WBカタパルトデッキに、リアルタッチマーカーを活用したガンキャノンなど、電撃ガンプラアカデミー2020年2月投稿分

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

前回からリニューアルされ、ガンプラビルダーズワールドカップ 2014年・2015・2018年日本大会ファイナリスト、2016日本大会準優勝パンクブーブーの佐藤哲夫さんをはじめ、吉本プラモデル部の方が作品を選出するガンプラアカデミー。第2回は2020年2月に投稿作品された作品から、吉本プラモデル部部長、パンクブーブー佐藤哲夫氏、吉本プラモデル部ライブで優勝経験があるにもかかわらず「見習い」の肩書が取れない、男性ブランコ浦井のりひろ氏注目の作品をピックアップします。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です! 今月選ばれた10作品は以下のとおりです!

>>電撃ホビーウェブ presents 電撃ガンプラアカデミー

 

 

吉本プラモデル部「見習い」浦井のりひろ選出作品

 

作品名:HGUC ジムカスタム(ta_cさん)

とても丁寧に作られていて、写真で見ると1/144に見えないほどです! 全身グレーだと単調な印象になりそうですが、何層も拭き重ねる事でそれが払拭されていると思います。アンテナもシャープで素敵ですね。やはり後ハメ加工や合わせ目消しは派手な工作ではないけれど、一つ一つ丁寧にしていくと出来上がった時に大きな効果を得られるのだと学びました。主張しすぎないコーションマークもいい感じです!

 

作品名:ジェノアスⅡ(夕夜さん)

とても清潔感に溢れた仕上がりですね! デザインの美しさを堪能できる作りと塗装だと思います。頭部などアレンジを加えられた部分も違和感がなく、丁寧に加工されたのだなと感じます。シールドのリベットモールドも気持ちがよいです。カラーリングがとても綺麗で、さし色の赤がグリーンを上手く引きたてていると思います。見ていて僕もAGEの量産型作りたくなってきました!

 

作品名:STRIKE出撃!!(アーリーカラー)(S.H@5さん)

18歳……18歳!? 恐ろしい成長速度です! 使い込まれた兵器感がとてもよく出てますね。ただ汚くしたのではなく、たった1機で激戦を潜り抜けてきたストライクの戦歴が刻まれているかのようで素敵です。イエロー部分をゴールドにしたのもいいアクセントだと思います。お父様がおっしゃる通りバックショットがとても迫力があります。これはあのBGMかけたくなりますね!(笑)

 

作品名:ガンキャノン最終仕様(招き金さん)

これリアルタッチマーカーのみなんですか!? めちゃくちゃカッコいいです! 全身の大きなリベットも相まってどことなく世紀末感を漂わせた強そうなガンキャノンになっていますね。大胆に増設された武器も最終決戦の急場しのぎっぽさが出ていると思います。全身の赤色はプラそのままだと軽さが出てしまいますが、リアルタッチマーカーで汚したおかげで重厚感が増していますね。

 

作品名:高機動型ヅダ(背面)(U5さん)

いやーかっこいいですね! カラーリングがとても良いです。ポイントで使われているイエローが全身を引き立ててますね。シールドの縁のメタリックもクールです。各所のメタルパーツもベストの配置で存在感の向上に一役買っていると思います。またプロペラントタンクの追加によってシルエットがまとまりカスタム機らしさが増していますね。もし僕がゲルググ作るときはぜひカラーリングまねさせてください(笑)。

 

 

 

 

吉本プラモデル部部長 パンクブーブー 佐藤哲夫選出作品

 

 

作品名:ホワイトベースカタパルトデッキ(アニメカラーver.)(あやぽんさん)

いいですよねー! カタパルトデッキ! なんでこんなにわくわくするんだろカタパルトデッキ!! 好きだなぁカタパルトデッキ!! 電飾やプラ材での工作技術ももちろん凄いんですが、そこに配置されたMS一体一体へのこだわり、さらにアニメカラーバージョンのデッキの先頭にリアルタイプカラーのRX-78 をおくセンス! ええ! 私の大好物ですよ! 好き! 後ろのコアブースターもいいなぁー!

