「XFA-CnV バルチャー」(コトブキヤ)を作る<その1>

更新日:2015年9月8日 20:54

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今回はコトブキヤの人気オリジナルコンテンツの『フレームアームズ』より、倉持キョーリュー氏による新たなデザインで構成されたバルチャーを製作していきます。
8月発売予定の本キットですが、発売月である8月中の完成を目指し、フレームアームズファンにはおなじみ(?)のモデラー・ちいたわからしによる製作記事を掲載していきます。

 

■モデラー:ちいたわからし……電撃ホビーマガジン2015年7月号ではフレームアームズ・ガール 轟雷の作例も担当した、フレームアームズ大好きモデラー。

 

■今回のお題:
「XFA-CnV バルチャー」

 

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XFA-CnV バルチャー コトブキヤ製品ページ

 

地球防衛機構と月陣営の戦いの最中突如として現れた所属不明の可変型FA。戦術上のセオリーを無視した派手なカラーリングと、各部に搭載されたベリルユニットと思しき機器は明らかに月側の機体を示すものであったが、時に防衛機構側に与する行動を見せる等、その依拠は謎に包まれている。機体は防御力と引き換えに、高次元の格闘性能を獲得している(機体解説より)。

 

気鋭のデザイナー・倉持キョーリュー氏がデザインを手掛けた可変型フレームアームズを、完全新規金型で立体化。フレーム構造を活かした変形機構と、可動域を広げる新型パーツを搭載したアクション重視のアイテムです。

 

 

 

編集部:さて、ウェブ移行してから初の作例依頼となるわけですが、何か一言ございますか?

 

ちいた:恥ずかしながら帰って参りました!(敬礼)

 

編集部:……。

 

ちいた:……。

 

編集部:さて、今回はフレームアームズの新作バルチャーを作ってもらいますが、どんな感じでいきましょうか?

 

ちいた:そ、そうですね(動揺)。フレームアームズの世界観において、バルチャーがどういう役割をもっているのかまだ謎ですが、ラインナップ的な意味では初の動物型に変型するキットということで、その辺りの特色を活かせればと思っています。

 

編集部:なるほど。具体的には?

 

ちいた:まず、頭部をスクラッチし、股間にキャノンを付けます。

 

編集部:……そして?

 

ちいた:あの、キットレビューなので、そろそろツッコミが欲しいのですが……。

 

編集部:分かってるなら、マジメにご提案しやがれください(ニッコリ)。

 

ちいた:(ガクガクブルブル)。と、とにかく、まずはストレートに組んだキットの状態を見ていきましょう。

 

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編集部:こちらはロボット形態。変形機構のために関節部が一部変更されていますが、露出するフレーム部が多いので、元のアーキテクトのスタイルを色濃く残していますね。

 

ちいた:ウィルバーナインもそうですが、軽量級の機体はアーキテクトのイメージがスタイルに出るので、“フレームアームズらしさ”みたいなものがストレートに感じられますね。それでありながら倉持キョーリュー氏のデザインと初見でわかる個性があります。

 

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編集部:装備(武器)は本体各部のクリアパーツと、この変形する剣ですね。

 

ちいた:フレームアームズにおいてクリアパーツは攻防兼用のフィールド発生装置(TCS)という設定なのですが、バルチャーにおいては足、肩、鍵爪と格闘攻撃特化なイメージのようです。剣も忍者刀、手裏剣、ヌンチャクと持たせ方次第で色々解釈できますね。

 

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編集部:これは?

 

ちいた:いや、カギ爪というと中国拳法とか、トリッキーな攻撃するイメージがあるので遊んじゃいました。本当は金網を用意して、しがみつかせて画面外から攻撃してくるような画像用意したかったんですが……。バル○グ的な……。

 

編集部:そういうのはいらないです(汗)。でもこうして見ると格闘的なアクションポーズも楽しめそうですね。

 

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編集部:いよいよバルチャーの最大の特徴である鳥形態です。

 

ちいた:フレズヴェルクなど変形するキットはあったのですが、動物型への変形は初めてなので新鮮な感じです。

 

編集部:複雑な変形機構を新たに設けず、基礎のアーキテクトの可動を活かしたまましっかり鳥に見える変形になっているのは、玩具デザイナーである倉持氏ならではですね。

 

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編集部:コトブキヤショップで購入すると特殊メッキ加工のランナーが付いてきます。

※コトブキヤショップ限定:XFA-CnV バルチャーをお買い上げごとに、エナジーウイングパーツをプレゼント(配布期間:バルチャー発売日より、特典がなくなり次第終了)。

 

ちいた:クリアーパーツに偏光カラーのメッキが施されていて、見る角度によって色が変わる不思議な質感のパーツです。全てのパーツが後から換装できるようになっているので塗装派にも未塗装派にも嬉しい仕様です。

 

 

 

編集部:あ、そういえば作例の方向性はどうします?

 

ちいた:やべっ、考えてなかった……じ、次回までに考えてきます!

 

編集部:……。(コイツで大丈夫なのか……?)

 

 

というわけで、今回はキットのストレート組みメインの紹介になりました。
果たして作例はどのような方向性で作られていくのか、そもそもちゃんと完成にたどり着けるのか?
次回もよろしくお願いします!

 

 

<DATA>

XFA-CnV バルチャー

■1/100スケールプラスチックキット

■全高:約165ミリ

■価格:3,800円(税抜)

■設計:毛利 重夫

■発売日:2015年8月発売予定

■発売元:コトブキヤ

※コトブキヤショップ限定:XFA-CnV バルチャーをお買い上げごとに、エナジーウイングパーツをプレゼント(配布期間:バルチャー発売日より、特典がなくなり次第終了)

 

 

<関連情報>

XFA-CnV バルチャー コトブキヤ製品ページ

XFA-CnV バルチャー コトブキヤオンラインショップ

フレームアームズブログ

アーキテクトマン公式twitter @faman_type001

 

■第2回記事:「XFA-CnV バルチャー」(コトブキヤ)を作る<その2>

■第3回記事:「XFA-CnV バルチャー」(コトブキヤ)を作る<その3>

■第4回記事:「XFA-CnV バルチャー」(コトブキヤ)を作る<その4>

■第5回記事:「XFA-CnV バルチャー」(コトブキヤ)を作る<その5>

 

 

(C) KOTOBUKIYA

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