メタルビートル、ヘッドシザース、クロスメサイア。あの「メダロット」がフィギュアのスタンダードスケールでガシャポンに!「超可動 1/12メダロット」サンプルレビュー!

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待望の、そして驚きのシリーズスタートとなる「超可動 1/12メダロット」は、かの人気ゲームシリーズ『メダロット』に登場するロボット、メダロットたちを1/12のアクションフィギュアとしてシリーズ化していくガシャポンシリーズです。1カプセル800円とガシャポンとしては突き抜けたハイエンドアイテムとなっており、交通系電子マネーや二次元コードの読み取りによる決済が可能な「スマートガシャポン」で販売されます。

 

1/12というスケールは、様々なメーカーが展開しているアクションフィギュアに多く採用されている、いわばスタンダードスケールのひとつ。それらフィギュアと統一スケールで揃えられるのが、「超可動 1/12メダロット」です。第1弾には『メダロット』シリーズの顔ともいえるメタルビートル、ヘッドシザースに加えスマホアプリでもある最新作『メダロットS』よりクロスメサイアの3体がラインナップ。今回は製品サンプルで「合意と見てよろしい」か、その完成度をレビューいたします!

 

まずはラインナップをご紹介。KBT00 メタルビートル+メダロッチ。射撃戦に長けたメダロットで、造形も色もイメージ通りのまさにメタルビートル。メダロットはどれも塗装と成形色で色分けされ、シールなどはなし。関節は共用パーツで、メダロットごとに異なる成形色(メタルビートルはブラウン)となっています。

 

バストアップ。朴訥とした表情の頭部と、ハードなディテールの砲身が目を引きます。砲身は塗り分けも複雑ですが、もちろん塗装済み!

 

KWG00 ヘッドシザース+メダロッチ。クールなデザインとカラーリングの接近戦に長けたメダロットです。共用関節パーツはブルーとなっています。共用関節に使われている素材はPOMと呼ばれる摩耗に強い樹脂で、ここにもフルアクションフィギュアとしてのこだわりが見えます。

 

バストアップ。メタルビートルに比べるとより鋭い目つきに。

 

KXK00 クロスメサイア+メダロッチ。『メダロットS』の主役といえるメダロットで、メタルビートルとヘッドシザースのハイブリッド、KBT型とKWG型が混合されています。最新のメダロットだけあり、デザインもどこか垢抜けた印象があります。共用関節パーツはグレーとなっています。

 

バストアップ。左右で目の色が異なるオッドアイが特徴です。

 

各メダロットに付属するメダロッチは、メタルビートルがホワイト、ヘッドシザースがブラック、そしてクロスメサイアがシルバーとなっています。また、クロスメサイアのものだけ『メダロットS』に合わせたデザインとなっており、形状が異なります。こちらのメダロッチももちろん1/12スケール。つまり……? 編集部独自の遊び方は後ほどご紹介!

 

関節が共用なので、メダロットらしくパーツの交換もできてしまいます。今後のシリーズでメダロットが増えれば増えるほど遊びの広がるフォーマットですね。

 

それでは「超可動」と称された可動をチェックしていきましょう。まずは腕部です。肩は独立しており、ある程度動かしてもシルエットが崩れません。肘はしっかり曲がり、ここまで引き絞れます。

 

腰回りをから上半身。首の可動と合わせてここまで大きく反ることができます。上を仰いで射撃するようなポージングもお手の物。

 

前にもある程度屈めます。本体が軟質素材のため、干渉しても外見の印象以上によく動くのもポイント。

 

着地のポージングで脚まわりの可動をチェック。ここも軟質パーツの恩恵で大きく膝を立てられ、綺麗なアクションが決まります。

 

そんな「超可動」を活かして各メダロットをポージングさせていきましょう。まずはメタルビートルの起動前状態。背中から見ればハッチもモールドされており(開閉はしません)、雰囲気十分です。

 

右腕リボルバーを構えて。設定通り、左右の腕は形状が異なります。

 

左腕はサブマシンガン。肩が独立しているので、射撃ポーズでも肩のラインが綺麗に出せます。

 

ヘッドシザースの右腕はチャンバラソード。体を丸めながら飛びかかるようなポーズもバッチリ!

