スマホで操作する新ドローン“MiniDrones”が地上走行・飛行・水上モデル13機種を揃えてパロットから発売!
取材・文/ジャイアン鈴木
7月18日、パロットは次世代ドローン“MiniDrones”を発表しました。
新世代“MiniDrones”のプレゼンテーションを行なった、パロット社JPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリス・ロバーツ(Chris Roberts)氏。
新製品ラインナップとなる“Mini Drones”は、3シリーズ5モデル13機種で構成されます。すべてiPhoneおよびAndroid用に提供されているアプリケーション『FreeFlight 3』でコントロールすることが可能です。
■Jumping Night
Jumping Nightは高出力LEDを搭載し、暗所でも走行可能な地上走行モデル。広角カメラを搭載しており、『FreeFlight 3』で車体視点のストリーミング映像を見ながら操縦することが可能です。最高速度は時速7km、ジャンプ高度は80cm、連続稼働時間は20分となっています。価格は25,800円(税抜)。
■Jumping Race
Jumping Raceは強化モーターと大型タイヤを搭載した高速走行モデル。高出力LEDは搭載していませんが、ブーストモード走行時に最高速度時速13kmに達します。ジャンプ高度は75cm、連続稼働時間は20分。価格は26,800円(税抜)です。
■Airborne Night
Airborne Nightは4枚のプロペラを装備した飛行型のドローンで、3軸加速度計と3軸ジャイロスコープ、垂直カメラ、超音波センサーを搭載し、非常に安定した飛行を楽しめます。本モデル独自の特徴は高出力LEDを2個搭載していること。機体視点のストリーミング映像を見ることはできませんが、LEDを発光することで暗所でも操縦することが可能です。最高速度は時速18km、連続稼働時間は9分。価格は17,800円(税抜)です。
■Airborne Cargo
Airborne Cargoは高出力LEDは搭載していませんが、基本スペックはAirborne Nightと同一の兄弟モデル。フィギュアやブロック玩具を乗せて運べる輸送型ドローンとして位置づけられています。最大積載量は公式発表されていませんが、パロットのクリス・ロバーツ氏によれば約30gほどの荷物を運べるとのことです。価格は13,800円(税抜)。
■Hydrofoil
Hydrofoilは水中翼船タイプのドローンで、出力をオンにすると船体部からドローン部が垂直に起き上がり、水面から船体が浮かび上がった状態で推進します。船体部とドローン部は工具なしに着脱でき、ドローン部単独で飛行することも可能です。最高速度は空中時で時速18km、水上時で時速10km。連続稼働時間は水上時で7分です。価格は21,800円(税抜)。
これら3シリーズ5モデル13機種で、陸海空を制覇したパロットの“Mini Drones”はすべて9月発売予定。電撃ホビーウェブの読者の皆様には、カスタマイズが楽しめるAirborne Cargoがオススメです!
<関連情報>
パロット公式サイト
http://www.parrot.com/jp/
公式Twitterアカウント
https://twitter.com/parrot