シンプルなかっこよさを追求した「ガンダムバルバトスルプスレクス」や光沢仕上げの「ナイチンゲール」など!電撃ガンプラアカデミー2018年8月編

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2018年9月29日(土)、9月30日(日)に開催の「第58回 全日本模型ホビーショー」も迫ってきましたね。ということで今回は、2018年8月1日~8月31日までに届いた作品の中から、サクライ総統がピックアップした5作品を紹介。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です!

 

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サクライ総統イチ押しの5作品

SDCSナイチンゲール-キャンデ..

作品名:SDCSナイチンゲール キャンディグラデーション光沢仕上げ(七式さん)

とてもお上手です!! ツヤ感ももちろんですが、それ以前のグラデーション塗装がお見事。グラデーションのタッチも色選びも秀逸で、べっ甲のような色彩が見事に再現されています。クリアー層も恐らく研ぎ出しをしているのだと思いますが、非常に丁寧に磨かれていますね。SDCSは小型のキットですが愛情を持って丁寧に仕上げているのがよくわかります。この作品を拝見していたら僕も久々に研ぎ出しグロス仕上げがしたくなってしまいました。

 

バルバトスルプスレクス/19544さん

作品名:バルバトスルプスレクス(19544さん)

見ていて気持ちのいい作品。僕は昔から「いい模型はいい匂いがする」との持論を持っているのですが、美しい汚しが決まった作品は、その模型の匂いまで伝わってくるような気がします。数あるガンダムのなかでもバルバトス系は本当に汚しが似合います。反面、四肢の独特の形状から自然と汚し方にも個性が現れてきます。19544さんはほかにも第4形態のバルバトスを投稿してくれて、どちらを選ぶかとても悩んでしまったのですが、チッピング具合の秀逸さと、写真の迫力からこちらを採用させていただきました。ほかのバルバトスと青の色味を使い分けている点もいいと思います。

 

HGUC-ジオング/Akairoさん

作品名:HGUC ジオング(Akairoさん)

どのアイテムでも人それぞれ好みのプロポーション、ディテーリングが存在しますが、ジオングはとくに好みが分かれるモビルスーツ。脚部がないため錯覚的な要素も含めて各ブロックの大きさや接続のタイミングなどバランスを調整するのがとても難しいといえるでしょう。頭部の形状や取り付け位置・角度に個性と好みを感じます。この方向でプロポーションやディテールにアレンジを加えるなら、パステル調で塗装しても面白い効果が得られると思います。

 

グリモアオレンジベレー/オトカワIIさん

作品名:グリモアオレンジベレー(オトカワIIさん)

大変清潔感のある、好感が持てる仕上がり。本体の白と頭部のオレンジの色選びがとてもよく、2色のバランスが素晴らしいと思います。写真なのではっきりとはわかりませんが、両色とも色自体は調色をしていないのだと思います。しかし下地の色選びのセンスがいいため、上から吹いた白と黄橙色の発色に大きく影響しているのだと思います。アース系で塗られたライフルも本体との相性がよく、きちんと考えて色選びをされているのがわかります。

 

病室の中の夢の共演/極貧の翔姫さん

作品名:病室の中の夢の共演(極貧の翔姫さん)

極貧の翔姫さんは作品ごとに仕上げ方向性に変化があるので、見ていてとても楽しいです。以前採用させていただいたBDもそうですが、なかでもこのGMスナイパーIIの仕上げ法はとても好きでいいと思います。今回もたくさんエントリーしていただいたのですが、新作のGMスナイパーIIにもっともピントがあっているこの写真を選びました。

 

<追伸>いつも精力的に投稿いただいている方なのでとても心配しております。月並みなことしか言えませんが大変だと思いますが頑張ってください! よくなってまた、新たな作品が作れるようになることをお祈りしております。

 

 


サクライ総統の総評

今回もたくさんの投稿ありがとうございます。先月までの灼熱地獄が嘘のように秋めいてきましたね。秋といえば<芸術の秋>、<スポーツの秋>、<食欲の秋>などいろいろと形容されますが、やはり我々モデラーにとっては<造形の秋>ですよね(笑)。今から2カ月くらいは1年でもっとも模型作りに適した気候といえるでしょう。皆さんもガンガン作りましょう!

 

個人的なことですが、最近はプライベートの模型製作で退色表現を追求しています。チッピングやストレーキングなど汚し表現にはいろいろな手法が存在しますが、もっと大胆に「面」に情報量を増やしたいと考え、試行錯誤の日々を送っています。なかにはラッカー塗料にエナメルやアクリル溶剤を意図的に加えてみたり、マーブリング塗料を応用できないかとセオリー違反のような実験を繰り返しています。半分は失敗作なのですが、その失敗のなかにもおもしろい効果が発生したものも存在。退色表現には応用できませんが、必ず「別の機会」に使える可能性もあるので、失敗時のデータもメモしておくことにしています。偶然のなかから思わぬ効果が生まれることも多々あります。昔から「失敗は成功のもと」と言います。僕のように無謀な実験をしての失敗はおすすめしませんが、失敗を恐れずにチャレンジすることはとても大切。本コーナーに投稿いただいている方の作品を見ていると、毎作ごとに確実に進歩しているのがわかります。それは前回の失敗が次回作に活かされている証拠なのです。

 

なぜこんな話を今さらするかですが、先月お話しした「あまりの湿気でエアブラシの先端から水が吹いた」せいで思わぬ効果を発見したからです。もう少しこの失敗を意図的にコントロールできたなら「新技法」となるので(笑)、その際はまた電撃ホビーWEBにて紹介させていただきます。ではまた。

 


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

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