モビルポッド「タンクボール」 作●Lucky_Ball 電撃ガンプラアカデミー

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■使用したキット名:HGUCボールツインセット、HGガンタンク初期型、HGガンタンク
■スケール:1/144

 

■投稿者コメント
コロニーの町工場で職人さん達が組み上げた大型戦闘車両「タンクボール」!
「一年一昔」と言われた一年戦争末期、設計の古いパーツのみで構成された機体だ。

 

「弊社は軍需産業とは無縁なのですが、このような情勢下では軍部からの発注も承るのです。
もっとも、弊社工場では部品などの製造に関しては実績がありますが、機体を組み上げるのはこれが初めてです。
兵器はまったくの畑違いなのですが、弊社の技術で対応可能な範囲で製作しました。
たしかに設計は古いのですが、新しいものは軍の機密に抵触するものが多く、一般企業で扱うことはまずありません。
課題は多くありました。
コロニーでは製造業者に対する規制が厳しく、特に水の使用についてはまったく自由が利きませんから…ええ、製造業では大量に水を消費しますし、また工業廃水はコロニーでは重大な問題になるのです。
技術面ですね、それはあまり問題ありませんでした。
弊社工場には優秀なスタッフが揃っていますから」

 

そう言って(株)ナカムラ製作所工場長のヤマジさんは自ら操縦し試作機のデモンストレーションをした。
コーヒーを飲んでいた主任技師のコバヤシさんからもコメントを貰ったぞ。

 

「まっさかこの注文には参ったいね。
作業用ポッドの胴体と大砲が届いてさ、これで戦争できるようにする知恵を絞れってんだから。
そっさねぇ、誰だって連邦はもう危ねぇんじゃねぇかって思うだんべぇ。
はぁこんなんで戦争に行く兵隊さんが気の毒んなってさぁ、解体屋に転がってる部品とか拾ってきて、せめて地面の上に腰を据えて戦えるように組み上げたんさ。
民間にゃ実包は渡されないんだいね。
弾は出ねぇからおっかながんないで近くで見りぃ」

 

※ガンプラ2品目です。長男のガンプラを3体解体してパーツを拝借しました。

 

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