『機動戦士MOONガンダム』の作品が早くも登場!?電撃ガンプラアカデミー2018年2月編

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アニメ『ガンダムビルドダイバーズ』の放送まで1カ月を切った今日この頃。皆さんも負けじとガンプラを作っていることでしょう。さて今回は、2018年2月1日~2月28日までに届いた作品の中から、サクライ総統がピックアップした5作品を紹介。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です!

 

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サクライ総統イチ押しの5作品

ラプラス紛争時のハイニュー

作品名:ラプラス紛争時のハイニューガンダム(ヤクトさん)

いいですねえ。模型のフィニッシュワークには流行りがあり、今はウェザリング塗料の充実も伴って、AFV的な汚し仕上げを目にすることが増えてきました。なので、ヤクトさんのような仕上げは最近見ることがほとんどなくとても新鮮。Hi-νガンダムというチョイスもとても似合っていると思います。ワンダースクールのプロフィール欄には「エアブラシに憧れを~」とありますが、エアブラシを入手してもこの作風は捨てないでくださいね。これは筆塗りでしかできない仕上げ法ですから!

 

1100-MGスクラッチ-ヘイズル

作品名:1/100 MG+スクラッチ ヘイズル・ラー(七式さん)

MGでヘイズルが発売になるとは……。電撃ホビーマガジン誌で『A.O.Z.』作例を毎月のようにスクラッチをしていた僕にとってはいい時代になったものだとしみじみしています(笑)。ヘイズル・ラーを全スクラッチとなると気が遠くなる作業ですが、「MGの発売をきっかけに、どうしても作りたかった~」の気持ちは本当によくわかります。とはいえ自作部分も多いので、実際に立体化してしまうにはかなりの情熱が必要で、ヘイズル・ラーへの愛情の深さが伝わってきます。この機会に『A.O.Z.』ネタでたくさん作ってください!

 

HGUC-ムーンガンダム/U_NM-D

作品名:HGUC ムーンガンダム(U_NM-Designさん)

早いですねぇ(笑)。U_NM-Designさんも仰っていますが、完全な設定が発表になっていないからこその楽しみ方ってありますよね。全身設定や画像が発表されてしまうとそれを再現することが目的になってしまうので、とてもいいタイミングでの正しい楽しみ方ではないでしょうか。現在公表されている画稿と照らし合わせてみると、ミキシングの元にしたキットのチョイスもいいセンスをしていると思います。いつかは設定が発表されてキット化されるかもしれませんが、そうなってもこの作品を大切にしてくださいね。

 

MG-GM-type-C/MSgpoさん

作品名:MG GM type C(MSgpoさん)

純粋な工作技術と塗装技術においては今月ベスト1だと思います。繊細で丁寧なグラデーションの技術、腕や脚の細かな角度まで気を遣った素立ちポージングのセンス、絶妙な写真の画角やバックとの色合いなど、ご本人の几帳面な性格が反映されている作品ではないでしょうか。確実にキットレビューで雑誌作例を依頼できる技術でしょう。アイテムのチョイスもシブいです。この作品、僕が欲しいくらいです! 部屋に飾っておきたいな(笑)。

 

アナハイムからエウーゴへ…

作品名:アナハイムからエウーゴへ…(mokoさん)

いやぁ……この発想はなかった(笑)。10数年前、オフィシャルで『A.O.Z.』に関わっていましたが、そういう仕事をしていると与えられたデザインやカラーリングを忠実に立体化することに全力を注ぐので、このカラーリングには衝撃を受けました。ヘイズルはトリコロールカラーも似合うものだと、今さらながら本作品から教えられましたね。ヘリウムコアが黄色ではなくグレーに塗られているあたりに何かの拘りを感じますね。

 


サクライ総統の総評

今回もたくさんのご投稿ありがとうございます。ここ数カ月常連さんの投稿が増えてきて、本コーナーを活動のベースにしてくれていることがわかるので嬉しく思っています。

 

多種多様な皆さんの作品を見ていると、模型製作って本当にありとあらゆる技術が必要な趣味だと改めて思います。ゲートやパーティング、合わせ目などの各種ライン処理や組み上げ・改造などの工作技法。エアブラシによるグラデーションからドライブラシなどの筆を使った塗装スキル。油彩やエナメルを使った絵画的な描法、加えて曲面や凸凹面にデカールをきちんと貼り、LEDを駆使し電飾を行うための知識と技術。「こんなに多種多様な技術を習得するホビーもあまり存在しないのでは?」と思ってしまいます。野球でいえばバッティングと守備に加え、あらゆる変化球を使いわけるピッチング技術。心理的な駆け引きから監督としての状況判断……。音楽に例えれば、ギター・ベースという弦楽器を弾けるだけでなく、ピアノという鍵盤楽器もたしなむ。さらにドラムも叩けるうえにヴォーカルも担当できるといった、ありとあらゆる楽器を使いこなすマルチプレイヤーみたいなものです(笑)。そう考えると本コーナーに投稿してくれた皆さんは、これらすべてをクリアしているわけで奇跡的なことだといえるでしょう。

 

とはいえ、模型作りのなかで工作が好きな人もいれば、塗装が楽しいという人もいるでしょう。電飾作業に命を燃やす人も、デカールワークを追求する人もいるので、それぞれが得意で楽しいと思う部分を突き詰めていけばいいと思います。最終的にはそれが個性になり作風になるわけですからね。

 

僕は最近、月~金は皆さんと同じに仕事モデリング。土日の週末は趣味プラモと時間を使いわけることにしています。「この2日間の“ウィークエンドモデリング”でどこまでいけるか!?」をしばらく突きつめてみようかなと。見せられるものができたら、電撃ホビーウェブ「趣味でプラモデル」にて公開しますのでよろしくお願いします。では今後もたくさんのご投稿お待ちしております。


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

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