ボードゲームは頭に良い!?スマホゲーム&ボードゲームを使った前頭葉の働きに関する調査結果が公開!

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マテル・インターナショナルは、ボードゲーム「ブロックス」が脳血流に与える効果について実証実験を実施。このたびその結果が公開されました!

 

実験では、親子がペアとなりスマートフォンを使って通信対戦するゲームアプリ(以下、スマホの対戦型ゲーム)とボードゲーム「ブロックス」で遊んでいる最中の脳の働きについて調査されました。

※実験の詳細は下記を参照。

 

 

「ブロックス」で遊んでいる最中に前頭葉の働きがより活性化!

ボードゲーム「ブロックス」で遊んでいる時とスマホの対戦型ゲームで遊んでいる時の脳の働きを比較したところ、「ブロックス」で遊んでいる時の方が“脳の司令塔”である前頭葉の脳血流量が増加し、より活性化していることが明らかに。

 

●ボードゲーム「ブロックス」で遊んでいる時とスマホの対戦型ゲームで遊んでいる時の脳血流量画像(被験者4名平均)

※マテル・インターナショナル調べ

 

 

「先を読む力」と対面で一緒に遊ぶからこそ生まれる「コミュニケーション」が鍵

さらに、ゲーム開始時からゲーム終了時までの脳血流量の変化について分析したところ、スマホの対戦型ゲームで遊んでいる際の脳血流の動きに比べ、ボードゲーム「ブロックス」で遊んでいる時の脳血流の方が、ゲーム中盤から終了直前にかけて脳の働きが、右肩上がりで活性化されていること明らかになったそう。

 

●ボードゲーム「ブロックス」で遊んでいる時とスマホの対戦型ゲームで遊んでいる時の脳血流比較(被験者4名平均)

※マテル・インターナショナル調べ

 

ボードゲーム「ブロックス」では、終盤になればなるほどピースを置けるマスが少なくなり、限られたマスと残されたピースの数や形を見比べたり、相手の次の動きを考えたりしながらゲームを進める必要があります。また、対面で一緒にプレイする人とコミュニケーションをとり、時には相手の戦略を読むこともあります。同社では、こうした勝利のために必要な意思決定のための「先を読む力」や「コミュニケーション力」によって、集中力やプランニング力、社会性を司る脳の「前頭葉」が活性化したと分析しています。

 

 

実験を監修した、杏林大学名誉教授 古賀良彦氏のコメント

戦略性&プレイヤー同士のコミュニケーションが脳を活性化させると考えられます。スマホの対戦型ゲームと比較して、ボードゲーム「ブロックス」で遊んでいる時により脳が活性化したのは、常に相手の先を読むような戦略性を必要とする点や、目の前にいる相手とのコミュニケーションを自然とうながす点が関係していると考えられます。

 

●古賀良彦(杏林大学名誉教授・医学博士)

昭和21年東京都世田谷区に生まれる。昭和46年慶應義塾大学医学部卒業後、昭和51年に杏林大学医学部精神神経科学教室に入室。その後2年に助教授、平成11年に主任教授となり現在に至る。日本睡眠学会名誉理事長、日本ブレインヘルス協会理事長、日本薬物脳波学会副理事長、日本臨床神経生理学会名誉会員、日本TMS研究研修センター理事長などを務める。

 

実験内容

ボードゲーム×脳血流調査

  • 実験対象ゲーム:ボードゲーム「ブロックス」/スマートフォンの対戦型ゲーム
  • 実験施行日:2018年4月21日(土)
  • 監修・実施:古賀良彦(杏林大学名誉教授・医学博士)
  • 計測機器:スペクトラテックの「Spectratech OEG-SpO2」を被験者の頭部に装着し、ゲーム中の前頭葉16 部位の脳血液量(酸素化ヘモグロビン(oxy-Hb))を測定し分析。酸素化ヘモグロビン濃度の変化を観察し脳の活動状態を検証
  • 被験者:小学2年生~5年生の男女4名(男子2名、女子2名)と各被験者の親(1名ずつ)

検証方法

  • 被験者は、それぞれの父親もしくは母親と2 種類の実験対象ゲームで対戦
  • 2種類のゲームで遊んでいる際の、被験者の脳血流量を測定し、脳の活動状態を検証
  • 各ゲームで対戦する前後に、気分およびそれぞれの親に対する情緒測定アンケートを記入

 


 

 

人気ボードゲーム「ブロックス」について

「ブロックス」は、赤・青・緑・黄色の各21個の形の違うピースを使用して遊ぶ、最大4人プレイ対応のボードゲーム。ボードのマスに、同じ色のピース同士の角と角がつながるように置いていき、全員がピースを置けなくなったら終了。より多くのマスにピースを置いたプレイヤーが勝者となります。

 

 

シンプルながらも頭を使うため、世界50カ国以上で子どもから大人まで幅広い年齢層のユーザーから支持を集めています。日本では、知育性と戦略的ボードゲームとして小学校のカリキュラムに組み込まれたり、社内研修のツールとしても使用されることもあるそうです。

 

DATA

ブロックス

  • 価格:2,800円(税抜)
  • 発売中
  • 対象年齢:7歳以上
  • サイズ(cm):W26.7×D3.8×H26.7
  • 発売元:マテル・インターナショナル

 

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