『ウルトラマンタロウ』が待望のブルーレイBOX化！HDリマスター2.0による美麗映像を収録!!

公開日：2017年7月18日 16:30

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電撃ホビー編集部

円谷プロ創立10周年記念作として1973年4月より放映されたシリーズ第6作の『ウルトラマンタロウ』が、2017年12月22日にBlu-ray BOX化されることが決定しました。

『ウルトラマンタロウ』待望のBlu-ray BOX化

それまで“神秘的存在”として描かれていたウルトラマンに親しみやすい印象が付加し、「ウルトラファミリー」構想の基盤を確立させたといわれる本作。その後のシリーズにも強く影響を与えた作品で、新しいウルトラヒーローが続々と登場している現在でも、大人から子供まで高い人気を誇ります。

HD リマスター2.0による美麗な映像を収録！

今回のBlu-ray BOXでは、放送用HDマスターをさらにブラッシュアップした、史上最も美しく、フィルムの粒状性も残したHD映像と言われる「HD リマスター2.0」を採用。

DVマスターのアップコンバートではなく撮影原版の16ミリフィルムにさかのぼり、原版の状態を検証・確認したうえで、アナログ時代を熟知したスタッフが情報を最大限に引き出しています。時代の空気感すら再現された、まさにファン必携のアイテムです！

DATA

ウルトラマンタロウ　Blu-ray BOX
特装限定版

発売日：2017年12月22日
注文締切日：2017年11月15日
メディア：BD
商品番号：BCXS-1301
JANコード：4.93457E+12
価格：49,800円（税抜）
発売元：円谷プロダクション
販売元：バンダイビジュアル
仕様
本編ディスク＋特典ディスク（スタッフインタビュー）
【本編Disc】1342分／リニアPCM（ステレオ・モノラル）／AVC／BD50G×9枚／4：3＜1080p High Definition＞
【特典Disc】60分／リニアPCM（ステレオ・モノラル）／AVC／BD50G×1枚／16：9＜1080i High Definition＞・一部 4：3＜1080p High Definition＞
特製スリーブ
三方背収納ケース
5枚組みデジパック×2
ピクチャーレーベル
その他特典
完全新規オールカラーブックレット

※パッケージ内容は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
※特装限定版は予告なく生産を終了する場合があります。

収録53話

第1話「ウルトラの母は太陽のように」／第2話「その時ウルトラの母は」
第3話「ウルトラの母はいつまでも」／第4話「大海亀怪獣東京を襲う！」
第5話「親星子星一番星」／第6話「宝石は怪獣の餌だ！」
第7話「天国と地獄島が動いた！」／第8話「人喰い沼の人魂」
第9話「東京の崩れる日」／第10話「牙の十字架は怪獣の墓場だ！」
第11話「血を吸う花は少女の精」／第12話「怪獣ひとり旅」
第13話「怪獣の虫歯が痛い！」／第14話「タロウの首がすっ飛んだ！」
第15話「青い狐火の少女」／第16話「怪獣の笛がなる」
第17話「2大怪獣タロウに迫る！」／第18話「ゾフィが死んだ！タロウも死んだ！」
第19話「ウルトラの母愛の奇跡！」／第20話「びっくり！怪獣が降ってきた」
第21話「東京ニュータウン沈没」／第22話「子連れ怪獣の怒り！」
第23話「やさしい怪獣お父さん！」／第24話「これがウルトラの国だ！」
第25話「燃えろ！ウルトラ6兄弟」／第26話「ぼくにも怪獣は退治できる！」
第27話「でた！メフィラス星人だ！」／第28話「怪獣エレキング満月に吼える！」
第29話「ベムスター復活！タロウ絶体絶命！」／第30話「逆襲！怪獣軍団」
第31話「あぶない！嘘つき毒きのこ」／第32話「木枯らし怪獣！風の又三郎」
第33話「ウルトラの国大爆発5秒前！」／第34話「ウルトラ6兄弟最後の日！」
第35話「必殺！タロウ怒りの一撃！」／第36話「ひきょうもの！花嫁は泣いた」
第37話「怪獣よ故郷へ帰れ！」／第38話「ウルトラのクリスマスツリー」
第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦！」／第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ！」
第41話「母の願い真冬の桜吹雪！」／第42話「幻の母は怪獣使い！」
第43話「怪獣を塩漬にしろ！」／第44話「あっ！タロウが食べられる！」
第45話「日本の童謡から赤い靴はいてた…」／第46話「日本の童謡から白い兎は悪い奴！」
第47話「日本の童謡から怪獣大将」第48話「日本の童謡から怪獣ひなまつり」
第49話「歌え！怪獣ビッグマッチ」／第50話「怪獣サインはＶ」
第51話「ウルトラの父と花嫁が来た！」／第52話「ウルトラの命を盗め！」
第53話（最終話）「さらばタロウよ！ウルトラの母よ！」

