バンプレストが一番キャッチャーONLINEから送り出す、渾身のアイテム!「機動戦士ガンダム00 PAREIDOLIA FIGURE -EXIA REPAIR-」、その全貌に迫る特別インタビュー【前編】

更新日:2018年9月28日 16:48

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バンプレストが運営する、パソコンもしくはスマートフォンでプレイできるネットクレーンゲーム「一番キャッチャーONLINE」。今回、そのネットクレーンゲーム用の景品として『機動戦士ガンダム00』より、ガンダムエクシアリペアが参戦決定! “錯覚”を意味するブランド名、「PAREIDOLIA(パレイドリア)」を携えた野心作、原型は綿密な設定交渉に基づく、帰納法的な精度の高いモデリングで知られるstudioRECKLESSの小松原博之氏!

 

⇒一番キャッチャーONLINE 機動戦士ガンダム00 PAREIDOLIA FIGURE -EXIA REPAIR-

 

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今回はその小松原博之氏と、バンプレスト・開発担当の古田氏をお迎えして、この「機動戦士ガンダム00 PAREIDOLIA FIGURE -EXIA REPAIR-」の魅力を語っていただきました!

 

pareidolia_interview_01_02小松原博之(こまつばら・ひろゆき)

クリエイティブチーム、studioRECKLESS代表。 商業原型、造形プロデュース、コスチュームデザインなど、多岐にわたって活躍する。ガンダム系の立体も多く手がけ、その精緻な造形、帰納法的なモデリングで人気を博す。

 

pareidolia_interview_01_03古田剛(こだ・たけし)

バンプレストプライズディビジョン・開発担当。小松原氏とタッグを組んでさまざまなプライズを世に送り出してきた。

 

 

――今回の「機動戦士ガンダム00 PAREIDOLIA FIGURE -EXIA REPAIR-」は、新プラットフォームの一番キャッチャーONLINE専用の景品になるとお聞きしています。

 

▲パレイドリア ガンダムエクシアリペア。小松原氏による完成度の高い造形が魅力の逸品だ。

▲「機動戦士ガンダム00 PAREIDOLIA FIGURE -EXIA REPAIR-」。小松原氏による完成度の高い造形が魅力の逸品だ。

 

古田:一番キャッチャーONLINEはお客さんに提供する新しいプラットフォームです。ネット上で登録して、コインをチャージ(購入)<※>していただければいつでもプレイできますし、失敗するたびに獲得率がアップしたり、ある一定のプレイ代金を投入していただくと、それ以降のプレイ代金の追加無しで景品を1つ獲得できるまでプレイできる「フリープレイモード」があったりするのが最大の魅力です。もちろん1回で取れるかもしれないし、取れなくても一定の金額まで投資すれば必ず取れる。この「決して無駄にならない」という部分はバンプレストが本気で取り組んでいます。これから、エクシアリペア以外のキャラクターでもやっていく予定です。また、ラインナップも一番キャッチャーONLINE専用になっているので、そこも今後お客さんには楽しみにしていただきたいところですね。

 

――プレイしてから、じっさいのアイテム到着までの時間はどれくらいになるんでしょう?

 

古田:2019年1月下旬頃を予定しています。もちろんものにもよりますけど。フィギュアを作るのですこし時間がかかってしまいますが、なるべく早めにお届けします。

 

――一番キャッチャーONLINEのガンダムシリーズ第1弾に、エクシアリペアが選ばれた理由はなんなのでしょうか。

 

古田:じつは、社内で以前から「エクシアリペアをやろう」と決まっていたんです。この「パレイドリア」というコンセプト、ブランド第1弾にもなったんですけど、最初はそれもなかった。弊社には「豪塊」という、異なるブランドがあるんですがそちらで企画がずっと進んでいたんですね。それを私が担当として渡されて、「今回も小松原さんにお願いするしかないな」と依頼させていただきました。

 

小松原:じつは、宇宙世紀もの以外のアイテムを任せていただくのは初めてなんです。

 

古田:そうなんです。小松原さんといえば「studioRECKLESS」というディーラーブランドで、ガレージキットとして多数のアイテムを出されてますけど、プライズということで形態こそ違いますが、ガレージキットよりも手に入りやすく、お安く提供できるんじゃないかと。

 

▲熱の入る古田氏と、自身の造形観を語る小松原氏。ふたりの二人三脚で今回のエクシアは完成しています。

▲熱の入る古田氏と、自身の造形観を語る小松原氏。ふたりの二人三脚で今回のエクシアは完成しています。

 

――古田さんと小松原さんとは、長いお付き合いなのですか?

