ガンダムTR-6とその巡航形態について機能を徹底解説!!『機動戦士Zガンダム』公式外伝「ADVANCE OF Z」藤岡建機氏描き下ろしのイラスト連載、更新!!
「MSの航続距離の延長」。これは、MSが実戦に投入されて以来の問題でした。「TR計画」では、[フルドド]、そして[フルドドII]にブースターを装着した「巡航形態」によって、解決を図りました。ガンダムTR-1において、この試みは成功し、ブースターを生かした一撃離脱戦法が可能となっただけではなく、第3世代MS相当の能力を獲得したのです。そしてガンダムTR-6では、ガンダムTR-1と[フルドド]のデータを反映して開発した[フルドドII]を機体の一部に組み込んだ設計となっています。また、ガンダムTR-1とガンダムTR-6はその開発や改修にあたって相互にデータを反映。これはガンダムTR-1側での大幅な機能強化に繋がり、TR-6用の強化パーツを組み込んだ機体なども運用されています。
ブースターはガンダムTR-5で開発・テストが行われました。[ヘイズル・ラー]第2形態クルーザーモードは、[ウーンドウォート・ラー]クルーザーモードへと繋がっていることが分かります。逆に[ハイゼンスレイII]用の強化パーツを組み込んだ、[ハイゼンスレイ]なども運用されました。
●RX-124 ガンダムTR-6[ウーンドウォート・ラー]クルーザー形態
ガンダムTR-6[ウーンドウォート]に[フルドドII]が合体した、[ウーンドウォート・ラー]にブースターを装着した形態。全長は大きくなりましたが、極めて大きな機動力と推進力を獲得。高高度迎撃なども可能な機能を有します。
>>『A.O.Z Re-Boot』描き下ろしイラスト連載まとめ
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(C)創通・サンライズ イラスト/藤岡建機