「コードギアス 亡国のアキト 第3章『輝くもの天より墜つ』」初日舞台挨拶オフィシャルレポート
2015年5月2日より、全国35のスクリーンで劇場公開が始まった「コードギアス 亡国のアキト 第3章『輝くもの天より墜つ』」。東京・名古屋・大阪で、キャストやスタッフが登壇して舞台挨拶が行われていますが、このうち上映初日に、東京会場・新宿バルト9で行われた舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着しました。今回はこのオフィシャルレポートを再構成してお届けします。
2015年5月2日、東京会場・新宿バルト9で行われた舞台挨拶には、日向アキト役の入野自由さん、レイラ・マルカル役の坂本真綾さん、シン・ヒュウガ・シャイング役の松風雅也さんといったメインキャストが参加。さらに赤根和樹監督、サンライズの河口佳高プロデューサーも駆けつけ、観客からは盛大な拍手が送られました。
▲写真左から、シン役の松風雅也さん、アキト役の入野自由さん、レイラ役の坂本真綾さん、赤根和樹監督、河口佳高プロデューサー。
今回の「第3章」について聞かれた入野さんは「第3章ではキャラクターの内面や関係について掘り下げているので、派手なアクションがあまりない分、地味に見えるかもしれませんが、内容としては重要な話になっています。見どころ満載ですし、セリフもすべてに意味があって、何度観ても楽しめる作品になっています」とコメント。
坂本さんは「レイラがすごく不器用だったことや、ユキヤがオペレーターの女の子たちに人気があったことがわかったり、今まで描かれてなかった部分を想像させるシーンがあったりしておもしろかったです」と語っていました。
一方、松風さんは「久し振りに坂本さんに会うので、ちゃんとした格好をして来たんですが、開口一番『カタギみたいだね』って言われました(笑)」とドヤ顔でボケのコメント。これに対し、入野さんが「違う違う。松風さんと坂本さんの関係性とかそういう話は誰も聞いてないです(笑)。作品のことを話してください」と鋭いツッコミを入れ、息の合ったトークで会場を爆笑の渦に巻き込んでいました。また、第3章本編には登場しなかったものの、第4章の予告に登場したシンのナイトメアフレーム、ヴェルキンゲトリクスを「僕のヴェルキン」と呼ぶ一幕も。
そんななか、注目ポイントについて聞かれた赤根監督は「今までは取り憑かれたように戦っていたアキトが、周りとコミュニケーションが取れるようになって、少し笑みを見せるようになっています」と見どころを語っていました。
会場が大いに盛り上がるなか、全4章での完結を予定していた『コードギアス 亡国のアキト』が、新たに最終章(第5 章「愛シキモノタチヘ」)を追加制作することが発表され、ファンから大きな歓声が上がりました。河口プロデューサーは「当初の予定よりストーリーがボリュームアップしたため、第5章を追加制作することにしました。その分、クライマックスは派手になっているので、引き続き応援していただけけるとありがたいです」とコメントしていました。
そして話題は、7月4日上映の第4章「憎しみの記憶から」へ。すでにアフレコの収録は終了しており、その仕上がりについて聞かれた松風さんは「すごいですよ、ハードルを上げてもらって大丈夫です!」と、手応えと自信をのぞかせていました。一方、赤根監督は「アクションのボリュームがすごくて、そのせいで第5章まで伸びてしまった部分もありますが(笑)。5.1chを活かした内容になっているので、劇場の大きなスクリーンで観てほしいです」とファンの期待をあおっていました。
最後に登壇者が一人ずつコメント。
河口プロデューサー
「ずいぶんお待たせしたにも関わらず、朝早くから多くの方に足を運んでいただき、誠にありがとうございます。現場は第4章と第5章の制作をがんばっています。皆さんに応援していただければ彼らも励みになります。最後までお付き合いください」
赤根監督
「お友だちをお誘いのうえ、もう一度と言わず何度でも劇場に足を運んでいただけるとうれしいです。これ以降もいろいろなストーリーの展開を考えていますので、もうしばらくお待ちください」
松風さん
「何度見返してもらっても楽しめる作品だと思います。僕らも第5章まで走り切ります」
坂本さん
「第5章の制作が発表されましたが、楽しみがまたひとつ多くなったと思って、また観ていただければと思います」
入野さん
「今回の第3章は第4章への伏線がたくさん詰まっています。何度観ていただいても楽しめると思います」
それぞれが作品にかける自信と思いを語り、初日舞台挨拶は終了となりました。
<関連情報>
コードギアス亡国のアキト 公式サイト
http://www.geass.jp/akito/
(c)SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design (c)2006-2011 CLAMP・ST