『逆転世界ノ電池少女』シャークワン立体化計画始動！作中ポーズもとれる「立体（玩具）としての正解」を目指して製作!!【前編】

公開日：2021年12月10日 19:00

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製作・撮影・文●ちいたわからし／編集●電撃ホビー編集部／協力●「逆転世界ノ電池少女」製作委員会

2021年10月より好評放映中のオリジナルTVアニメ『逆転世界ノ電池少女』。操縦者の組み合わせによって機体が変化する「ガランドール」と呼ばれる大型人型兵器の活躍するこのアニメ。山下誠一郎さん演じる主人公・久道細道＆ファイルーズあいさん演じる電池少女・赤城りんの組合せで活躍する『シャークワン』をアニメ制作チーム協力のもと、電撃ホビーウェブで立体化していきます。

●TVアニメ『逆転世界ノ電池少女』PV3弾

製作は『逆転世界ノ電池少女』特別企画「逆転世界ノ充電講座」でも活躍したプロモデラーのちいたわからしさん。放送前特番もYouTubeで見ることができますので合わせてぜひご覧ください。

ということで、特番では「メカトロウィーゴ」を製作したわけですが、アニメもクライマックスに迫ってきたこともあり、「やっぱりガランドールが欲しいよね！」ということでこの企画がスタート。アニメで使っているCGデータを貸していただけるということで、「楽勝で立体化できるじゃん！」と意気揚々と製作開始です！

まずはアニメ制作チームからお借りした3Dモデルをチェック！　「なんかよく分からないけどスゴイ！」と思いつつ、私自身はCGモデリングはできないのでコレを立体出力が出来る人を探します（笑）。

幸い、勤め先が出力できる環境を整えていたので、その環境に合うデータに変換。ある程度出力できるパーツに分割してもらい出力してもらいました。……はい、この段階まで私は何もしていません。

一通りのパーツが出力され、出力補助のサポートを外した状態。とてもプラモデル的なパーツが見えてきました。とりあえずこのまま組み立てていきます。

劇中で活躍するシャークワンが現実に出てきました！　各パーツは1ミリの真鍮線などで繋ぎ、とりあえず立てる状態です。せっかくなので全体を見ていただきましょう

立体化できたのは良いものの、このままだとちょっと不安定な感じが伝わるでしょうか？　アニメのオリジナルデータで出力しているので間違いなく「本物」ではあるのですが、アニメとしての正解と、立体としての正解は違います。

パーツの厚みが無い部分や、可動の隙間がない部分を修正していくことで、アニメで活躍するポーズもとれる「立体（玩具）としての正解」を目指していきたいと思います。せっかく立体化するからには手元で遊べる玩具が欲しいですからね。

ということで、今回の製作はここまで。『逆転世界ノ電池少女』の本編の物語もクライマックスですが、目指せ製品化！　……は張り切り過ぎですが、そんな気持ちで製作していきたいと思いますので、後編の記事をお楽しみに！

また、赤城りん役・ファイルーズあいさんによる直筆サイン＆宛名入りの『逆転世界ノ電池少女』特製ミニ色紙がプレゼントされるネットサイン会が2021年12月12日（日）に開催決定！　本サイン会には2022年1月26日（水）に発売となるBlu-ray Vol.1をキャラアニ.comで先着予約することで参加可能で、開催当日は『逆転世界ノ電池少女』公式 Twitter（@denchi_project）でサインを書いている様子がリアルタイム配信されます。後編の記事だけでなくこちらもぜひチェックしてくださいね!!

ネットサイン会概要

開催日時：2021年12月12日（日）13時～
予約期間：2021年10月18日（月）10時～12月12日（日）13時30分
対象商品：Blu-ray『逆転世界ノ電池少女』Vol.1（2022年1月26日発売）
特典内容：ファイルーズあいさんの直筆サインとお客様のご希望のお宛名を入れた『逆転世界ノ電池少女』特製ミニ色紙
イベント内容：ネットサイン会対象商品1点ご予約につきファイルーズあいさんが『逆転世界ノ電池少女』特製ミニ色紙に直筆サインとお客様のご希望のお宛名を書かせて頂きます。
詳細・販売サイト：キャラアニ.com

※開始時間は変更になる場合がございます。
※終了時間は未定です。

作品概要

西暦2019年、改元を目前とした日本。その上空に突如現出した異次元の裂け目。そこには天地逆転した異世界「真国日本」があった。
かつての軍国主義を維持したまま、永世昭和の世を続ける並行世界は、現行兵器を無効にするガス兵器「幻霧」と巨大人型兵器「伽藍」を駆使し、私たちの日本を軍事的侵略。瞬時に政府を掌握し、事実上の征服を果たす。
我らに「令和」という時代は訪れなかった……。

―――それから十年後。真国の属国として生まれ変わった幻国・日本。厳しい検閲の中、かつて隆盛を誇ったマンガ、アニメ、アイドル等のサブカル文化は完全に死に絶えた……かに見えた。

しかし、Otaku is not dead!

サブカル文化を守るため真国に真っ向から抗う集団が存在した。その名も秘密結社「アラハバキ」。そして主力兵器「ガランドール」と、その動力源となり戦う少女たち。人は彼女たちを称
してこう呼んだ……、電池少女と……。