スジ彫り&基礎加工でキッチリ仕上げる!大河原邦男氏デザインの新世代フレームアームズ・信玄をとことん楽しむ!その2

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日本を代表するメカニックデザインの巨匠、大河原邦夫氏によるフレームアームズ、信玄。電撃ホビーウェブではこの信玄を複数回に分け、簡単フィニッシュから改造作例までとことん楽しむ記事を掲載していきます。

 

第2回目の今回は簡単フィニッシュの完成をお見せしつつ、工作時につまずきがちな「スジ彫り」工作を様々な工具を使用しつつ解説していきます。

 

記事内では加工箇所の説明をしておりますが、実際の作業方法は動画でご確認ください。

 

ちなみに、今回の簡単フィニッシュ作例ですが、ヨドバシカメラ 新宿西口本店 ホビー・おもちゃ館にて、完成状態を展示していただいています。制作工程はこれから記事内で紹介していきますが、機会があればご覧いただけるとうれしいです。

 

完成状態

ということで、まずは完成状態を見ていきましょう。まずは正面から。金色のパーツは成型色でもかなり綺麗ではあるのですが、塗装した金色には敵わないので塗った後の効果が出やすい金、黒部分を塗装しました。

 

続いて側面。以前のFAガールスティレットの際も触れましたが、「簡単フィニッシュ」って作業量的にはそれほど簡単ではないのですよね。

 

背面。世間にある見栄えのいい簡単フィニッシュ作例って「全塗装作例よりも作業工数を減らしつつ、どれだけ効果的にキットの見栄えを良くするか」ということを表現したものだと思っています。ということで、ここからは全塗装作品を作るときにも使える工作の説明をしていきたいと思います。

 

スジ彫りとゲート処理

ふくらはぎのスラスター部分です。塗分けが発生する箇所はスジ彫りを深くして塗分けの境目をハッキリさせます。また、ゲート痕があるので塗装時に見えなくなるよう丁寧に処理していきます。

 

完成状態がこちら。くっきりと塗分けられ、ゲート痕はもちろん残っていません。基本的な作業ですが綺麗な完成品を作るために大事な作業です。

 

アンクルアーマー部分。こちらも塗分けが発生するのと、側面に装甲のラインが繋がっていないのが気になるので彫り込んでいきます。

 

金の角部分の塗分けがクッキリ分かれ、装甲の重なりが連想できるスジ彫りになりました。

 

続いて頭部周りです。後頭部のモールドが全体的に甘めであることと、塗分けが生じる頬当てのモールドが浅いため、デバイダーなど各種工具を使い、クッキリ彫り直していきます。

 

ニードルを使ったスジ彫りはコツがいる作業になるので、苦手な方は動画内でご確認いただければと思います。

 

頭部周りは入り組んだ箇所、クッキリさせないと塗分けが厳しい箇所が多いのでやや面倒ですが、綺麗な完成品を作るのには効果的な作業です。

 

最後に、スジ彫りではないのですが、キットで気になった刀の鞘について、テストショットだからだと思いますが、鞘の幅が狭く、刀身を塗装したら塗料が剥げてしまいます。

 

刃の大きさよりも若干大きい幅の彫刻刀を当て、鞘の内側全体をカンナ削りの要領で広げながら調整しました。FA信玄以外にも鞘に納められる日本刀系のキットは多いので、多少コツ入りますがオススメの工作です。

 

ということで、今回の作業説明はここまでとなります。最後に面頬(メンポ)装備状態の完成画像を1枚。武将、ナイト系の人型フィギュアであれば間違いないテンプレポーズです(笑)。

 

次回からは後ハメなどの加工工作を紹介していきます。2021年1月発売のFA信玄、どことなく日本の正月にピッタリな感じのキットですが、この記事を読んで「欲しい」という気持ちが高まってくれればいいなと思います。

 

DATA

信玄

  • プラモデル
  • 1/100スケール
  • 全高:約170mm
  • 発売元:コトブキヤ
  • 価格:5,400円(税別)
  • 2021年1月発売予定

 

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(C) KOTOBUKIYA


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