『ウルトラマンタロウ』作品紹介

ストーリー　6番目の兄弟、その名はタロウ！

ZAT隊員の勇敢な青年・東光太郎は、怪獣との戦いの中で重傷を負う。生死の境を彷徨う光太郎の前に、ウルトラの母が現れ、ウルトラ兄弟から与えられた光に包まれた光太郎は、ウルトラマンタロウへと変身した！　ウルトラマン、ゾフィー、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック（帰ってきたウルトラマン）、ウルトラマンAら歴代ヒーローの他、シリーズ過去最多の防衛チームのスーパーメカが登場する見所満載の作品！

●『ウルトラマンタロウ』について
『ウルトラマンタロウ』が子供たちに高い人気を獲得しているその理由は、主人公・東光太郎をはつらつと演じた篠田三郎氏の「前向きな明るさ、ひたむきさ」から醸し出される親しみやすさにある。怪獣と勇敢に戦いつつも、積極的に怪獣を救い、元の居場所に帰したりもする。そういった強さやハートフルな光太郎＝タロウの特質に皆が憧れた。また、毎回のエピソードも東西のおとぎ話などを下敷きにした「童話的世界＝ネオ・メルヘン」というコンセプトにし、どんな恐怖や困難も最後にはタロウが力をふるって収め、「めでたし、めでたし」でドラマが終わる。その、誰もが安心して見られるエピソードを重ねている衒（てら）いのなさも、親しみにつながっている。求められるべきウルトラマンの理想形、それを見事に描き出したのが『ウルトラマンタロウ』だ。

●ドラマを彩る「3つの家族」ラインの魅力
『ウルトラマンタロウ』が今なお高い人気を集めるもうひとつの理由として、子供たちにとって身近であることが挙げられる。『帰ってきたウルトラマン』以降に採用されたファミリードラマの要素をさらに押し進め、物語内に「3つの家族」のラインを走らせ、視聴者にとって身近な世界観を提示した。1つ目は、下宿先の白鳥家で頼りになる兄貴分として家族同然に生活している東光太郎の私生活。2つ目は公務。光太郎の所属する防衛チーム「ZAT（ザット）」には個性的なメンバーが集い、事件に対して皆が前向きに取り組み、互いをカバーし合う家族的ムードに溢れている。そして3つ目はウルトラファミリー。愛の象徴・ウルトラの母、強さと優しさの体現・ウルトラの父、時に厳しく教え導いてくれるウルトラ兄弟たち。この3つのラインが交錯しながら、作品全体的にアットホームな雰囲気が満ち満ちていた。様々な家族の様相を取り込み、ちょっぴり非現実の物語世界の中でタロウやウルトラファミリー、ZAT隊員の活躍に共感しながら、子供たちが自分の家族、友達、日々の生活について考えることもできる。そういった縦軸を全編に通したところも『タロウ』の大きな魅力だ。

スタッフ

プロデューサー：熊谷健・橋本洋二／監督：山際永三・吉野安雄・筧正典・岡村精・深沢清澄・山本正孝・高橋勝・真船禎・前田勲
音楽：日暮雅信
制作：円谷プロダクション・ＴＢＳ　他
キャスト：東光太郎隊員・篠田三郎／朝日奈勇太朗隊長・名古屋章／荒垣修平副隊長・東野英心／南原忠男隊員：木村豊幸／北島哲也隊員：津村秀祐／西田次郎隊員：三ツ木清隆／森山いずみ隊員：松谷紀代子　他
TV放送開始年月：1973年4月