【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】戦艦を宇宙に打ち上げる!?驚きがいっぱいの宇宙世紀ブースター特集第2弾!

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ついに明らかとなったネオ・ジオン残党の目的。それを阻止すべく動き出すヨーンたちデルフォイ隊ですが、地球連邦軍からの増援はなく限られた戦力での作戦決行を求められます。

 

月刊コミック電撃大王で連載中の『機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス』に登場する人物や用語を解説していく連載記事。今回は、デルフォイ隊の作戦に欠かせない艦艇用ブースターについて触れていきます。MS用ブースターについて解説した前回『審判のメイス』の記事も併せてチェックしてくださいね。

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▲ガンダム[グリンブルスティ]を擁するとはいえ、隊の戦力は十分ではありません。

 

艦艇用ブースター。地球からの打ち上げに使われた一年戦争の影の立役者

一年戦争も終盤に差し掛かった宇宙世紀0079年12月上旬、地球連邦軍は地球上で建造した艦艇を一斉に宇宙へ打ち上げる計画を実行します。この打ち上げに際して使用されたのが、艦艇用の大出力ブースター。これは中世期のスペースシャトルなどと同じく、地球の重力から離脱するためのもので、使用後は軌道上で艦艇から切り離されます。

 

こうして一年戦争序盤で大打撃を受けた宇宙艦隊は再建され、地球連邦軍はソロモン攻略戦やア・バオア・クー攻略戦といった決戦に臨むことができたのです。

 

 

艦艇用ブースターの仕組み

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打ち上げ後は最後部の第1段ブースターから順に使用。巨大な艦艇を軌道上にまで打ち上げるほどの推力を有していました。地球連邦軍が艦艇の打ち上げに使用したブースターは艦の後部に取りつけるタイプのもので、2段式になっていることがわかります。図はサラミス級ですが、マゼラン級も同じものを使用しました。

 

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画像はジャブローからの打ち上げの様子です。一度に数隻が打ち上げられましたが、ジオン公国軍の攻撃で撃破された艦艇もあったようです。

 

このように地上からの打ち上げのために使用された艦艇用ブースターですが、その加速性能を利用して今回のデルフォイ隊の作戦のように宇宙でも使用されるケースが稀にあったとされます。

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デルフォイ隊のサラミス改級はラビアンローズ級ドック艦「ロサ・ギガンティア」でブースター取り付け作業を終え、決戦の地へと向かいます。

 

 

デルフォイ隊の作戦の鍵を握るもうひとつのブースター

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そして今回のデルフォイ隊の作戦には、艦艇用以外にもう1つある巨大なブースターが用意されています。このブースターはかつてネオ・ジオンが占拠していたコロニーで発見されたもので、評価試験のためにロサ・ギガンティアに持ち込まれていたものでした。デルフォイ隊のクリスティアン艦長はこの偶然を利用し、大胆な作戦を立案するのですが――この続きはぜひコミックでお楽しみください!

 

もちろん、電撃ホビーウェブでは引き続き作戦に用いられる装備やその設定を紹介していきますので、併せてチェックしてくださいね!!

 

 

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