バンプレストのプライズ景品を全種投入!?話題の店舗「namcoイオンモール名取店」に潜入！

公開日：2018年11月14日 07:00更新日：2019年5月9日 15:27

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電撃ホビー編集部

バンプレストのプライズ景品を全種投入!?　話題の店舗「namcoイオンモール名取店」に潜入！

店長：原田純次さん

バンダイナムコアミューズメントに入社して12年目。namcoイオンモール名取店にてストアマネージャー（店長）を務める。

■「ここに来れば確実にある」それが強み

－－どういった経緯でバンプレストさんの景品を全種取り扱うことにしたのでしょうか？

原田：実は全種取り扱いは先代の店長が始めたことなんです。競合店が多い大阪や東京よりも、「ここなら全種そろっている」というこの宣伝効果が高いと考えての取り組みだったと聞いています。普通は店舗スペースなどの都合でどうしても取り扱い点数が限られてしまうのですが、このイオンモール名取店は弊社のなかでは東北地方で最大級の大きさとプライズ景品の売上を誇る店舗なので、こうした取り組みが可能でした。

－－どのような効果がありましたか？　またお客さんの反応は？

原田：他店では扱いが少ないコアな景品もそろっていることで、その景品目当てで来てくださる方は多いですね。熱心なファンの方ですと展示してる入荷予告のポスターなどを事前チェックして来て下さることもあります。

－－「全種ある」というよりは「その人が欲しいものがある」ことが大事なんですね。

原田：そうですね。他の店ではあるかどうかわからないものが、「ここにくれば確実にある」ということが強みになると思っています。ただ、宣伝不足を実感しておりまして「ここにくれば確実にある」ことをお客様にどう伝えていくかが今後の課題ですね。

■店長ってどうやってなるの？

－－そもそも原田さんはどういった経緯でこの名取店の店長となられたのでしょうか？

原田：もともとお客様と直接関わる仕事がしたいと考えていて、最初から店舗勤務志望でした。最初は大阪の店舗のスタッフから始まり、景品の仕入を経て、店長へとステップアップしていきました。いくつかの店舗の店長を務め、本社で新店の立ち上げも経験し、今に至るという感じです。

－－いくつかの店舗を経験されているということですが、それはやはり年次を重ねるにしたがってより大きな店舗に移っていくという感じなのでしょうか？

原田：はい。基本的には経験を積んで、より規模の大きなお店に移ることになります。

－－この名取店ですが、非常に大きな店舗で驚きました。それに客層の幅が広いですね。

原田：イオンモールに入っているお店なので家族連れのお客様が圧倒的に多いですね。6～7割ぐらいがファミリーのお客様で、次に多いのが若い学生さんやカップルです。

－－店内は小さい子どもに向けた設備も充実していますね。このように店舗に何を設置するかは店長が判断されるのでしょうか？

原田：店長の方針もありますし、今期にあたっては「リアルエンターテインメントのコンテンツプロバイダーへ」という会社の方針もあります。お客様が楽しめる話題性のあるものをどんどん取り入れていくスタイルを打ち出しています。

▲2018年11月25日（日）まで開催されている『プリキュアなりきりスタジオ』。多数のプリキュア衣装やアイテムが用意されており、憧れのプリキュアになりきってフォトステージで記念撮影ができる。

▲店内ではカラフルなお菓子が並ぶお菓子売り場も。量り売りで少額から買えることもあって小さなお子様にも大人気。

▲最新のVR体験ができるアミューズメント施設「VR ZONE Portal」も併設されています。こちらは大学生や若いカップルに人気のようで、取材中も高所体験に叫ぶ若い女性の声が聞こえてきました。

－－広い店舗ですがこれだけプライズ筐体があって、イベントスペースも設けてだとレイアウト決定が大変なのでは？

原田：それは代々の店長やスタッフが少しずつ決めていったものです。例えば通常の店舗からは入口近くにあるお菓子筐体のコーナーが当店では奥の方にあります。これはお菓子の筐体は当店のメイン客層であるファミリー層に人気なので、まずはお菓子を見にお店の奥まで来て頂いて、その過程で店舗全体を見てもらうというマグネット（引き寄せ）効果を狙っています。このように一つ一つの配置に意味があって店内のレイアウトが出来上がっています。

－－老舗の秘伝のタレのように代々のスタッフの知恵の積み重ねで今のレイアウトができているわけですね。

原田：ええ、だから新しい機材を入れるときにはそうやって完成した配置をいったん崩してどう新たに組み込むか、いつも頭を悩ませます。

▲お店の最奥に配置されたお菓子筐体。お子様をここに連れて来る過程で気になる景品がお父さんの目に留まるという導線……！

▲ファミリー層にアピールする一方で、若い客層が集まるフードコートに面した場所には若者向けのプライズフィギュアがディスプレイされ、店内への誘導が図られている。これだけバリエーションに富んだ人気キャラクターたちのフィギュアがあると、つい見に行きたくなること請け合い。

－－バンプレストさんの景品でここ最近で特に目立った人気のアイテムはありましたでしょうか？

原田：ありましたよ、目に見えて人気のアイテムが！

－－それは!?

■名取店の人気ナンバー1人気アイテムとは!?

原田：ここ最近で一番人気ははっきりしています。ディズニーキャラクターの「Q posket」シリーズです。小さいお子様に人気なのはもちろんですが、ファンシーグッズとして20代女性にも人気が高いのが特徴です。夏場から多数入荷していたものの、気付けばアッという間に売り切れてしまいました。

▲ドール調のデフォルメアレンジがキュートな「Q posket」。なかでもウェディング衣装の「Dreamy Style」シリーズは特に人気が高い。写真は『美女と野獣』のヒロイン・ベル。

原田：スケールフィギュアとしては『ドラゴンボール』と『ワンピース』の2大タイトルがやはり強くて、なかでも「Grandista」シリーズや、「FLAG DIAMOND SHIP」など、サイズの大きいものの人気は高いですね。

▲『ドラゴンボール』と『ワンピース』は、やはり鉄板人気！　なかでも人気の「Grandista」シリーズは全高30センチ近くあり、プライズフィギュアとしては最大級のサイズ！

▲女の子に特に人気だったのが、全長約36センチの「HUGっと！プリキュアめちゃでかねそべりぬいぐるみ」。

また、約36センチの「HUGっと！プリキュアめちゃでかぬいぐるみ～にっこりはぐたん～」がナムコ限定で2018年10月18日（木）より登場中。

－－やはり大きいアイテムが人気なんですね。実は私はクレーンゲームが下手で大きいものを取るのは難しそうなのですが……

原田：取り方がわからない場合は説明いたしますし、景品が取れない場所にいってしまった際は手直しもしますので、スタッフに気軽にお声をかけていただければと思います。

－－それを聞いて安心しました。では最後に今後の目標をお願いします。

原田：やはりお店のメンバーと一緒に良いお店を作ってお客様に楽しんでもらうことはやりがいがあって楽しいです。「様々な層のお客様から話題にされる施設になる」というのが今の目標なので、来ていただいた皆さんにいつもワクワクしてもらえるようなお店にしていきたいと思います。

－－ありがとうございました。

全国で唯一、バンプレストの景品が全種そろうというnamcoイオンモール名取店。従来のアミューズメント施設の枠を超えて、全世代が楽しめる空間となっていました。とるナビで現在リリース中のアイテムをチェックして、気になる景品がある方は今週末にでもお出かけしてみてはいかがでしょうか？　namcoイオンモール名取店なら、皆さんの欲しい景品がありますよ！