 

小松原:もう10年以上ですよね。

 

古田:かつての上司からの紹介で、「DXハイスケールモデル」のガンダムやF2ザクを一緒に取り組んでいます。僕も昔から『機動戦士ガンダム』のアニメシリーズは全部見ていて、ガンプラやトイもいちユーザーとして遊ぶんですけど、小松原さんは私の好みの造形をされる方で、昔から「ガンダムをやるんだったら小松原さんしかいない」とお願いしています。ただ、今回のエクシアリペアはやってみた感じ、僕の中で違和感があったんです。勝手なことですが、「小松原さんをもっと出せないともったいないな」と。そこでーから企画をやり直そうと。小松原さんの良さを活かしつつ、題材は変えずに。……というところがまずスタートでしたね。

 

小松原:僕はガンダムの作品世界観を徹底的に調べ上げて、時代背景から何からすべてを考察して立体を作るのが普段のやり方なんです。もしその機体が実在したら、と。基本的に宇宙世紀ものだけやってきたので、エクシアリペアが来た時点で「おっ」と思いましたね。でも、エクシアリペアは好きな機体だったので、そこは良かったです。ただ、今回のお話を伺っていくと、精密造形や考察といった、普段のやり方とは違うものを僕に望まれているんだな、と感じました。そのときはやっぱりちょっとドキッとしたというか、方向性としてすごくアーティスティックなものを求められているのかな、と。でも、なかなかそういう仕事も回ってきませんし、新しいものを表現するチャンスだと考えて、「やりましょう」と。最初は見栄を切ったポーズや、機械の持つ躍動感を表現していたんですけど、古田さんの中では「ちょっと違うかな」というのが芽生えたらしく、僕も能力がまだ古田さんの要望を満たせていないのかな、ヤバいかな、なんて思ったりもしましたね。

 

古田:小松原さんのテクニックがないというより、僕の中で決められたお題とのマッチングに違和感があったんです。それで「ガラッと変えましょう」となりました。

 

――普段の小松原さんの考察や文脈を大事にするスタイルをいったん度外視して、今回のエクシアリペアは造形されたんですね。

 

古田:プライズでは、マニアックな方だけでなく幅広い層、ウェブで一見してこれが欲しいと言うお客さんもいらっしゃるので、そういった皆さんに多少なりともインパクトを与えたいんです。ただ、インパクト重視の著しいアレンジは、いままで流れた企画や、僕自身のリサーチもあって、極端な言葉ですが「求められていないのでは」という考えがありました。

 

小松原:著しくアレンジするのは簡単なんですね、言ってしまえば。そうではなくて、王道のエクシアリペアのシルエットは変えずにちょっとした小技で、考察という手段ではなく、立体そのものを楽しんでいただきたい。今回は段差を作ったり、曲面を山なりの平面で表現してわざと陰影を入れてみたり。スジ彫りでゴテゴテさせず、お客さんが見てうるさくない範囲での情報量を保つ、ということを心がけています。だから基本のエクシアの造形ラインを暴走させたり、著しいアレンジを加えたりといったことはせずに、造形するよう心がけています。

 

