「1/48 中島 E8N1 九五式一号水上偵察機」の完成見本写真が到着! 別売りエッチングパーツの情報もお届け

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先日の記事でランナー状態のテストショットをご紹介した「1/48 中島 E8N1 九五式一号水上偵察機」。
こちらの完成見本が到着したので、待ちかねているファンの皆さんに早速ご覧いただきましょう。

 

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薄暮の洋上に浮かぶ九十五式を描いたボックスアート。

 

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九◯式水偵の後継機として、1935年に制式採用された九五式水上偵察機を完全新金型でキット化。
本機は後退角のついた上翼と、全く後退角のついていない下翼を取り入れた設計が特徴で、木金混成のフレームに羽布張り構造の機体です。
当時、九六式艦戦に匹敵する運動性能を持つと言われ、索敵、偵察は勿論、空戦で戦果をあげたり、爆撃任務にも使用されました。ほかにも、地上基地への配備や、戦艦長門をはじめとする多数の艦船の搭載機として運用されました。

 

キットは羽布張りの機体ならではの質感を大切に設計が行われています。
胴体と下翼の分割は、フィレットの上半分を別パーツ化、下半分を主翼側にモールドすることで、形状を正確に再現。
上翼と下翼のパーツ内部にはリブを設け、組み立て後の強度を確保。
カウリングは実機と同様3分割で再現。メインフロートは上下分割式。
垂直尾翼のラダーは別パーツ化。
水平尾翼に関しては、新たに入手した資料に基づいた設計となっています。
後席背部の7.7ミリ旋回機銃は収納状態を再現。

 

前席と後席のパイロットフィギュア2体入り(プラ部品原型:竹 一郎 氏)。
エンジン過冷却防止用カバー・60kg爆弾2発・ドーリーが付属。
デカールは戦艦 霧島 搭載機と、水上機母艦 神威 搭載機がセットされています。

 

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前回のテストショットでは各部ディテールの精密さをご紹介しましたが、組み上がりのプロポーションもご覧の通り、上々の出来映え。

また、ドーリーが付属して駐機状態でディスプレイできることも判明し、よく見かけるカタパルト式のディスプレイ台座とは趣が違って、通好みの嬉しいこだわりですね。竹 一郎氏が原型を手がけた操縦士と偵察員が着座しているのも確認できます。各員の超絶ディテールについては、前回記事をご確認あれ。

 

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そして、この九五式水偵のディテールをより高める別売りエッチングパーツの発売も決定しました。

エッチングサイズは216×81ミリ。
各部の張り線、計器盤、シートベルト、エンジンの配線、発電機のプロペラ、ステップ、フロート用ラダー、機銃の照準器、60kg爆弾のフィンと風車、梯子、ネームプレートなどをパーツ化。精密感溢れる仕上がりです。

 

 

<DATA>
1/48 中島 E8N1 九五式一号水上偵察機

■1/48スケールプラスチックキット
■発売日:9月18日ごろ発売予定
■価格:3,800円(税抜)
■発売元:ハセガワ

■仕様:

戦艦 霧島搭載機「BI-1」、水上機母艦 神威 搭載機「5 55」のデカールが付属。

 

1/48 九五式一号水上偵察機 ディテールアップ エッチングパーツ

■発売日:9月18日ごろ発売予定
■価格:2,800円(税抜)
■発売元:ハセガワ

 

<関連情報>
ハセガワ 公式サイト
http://www.hasegawa-model.co.jp/

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