『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』がガンダムエース4月号より毎号連載に!さらに『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』が電子書籍化!

更新日:2018年2月26日 14:39

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文●千葉智宏(スタジオオルフェ)/編集●電撃ホビー編集部

月刊「ガンダムエース」にて不定期連載されていた『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』が、2018年2月26日発売の4月号から毎号連載! また、同日には単行本第2巻が発売されます。

 

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本作は『アストレイ』シリーズの最新作。宇宙ステーション「アメノミハシラ」から世界を守護するロンド・ミナ・サハクが、自身の後継者となる「天空の皇女」を選ぶために2人の少女を呼ぶところから物語は始まります。選ばれたのは、孤児のラス・ウィンスレットと、傭兵部隊サーペントテールのメンバーである風花・アジャー。2人は、ミナの指示で世界中を見て回りながら多くのことを学んでいきます。そして次々と起こる事件。その裏にはある人物の関与が疑われますが……。

 

『アストレイ』シリーズの初期から登場している人気キャラのロンド・ミナ・サハクが、母となり後継者を選ぶという驚きの設定で開始された本作。物語の一番の関心事である「だれが天空の皇女になるのか?」について、第2巻で早くもその答えが描かれています。

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>>コミックウォーカー『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』ページ

 

本作の魅力として、すでに第1巻を読まれた人ならご存じのように、『アストレイ』シリーズのキャラが総出演している点があります。第1巻に収録されたエンカウント4では、「電撃ホビーマガジン」に連載されていた『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B』から、ダンテ・ゴルディジャーニと、エルザ・ヴァイスのコンビも登場。ときた洸一氏の作画によって、小説版では見られない豊かな表情の2人を楽しめて、2人のファンなら見逃せないエピソードとなっています。

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また、『アストレイ』の魅力の1つは、多彩なキャラたちとバリエーションに富んだメカニックでしょう。注目すべき機体として、新キャラであるフェアネ・スツヴァイクレが自ら設計し駆る「ロードアストレイ」があります。「王道ではない」という意味を持つ「アストレイ」に対して、「王道を往く」という意味の「ロード」の名を冠する新型アストレイ。さらにこの機体、現在登場中の姿は開発中のものであり、今後、よりパワーアップがなされるらしいのです。どんな姿と能力を得るのか興味が尽きないですね。

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さらに、ロンド・ミナ・サハクの後継者である「天空の皇女」のために用意された白いゴールドフレーム天(正式名称は、物語のネタバレになるのでここでは伏せます)も登場。現在はゴールド天ミナの黒い装甲が白く変わっただけですが、こちらも強化案が用意中とのことで、目が離せません。

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ホビー関連の注目として、METAL BUILDで発売された「パワードレッド&150ガーベラ・ストレート[パワー] オプションセット」に関連するエピソードもあげておきたいですね。もともとは150メートルという巨大な日本刀であった150ガーベラ・ストレートですが、METAL BUILDでは[パワー]の名が追加され、刃がなく柄だけの武装へと変貌。なぜそうなったのか、その謎の答えが本作の中で描かれます。

 

 

『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』の電子書籍化にも注目!

『アストレイ』関係のニュースをもう1つ。電撃ホビーマガジンに連載されていた『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』が、新たに電子書籍になりました。紙版は長らく入手しづらい状態にありましたが、一気に解消されることに。『VS ASTRAY』の物語は、ライブラリアンを名乗る謎の組織とアストレイメンバーの戦いを描くもの。登場したモビルスーツの多くがガンプラとして商品が発売されました。

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>>ブックウォーカー『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』ページ

 

『VS ASTRAY』は、『天空の皇女』の直前の物語であるため、2作品に共通して登場する要素も多いです。とくに『天空の皇女』の第2巻でその存在感を大きくしているロンド・ミナ・サハクの弟であるロンド・ギナ・サハクについては、『VS ASTRAY』を読むことで、より深く理解することができると思います。

 

今後も『アストレイ』シリーズは、ファンを楽しませてくれるでしょう。

 

 

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