可変MAアッシマーのTR計画への関与とドラム・フレームの重要性を解説!『機動戦士Zガンダム』公式外伝「ADVANCE OF Z」イラスト連載、更新!!
各種強化パーツの装備と運用をするため、それらを搭載するフレーム構造には極めて堅牢なものが必要とされました。そのために研究・開発されたものが「ドラム・フレーム」です。ドラム・フレームは、TR-3[キハール]の宇宙用で実験され、そこで得られたデータがTR-6[ウーンドウォート]に活かされました。また、TR-3[キハール]地上用はインレの護衛機のテストに供された、TR-6の強化パーツである飛行ユニットの開発と完成にも大きな影響を与えたのです。
アッシマーをTR計画において改修した機体が、TR-3[キハール]です。宇宙用と地上用が試作型でそれぞれ異なるシステムが実験され、それらがTR-6やその強化パーツの開発に役立てられました。
●NRX-044 アッシマー
U.C.0085に完成した、大気圏内用の可変MAリフティングボディ構造による高い空力特性が特徴。なお本機の可変システムには、ムーバブル・フレームではなく、ドラム・フレームが採用されています。
●TR計画での運用
上からNRX-044(R) 試作アッシマーTR-3[アッシマー]の大気圏内用と宇宙用。それぞれ、TR-6用飛行パーツの、ドラム・フレームの開発実験機として運用されました。そこで得られた技術を用いてTR-6用のキハールIIユニットが開発されたのです。
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(C)創通・サンライズ イラスト/藤岡建機