古田:パーツの抜き方向など、生産面での課題はこれからクリアしていきますが、小松原さんにはそれも意識した原型を作っていただいているので、バランスをとっていただけています。世界で一品ものを作ろうと思えば、それはもちろん作れてしまいますけど、そこは製品なので。量産も意識しつつ、その上で原型作業をやってもらっています。僕は小松原さんのお仕事を信用しているというか、勝手にいちファンとして好きなんです。ただ、開発したアイテムを手に取るユーザーや、市場に関してはイメージを持っています。なので、そこに合わせていただく作業は最初の段階でお願いしています。造形に関しては何をいうでもないんです、あがってくると「うお、格好いいな!」と思うだけなので(笑)。

 

▲小松原氏のイメージに沿って、面や段差で情報量を加えられたエクシアリペア。

▲小松原氏のイメージに沿って、面や段差で情報量を加えられたエクシアリペア。

 

――今回の題材となったガンダムエクシアは、デザインやバランスの解釈が非常に多い機体です。小松原さんのなかではどんなイメージで造形されたのでしょうか。

 

小松原:ずば抜けてこれ、と言うものは存在しないんですけど、設定画だけだとちょっと情報量が足りないかな、と。あとは各社さんのエクシアも見させて頂いて、なるべくディテールの雰囲気が重ならないように。似たようなものというのはどうしても出てきたりするんですけど、極力そこは気を付けています。造形にあたっては、基本的に『機動戦士ガンダム00』のファンの方は、極端なアレンジを求めていないように感じていました。エクシアのガレージキットがイベントで少ない、という理由のひとつがそこにある。最初、僕が持っていたスマートな感じのエクシア感は出したかったんですが、ほんのちょっと太めでもいいのかなというところで、太ももを太くしてみたり、肩を少し厚めにしてみたりと、マントのバランスに負けない調整はしましたね。

 

――マントありきの、エクシアリペアならではのバランスという。

 

小松原:そうですね。マントは造形していくうち、どんどん大きくなっていったので、それに対してあまり本体が貧弱になってしまっても困る。目に入ってくるところとして、太ももや肩がバンと張っていたりとか、武器(GNソード)が多少オリジナルよりも大きく表現されていた方がバランスとして整うかな、と。あまり宇宙世紀のガンダムではやらない作り方です。

 

▲設定より心持ちの大型化がなされたという右腕のGNソード部分。バックショットも様になっています。

▲設定より心持ちの大型化がなされたという右腕のGNソード部分。バックショットも様になっています。

 

後編では、いよいよ「パレイドリア」というブランド名のもとになったギミックに迫ります!

 

⇒「機動戦士ガンダムoo PAREIDOLIA FIGURE -EXIA REPAIR-」
開発者インタビュー後編

 

 

C3AFA TOKYO バンプレストブースで「一番キャッチャーONLINE」がお得な設定でプレイ可能!

C3AFA TOKYO バンプレストブース内にある「一番キャッチャーONLINE」コーナーに設置されている専用の二次元バーコードからアクセスすると「一番キャッチャーONLINE 機動戦士ガンダム00 PAREIDOLIA FIGURE -EXIAREPAIR-」が通常よりもプレイ代金、獲得率ともにお得な設定でプレイできます! このキャンペーンはC3AFA TOKYO開催期間限定なのでお見逃しなく!

  • 1プレイ代金:100バナコイン(通常200バナコイン)
  • 獲得率:通常より大幅アップ!
  • 稼働期間:2018年8月25日(土)10:00~8月26日(日)17:15

 

 

DATA

一番キャッチャーONLINE
「機動戦士ガンダム00 PAREIDOLIA FIGURE -EXIA REPAIR-」

  • ネットクレーンゲーム景品
  • 全1種
  • サイズ:全高約18センチ
  • 原型製作:小松原 博之(studioRECKLESS)
  • 製造元:バンプレスト
  • 1プレイ代金:200バナコイン
  • 配送料:500バナコイン
  • 稼働期間:2018年8月25日(土)10:00~2018年9月30日(日)23:59
  • 配送時期:2019年1月下旬より配送予定

<※>プレイするには、「バンダイナムコID(BNID)への会員登録」(無料)と「バナコイン」(バンダイナムコID対応の各種サービスで、使用可能なコイン)のチャージ(購入)が必要になります。

 

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