ぼうと思っています。それくらいによくできているので、この2タイトルは身内びいきではなくて実際に注目しています。
都築:僕は……年末タイトルではないのですが、僕の中では『PSO2』です。
(一同笑)
都築:今後の展開もそうですし、夏にはエピソード3があり、どんどんパワーアップしていくのが気が気ではないです。『PSO2』と同じようなクオリティという完成形を目指して作り始めたのに、気付いたら『PSO2』のバージョンが上がり、ゴールが先に進んでいる。バージョンアップされるたびにネタのかぶりを気にしたり、グラフィック向上や移動速度アップを聞いてドキドキしたりしていました(笑)。「『PSO2』ではこういうのがあるのに、なんで『PS NOVA』はないんですか?」というような意見がユーザーさんから来ないか、今から心配です。
いいお手本があるのは心強いことですが、同じ世界観ということでどうしても比較されてしまうので不安があります。我々が目指すのは『PSO2』の後追いではなく、別の『ファンタシースター』であることは間違いないのですが、比較されることを覚悟して制作してきました。
酒井:僕は『ファンタシースター ノヴァ』と『シャイニング・レゾナンス』です。『ファンタシースター ノヴァ』は僕らが作ったものをもとにして、作っていただいているんですが、ほぼ作り直していて、完全新作くらいの手間がかかっている。『PSO2』でもPS Vita版をやっていますが、僕らではできないことを『ファンタシースター ノヴァ』はやっています。グラフィックのクオリティがすごくて、イベントシーン1つ見てもトライエースさんならではのものがある。多分、開発チームにとってもいい刺激になっていると思います。同じ『ファンタシースター』として2つのタイトルが立ちあがっているので、『ファンタシースター ノヴァ』がたくさん売れてシリーズ化して、それぞれ盛り上がっていけばいいと思います。
野中も言っていたんですが、『シャイニング・レゾナンス』は年末の注目タイトルになるに違いないと思います。PS3になり、できることが増えた中で、しっかりとした作品を作っているので、いろいろな人に見ていただきたいですね。先週、ファンイベント“シャイニング ファン フェスタ 2014”を見させていただいたのですが、お客さんだけでなく、声優さんたちのシャイニング愛がすごく印象に残りましたね。
澤田:今年感じたのは『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』がすごいということです。実は11月5日から『シャイニング』シリーズの格闘ゲーム『BLADE ARCUS from Shining(ブレードアークス フロム シャイニング)』が稼働しているのですね。ただ、格闘ゲームは昔ヒットしたジャンルですが、今は少し落ち着いてきているうえに、コンシューマのゲームを作ってきた我々としては、初めての業務用のタイトル。新鮮でいろいろな驚きもあり、わからないこともあったので、斜め後ろで『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』を作っている野中に、いろいろと相談に乗ってもらいました
“ALL Net P-ras MULTI”はバージョンアップも簡単にできるので、今までと違う遊びができます。『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』はアーケードが盛り上がっていて、家庭用と業務用でうまく連動しているのが特長です。今後、もっと格闘ゲームが盛り上がっていけば、アーケードとコンシューマをやっているセガの強みが出ていき、よりおもしろくなると思います。
なので、年末は家でじっくりゲームを遊んでほしい気持ちもあるんですが、お正月はゲームセンターで対戦してもらえるとうれしいですね。
野中:僕は『ブレードアークス』稼働初日にプレイしてクリアしました! ちゃんと僕のAime(アイミー)カードに記録されていますよ。
(一同笑)
――『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』で家庭用の追加サポートキャラが追加されましたが、アーケードでも追加されるのでしょうか?
野中:はい、します! 家庭用と同時ではなく少し経ってからですが、わりと早いと思います。時間をかけてやるケースもあるんですが、家庭用追加キャラをさわった後に「アーケードでもやってみたい」と思われる人もいると思うので。
――また公式大会を開催する予定はあるのでしょうか?
野中:今ここでお約束できないので「やりたいですね」としか言いようがないんですが。アーケード版の大会はとにかく盛り上がりました。決勝戦は残り数ドットからの逆転劇が起こり、しかもクライマックスアーツでフィニッシュというすごい大会でした。あれを見てやりたくなる人もいるでしょうし、家庭用から入ってくる人もいると思うので個人的にはぜひやりたいと思っています。
――今回、『シャイニング・レゾナンス』体験版では3種類から選べますが、それぞれの見どころを教えてください。
澤田:水樹奈々さんが演じられている皇女・エクセラというキャラがいるのですが、彼女は龍騎士でドラゴンを連れています。体験版ではその彼女が従える“皇女の三本槍”という3匹の竜と戦えます。ゲーム本編とは構成を変えてあるのですが、フィールドを2つ経過してボス戦にいく流れです。フィールドもいろいろとあることを感じてもらえればと思います。
具体的に説明するとトリシューラ編はダンジョンになっていて、ゲイボルグ編は草原や森林、グングニル編は砂漠や砂原が舞台です。ゲイボルグとグングニルは、オープンフィールドに近いものになっていて、3つ遊んでいただくとフィールドやイベントの流れを実感していただけると思います。10~15分は楽しめる作りになっているので、お時間があればすべて体験してください。
――さて、話しは少し変わるのですが、1994年11月22日に発売されたセガサターンが今年20周年を迎えます。セガサターンに関する思い出などコメントをいただけますか?
