【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】佳境を迎えた「審判のメイス」阻止作戦。作戦に投入された両勢力の戦力をチェック!!

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「月刊コミック電撃大王」で連載中の『機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス』。地球への「彗星落とし」を実行しようとするネオ・ジオン残党と、それを阻止に出たヨーンたちデルフォイ隊。決着の刻を迎えつつある、両勢力の戦力をもう一度振り返ってみましょう。

 

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デルフォイ隊の切り札は、ヨーンの駆るガンダム[グリンブルスティ]。しかしネオ・ジオン残党も、戦力の要としてサイコミュ搭載機――ハンマ・ハンマを配備していたのです。

 

 

デルフォイ隊の戦力

ネオ・ジオン残党の真の作戦目的が判明したにも関わらず、地球連邦軍からデルフォイ隊には限られた増援が送られたのみでした。そのためデルフォイ隊は、3隻の艦艇と13機の保有MSのみでの作戦実行を強いられることとなったのです。

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地球連邦軍はデルフォイ隊に作戦の許可こそ出しましたが、送られてきた増援はわずかでした。その背景には、たとえデルフォイ隊が作戦に失敗しても地球連邦軍には最終迎撃手段があったこと、そして「ガンダム」の活躍を疎む者たちの思惑があったのです。

 

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【艦艇】

上記の事情により、デルフォイ隊はデルフォイほかシラクサ、カタニアの3隻の巡洋艦のみで作戦に臨むことに。それぞれの艦艇には、彗星を追撃するための加速用ブースターを装備していました。
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戦闘中、艦橋付近にダメージを負ったカタニアは沈黙してしまいます……。

 

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【モビルスーツ】

作戦にあたってMS部隊は二分されました。1つはエスター少尉が搭乗するジムIII・Dが率いる部隊で、バーザムとジムIIIを中心に構成されていました。この部隊はシュツルム・ディアスを含む敵主力との交戦を目的としていました。

 

そしてもう1つがヨーンのガンダム[グリンブルスティ]とアイリスのジムIII・D、2機だけの部隊です。この部隊の目的は彗星に取り付ける小型核パルス・エンジンの護衛と、彗星で待ち受けているであろうハンマ・ハンマを退けることでした。

ph07バーザムはグリプス戦役期における連邦軍の主力機。機体色と武装が変更されています。

 

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エスターのジムIII・Dは、シュツルム・ディアスと名勝負を繰り広げます。

 

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JFKも旧ザクで参戦し、デルフォイの守備を担いました。

 

 

ネオ・ジオン残党の戦力

これまでの戦闘でMS戦力を失っていたネオ・ジオン残党は、制圧した小惑星基地・ダモクレスでジムIIIを鹵獲したことで戦力を回復させました。シュツルム・ディアスやハンマ・ハンマといった高性能機も有していますが、それでもMSの数ではデルフォイ隊に劣っており、彼らにとっても決して作戦実行は容易ではない状況でした。

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【艦艇】

サラミス改級ウェストサハラを旗艦とし、ほかに2隻のムサイ級を戦線に投入していました。ただしムサイ級2隻は自動砲撃を行うのみで、艦としての運用はほぼできない状態でした。

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戦闘開始直後の砲撃戦で、ムサイ級のうち一隻がエンジンブロックに被弾しています。

 

【モビルスーツ】

デルフォイ隊との度重なる戦闘でリゲルグやガザCを失っていましたが、シュツルム・ディアスとハンマ・ハンマのエース機は健在でした。前者はガザCなどを率いてデルフォイ隊MS部隊と正面から激突し、後者は彗星に降下してその護衛を担ったのです。

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ハンマ・ハンマはわずか1機で彗星を防衛にあたります。

 

ph13シュツルム・ディアスに乗るアルノーは、自ら先陣を切りつつ部隊を指揮します。

 

各作戦における戦略や戦術などが細かく設定されている点が、『ガンダム』シリーズの魅力です。次回の電撃ホビーウェブでは「審判のメイス」阻止作戦の流れを解説していきますので、お見逃しなく!!

 

 

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