 

左腕はピコペコハンマー。先端のハンマー部分もしっかり塗り分けされています。

 

アンテナは可動するので、いわゆるおさげにもできます。

 

クロスメサイアの右腕はビートルガン。名前からしてメタルビートルを連想させます。

 

左腕はスタッグソード。遠近どちらでもいけるので、さまざまな殺陣が楽しめます。

 

ダッシュポーズ。どのメダロットも足裏はしっかりディテールがあります。

 

さて、本アイテムは1/12。それに1/12のメダロッチが付属するということはつまり……。

 

そう! 1/12のフィギュアの手首にメダロッチがジャストサイズなのです!(※装着できないフィギュアもあります)今回はBANDAI SPIRITSの「S.H.Figuarts ボディくん」「S.H.Figuarts ボディちゃん」にご協力いただきます。(※こちらは編集部独自の遊び方になります。また、1/12フィギュアへのメダロッチの装着は、くれぐれも自己責任でお願いいたします)

 

メダロットと成人男性のサイズ差ってこれくらいだったんだ……と認識を新たにしてしまうカットや、

 

知恵と勇気で勝ち残らなければ、と思ってしまうようなカット、

 

そしてまさにロボトルといった感じのカットまで、お好みの1/12フィギュアでバンバン作り出せてしまいます。これはぜひお手元の1/12アクションフィギュアと(※くれぐれも自己責任のうえで)組み合わせてお楽しみください!

 

ロボトルが始まったところで、メダロットを2体使って殺陣を楽しんでみましょう。まずはリボルバーを横っ飛びに避けるヘッドシザース。

 

着地してマシンガンも避けつつ、ダッシュで接近戦に持ち込んで……

 

回し蹴り! が、左腕で防がれてしまい形勢逆転。

 

反動でたたらを踏んだところにメタルビートルのリボルバーと右拳が迫る!

 

これをチャンバラソードで防ぐヘッドシザース! ……といったロボトルの流れが、サクサク作り出せるのです。これはもう「超可動」の賜物。本体が軽く、セッティングがしやすいのもポイントです。机の横に置いてあると、卓上ロボトルがひたすら楽しめてしまいます。凄い。マズい。

 

もちろん見得を切ったようなポージングでも2体組み合わせるとドラマが生まれます。クロスメサイアvsメタルビートルの射撃対決もご覧のとおり。

 

こちらはクロスメサイアvsヘッドシザースのチャンバラ対決。ぐっと腰を入れて斬りかかるポーズも、ソードを受けて間合いを取り直すポーズも嘘のように綺麗に決まるのです。

 

最後はそろい踏みで。「超可動 1/12メダロット」。800円という価格はガシャポンとしては高額ですが、「1/12スケールのフルアクションメダロットフィギュア」としては破格であります。動かせば動かすだけロボトルの情景が浮かんでくる、最高のトイといえましょう。サイズ感、関節、軟質素材、軽快な取り回し、すべてが「超可動」をガッチリ支えています。

 

さらに、1/12という統一スケールでコレクションが楽しくなるのはもちろん、さまざまなフィギュアがメダロッターとしてロボトルに参戦できるとなれば、これはもう「合意と見てよろしい」です。できればメダロットは2体。ぜひ、2体並べてフィギュアスタンドで戦わせて、ロボトルのシーンを楽しんでみてください。

 

DATA

超可動 1/12 メダロット

  • 仕様:組み立て式アクションフィギュア
  • ラインナップ:全3種
  • 発売元:バンダイ
  • 価格:800円(税込)
  • 発売中(オンラインでの発売は2020年6月下旬予定)
  • 一部のキャッシュレス決済自販機:スマートガシャポンにて

(C)Imagineer Co., Ltd.

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