野中:20年前の当時、開発ビルの3階でセガサターンを作っていて、僕は4階でメガドライブのスーパー32Xを作っていました。ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、メガドライブの上に差すと32bitになるというアレです。ちょっと寂しさもあったのか、「セガサターンはマシンパワーがもうちょっとあればポリゴンをバリバリ出せるのになあ」とか言いながら、32Xをやっていましたね。
都築:僕は当時セガに入社していませんでしたが、個人的にセガサターンを購入して、『サクラ大戦』をプレイしていました(笑)。
澤田:僕はハード販売の部署にいて、ラインナップを考えたり、マーケティング戦略を決めたりしていました。サターンで思い出されるのはパッドですね。メガドライブで6ボタンパッドを出した後に、セガサターンのパッドを吟味、評価して、あの形に落ちつけるまでを取り組んでいました。
いろいろなサンプルを出してもらって、調査しましたね。格闘ゲームやシューティングゲームをやりやすいように、ボタンの高さまでいろいろと調整した記憶があります。いわばサターンパッドに文句をつける係ですね。最初は端がとんがっていて痛かったので、丸く改良しました。
他にもドリームキャストのコントローラやジョイスティックの配置も決めました。ドリームキャストのジョイスティックは『バーチャファイター』をしやすくて、カプコンさんの6ボタンも遊びやすく、さらにネオジオの4ボタンも遊びやすい配置にしています。懐かしいなあ……。
酒井:僕はセガサターンが出る年にセガに入りました。入った時はデザイナーで、最初に『ワールドアドバンスド大戦略 鋼鉄の戦風』を作りましたね。僕は日本軍の戦艦が大好きで、日本軍の戦艦のモデリングができるということに燃えて、ずっとそれをやっていました。
澤田:酒井はプラモ好きだし、ミリタリーも好きだからね。
野中:その時に『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』の寺田(T隊長こと寺田貴治ディレクター)がいたんだよね?
酒井:そうですね。仕事として最初にやったのはセガサターンのゲームのチェックで、『真説・夢見館 扉の奥に誰かが…』や『ワンチャイコネクション』とか、今では懐かしいタイトルをチェックしていました。
セガサターンは難しいハードでしたけど、僕は作る時はいろいろなモチベーションを持ってやれました。「これをどうしたら、もっとプレイステーションに近付けるのか!?」と頑張って作りましたね。『AZEL パンツァードラグーン RPG』の時にはプレイヤードラゴンのモーフィングを行ったのですが、ドラゴンのモーフィングから『ファンタシースターオンライン』のキャラクタークリエイトを作りました。制約のある中でゲームを作るのは最近ではあまりないのですが、セガサターンでは頑張っていろいろやりましたね。
澤田:『パンツァードラグーン』は世界観もすごかったし、グラフィックもキレイだったので思い出深いですね。僕も大好きでした。実は『シャイニング・レゾナンス』のドラゴンの角は、『パンツァードラグーン』をオマージュしてデザインしています。
酒井:入った当時は、皆がゲーム大好きというイメージでした。昼休みになると皆が集まってネオジオをやっているんですよ。3万円もするソフトを皆が持っているんですね(笑)。
野中:僕はネオジオロムのコレクターですから(笑)。
酒井:あとはメガドライブの『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』ですね。ず~っと『幽☆遊☆白書』ばっかりやっているんですよ。
(一同爆笑)
澤田:トレジャーの『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』はよくできていたよね。僕は仙水使いで皆から嫌がられていたわ。
酒井:これ、若い人が読んでも全然わからない記事ですよね。ドリームキャストの話題でもギリギリなのに。
(一同爆笑)
――話題はそれましたが、最後に一言ずつユーザーに向けてコメントをいただけますか?
野中:年末にかけてセガはたくさんのゲームが出ます。その最初が『電撃文庫FIGHTING CLIMAX』なので、1本目から順番に買っていってください。
酒井:最初からクライマックスだ、ということで(笑)。
野中:アハハハ。格闘ゲームをやらない人でも楽しく遊べるようになっているので、やり込んでアーケードにも足を運んでいただけるとうれしいです。
都築:新しい『ファンタシースター』ということでトライエースさんとタッグを組んで、一風変わった『ファンタシースター』を作らせていただきました。序盤体験版は無料で物語の前半を楽しめるので、これまで『ファンタシースター』に触れていない方でも体験していただき、入口としていただければと思います。もちろん『PSO2』プレイヤーの方は、こんな『PSO2』の世界もあったのかという新鮮な気持ちを味わってほしいです。
澤田:今回は世界感、ゲームシステムを一新しているのでシリーズをプレイしていない人でも遊びやすくなっています。RPGが好きな自分が遊んでみたくなるゲームを作りましたので、ファンタジー好きやじっくり冬休みに遊びたい人はぜひよろしくお願いします。
酒井:年末に向けて、それぞれの楽しさがある作品を出していきます。オンラインでもいろいろな取り組みをやったり、舞台をやったりして、ゲーム業界を盛り上げていけるようなことをやっていくので、これからもセガをよろしくお願いします!
――本日はありがとうございました!
<関連情報>
電撃文庫FIGHTING CLIMAX公式サイト
ファンタシースターノヴァ公式サイト
シャイニングレゾナンス公式サイト
(C)SEGA
(C)2014 KADOKAWA アスキー・メディアワークス