民家に入ったらプラモの山がギッシリ!ガンプラをはじめ、鉄道・車・バイクの模型が買える東京都目黒区の「模型店雷王」を紹介!
ついに新元号「令和」を迎えた2019年5月、ゴールデンウィークの連休も折り返しに入りました。しかし、まだ数日ある休日で「行ったことのない店」や「気になっていたけど行ったことのない店」に遊びに行ってみたいというホビーファンに向けて、オススメの模型店をご紹介! テレビなどにも取り上げられることが多い、「民家のプラモ屋」「積みプラのお店」のレポートをお届けします!
今回取材するのは東京都目黒区にある東急目黒線「洗足駅」から徒歩10分の場所にある「模型店雷王」。閑静な住宅街を歩くと赤い「営業中」の旗が見えますが、道の先には普通の民家。しかし、玄関の「プラモデル雷王の店」という張り紙の通り、ここはプラモデルを販売している模型店となっています。呼び鈴を鳴らして店長さんにドアを開けてもらうことで入店することができます。
出迎えてくれたのは「模型店雷王」の店長・大島雷王さん。本店舗は約6年前に別の場所で営業していた模型屋を閉店し、倉庫代わりに在庫を置いていた自宅で営業を再開。今では「一軒家にしか見えないプラモ屋」という都内のディープスポトットとして、知る人ぞ知る人気の模型店になりました。全国から多くのプラモファンが集まる民家でもあり、モデラーとして有名なお笑い芸人のパンクブーブー・佐藤哲夫さんも、たまにガンプラを買いに来るそうです。
塗料やTCGなどが置いてある「玄関」
植物が生い茂った庭を進むと模型屋とは思えない民家が見えますが、ついにプラモが買える「模型屋雷王」に到着! 本店舗は店長さんが住んでいる民家でもあるので、靴を脱いで入店します。
玄関で靴を脱いで家に上がると初めて模型屋らしい景色も広がり、新しいプラモと一緒に買っておきたい模型用塗料が出迎えてくれます。デカールやうすめ液のほか、現在は生産終了となっているGSIクレオスの「ガンダムカラーセット」も販売しています。
玄関では塗料のほかに、城のプラモデルやマイクロエースの鉄道模型、電動ガン、TCGなども置いてあります。本店舗の商品は、当時の販売価格で購入できるので、昔TCGで遊んだ人も玄関は要チェックですよ。
『ヤマト』『SW』などのプラモが広がる「1階・和室」
本店舗では部屋ごとにジャンルの異なる商品が置いてあります。1階の和室には戦車をはじめ、『宇宙戦艦ヤマト』『スターウォーズ』などのプラモ、NゲージやKATOの鉄道模型、模型用工具が乱雑に積まれています。床には『遊☆戯☆王』のTCGが置いてありますが、こちらも販売商品です。
バイク・車プラモが大量に積まれた「1階・縁側」
1階の和室の奥から縁側に進むことができ、タミヤや青島文化教材社、ハセガワの車・バイクのプラモが大量に積まれています。天井に照明があるとはいえ、外の光を完全にシャットアウトした狭い空間なので、明るい時間の来店か、スマホのライトを活用することをオススメします。
和室から縁側に入って右手側を見ると店長の私服の奥にもプラモが積まれています。実はこの上着の奥にも縁側が続いており、フェラーリや『仮面ライダー』のバイクなども置いてあります。
戦艦プラモを探している人は「1階・洋室」に!
戦艦が好きな人は、1階・洋室の戦艦プラモコーナーに行きましょう。3人ほどが座れるソファーに大量のプラモを積むという景色も民家で模型屋を営む本店舗ならでは。また、部屋の棚の上にはKATOの鉄道模型がキレイに陳列されていますが、こちらも販売商品となっています。
ミニ四駆のパーツが見つかる「1階・キッチン」
1階の廊下にはミニ四駆が積まれていますが、キッチンにあるケースにはモーターなどのパーツが収納されています。ミニ四駆を購入する方は必ずキッチンのケースもチェックしましょう!
2階に行く途中にもプラモが待ってる「踊り場」
2階のプラモ部屋をチェックするために階段を上ると、そこにもプラモの山が! 「模型屋雷王」の1.5階に位置する踊り場にはハセガワやタミヤ戦闘機のプラモが積んであります。実在する戦闘機をモデルにした商品だけでなく、『マクロス』プラモやエアガンもあるミリタリー感溢れるコーナーとなっています。
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