新型MS AMX-014R リーベン・ヴォルフ。フォボス港攻防戦に投入された機体を2回にわたって徹底紹介!ガンダム『A.O.Z』イラスト連載更新!
ジオンマーズは、アクシズ(ネオ・ジオン)と協力関係にありました。それは、それぞれの組織が運用した機動兵器からも見受けられます。このAMX-014R リーベン・ヴォルフもそうした機体の1つです。ネオ・ジオンが建造したAMX-014 ドーベン・ウルフをベースとする本機は徹底したコストダウンとそれに伴う生産性の向上が目指されており、それは同時期に開発され、主力機の座を争ったザクIII(火星で開発されたタイプなので、ザクIIIR型)とパーツを共通化している点からも明らかです。ネオ・ジオンの戦力拡充のために開発されたリーベン・ヴォルフでしたが、第一次ネオ・ジオン戦争には運用されることはなく、火星での戦いに投入されたのです。
ドーベン・ウルフに火星独自の改良を施したリーベン・ヴォルフ。この系統図からもわかる通り、火星で開発されたザクIII(R型)のパーツも共通化が図られたことで、コストダウンと生産性が向上しました。そしてそれが、機体の高性能化と大量配備に繋がったのです。
■AMX-014R リーベン・ヴォルフ
ネオ・ジオンが次期主力機の1つとして開発したAMX-014 ドーベン・ウルフを、ジオンマーズが開発した機体が、このリーベン・ヴォルフです。部品の共通化をはじめ、徹底したコストダウンによる生産性の向上を目指している点が特徴です。また、過剰な装備を整理し、それらをオプション化することで性能を平均化しています。これによって多様な任務に対応可能になっただけではなく、比較的練度の低いパイロットでも十分に操縦可能と機体として完成したのです。
ドーベン・ウルフの量産化を目指してジオンマーズが開発した機体。生産性の向上や過剰装備のオミットなどを行うことで、パイロットの能力に関係なく運用可能な機体として完成しました。ジオンマーズで建造された本機は、チェスターJr.艦隊に搭載され、地球圏へと送られました。しかし、第一次ネオ・ジオン戦争の混乱と終結に伴い、運用することなく火星へと帰還したのです。そして、リーベン・ヴォルフは火星で初陣を飾ることとなります。
>>『A.O.Z Re-Boot』描き下ろしイラスト連載まとめ
そして、ついに2018年12月25日(火)に『A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-』の第I巻が発売!! フォボス港攻防戦に加え、登場するMSやキャラクターの設定も多数掲載。さらにかつて『月刊ガンダムエース』に掲載された『OVER THE MIND』も収録するなど、ボリューム満点でお届けします!
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関連情報
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