 

作品名:3人の思い…(ブチさん)

新しい魅せ方!! 作品の前に設定の説明を書いて置くというのはたまに見かけるんだけど、作品の中に持ってくるとは! しかも台座の形状やポージングとなんか妙にマッチしていて、不思議な感覚になります! 機体とペンダントの角度かなぁ!? こういうちょっと危ういギリギリのバランス感覚って上手くハマった時のインパクトデカいですねっ!

 

作品名:アッグ改(tacacolaさん)

なんだろう!? 良い意味で「味が濃い」ですよねー! ドリルをツメに代えたり、ツノつけたり、無理矢理付けたようなデカめのスラスターに足の後方に向かって生える理由なきスパイク! アッグ本来のちょっと間の抜けたようなデザインと相まって「味」がえぐいなー! それなのに、技術力たけー! 塗装うめー!! ラッカー一発筆塗り!? マジッすか!? なんか「ハンサムじゃないのに結局一番モテる人」みたいなかっこよさ!

 

作品名:MGザクキャノン(ミッキーさん)

アナログ機体が好きで、水性塗料筆塗りってあたりから同世代くらいかなって勝手に想像しちゃいました! 家族を気遣って臭いのしない塗料を使う方も多いですよねー! ステキなパパさんなのかな!? とか作者のイメージも膨らんでくる作品です! そして丁寧なスミイレとデカールの処理! 1/100パイロットもしっかり塗れてますよー! 私は老眼で……1/35フィギュアもままならぬ!

 

作品名:RE VIGNA-ZERAH 【original】 角度違い(モルガナさん)

キッチリ仕上げてきましたねー! お見事ですー! ダークブラウンでのスミイレも、赤い機体とマッチしてくどくなり過ぎずとても自然で清潔感が素晴らしい! こういうひとつひとつの工作が丁寧にフィニッシュまでもっていける人って憧れるなあー! 写真の背景や台座なども作品をとても見やすく配慮されていて、大変勉強になります! あざっす!!

 

 


吉本プラモデル部 「見習い」男性ブランコ 浦井のりひろ総評

みなさんひとりひとりの中にある「自分はこの機体をこう作りたい」がしっかり具現化されている素敵な作品ばかりでした。僕が知らない表現の仕方もたくさん見られた事が大変ありがたかったです。家に帰れば自分が作ったor作っているガンプラがある、というのは暮らしにたいへんな彩りを与えてくれると思います。みなさんの次の作品がすごく楽しみです! 僕も頑張って作ります!!

吉本プラモデル部 部長 パンクブーブー佐藤哲夫総評

今回も素晴らしい力作の数々! 至福の時間を過ごさせていただきました! あざーっす!! この中から5作品だけ選ぶのは本当に大変でしたよー! 特に今回私が選ぶ基準として重点をおいたのが「丁寧さ」と「見やすさ」です! 丁寧に作られた作品からは、プラモデルに対する愛情や、人柄、色んなものを想像させてもらえるので見てる側も一層ワクワクしてきます! そして、せっかく素敵な作品なのに背景がごちゃごちゃしていたり、写真が暗くて作品のディテールが見え辛いともっとよく見たい気持ちとぶつかって、とても切なくなってしまうのです! 技術力が高い作品も素晴らしいですが、そういう「見る人への配慮」もしっかりされている作品に私は心を動かされます! 今回も素敵な作品をたくさん見せてくれて本当にありがとー!!

 

 

今月もたくさんの力作をご投稿くださりありがとうございました。

投稿いただいた作品から、吉本プラモデル部のメンバーが作品を選出します。プラモデルを愛してやまない芸人たちを唸らせる入魂のご投稿をお待ちしております!

 

 


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

DGA_banar_1200x630

 

(C)創通・サンライズ

関連情報

 

関連記事

上に戻る