フレームロボはこう作れ! プロモデラーフクダカズヤが超次元変形フレームロボを劇的に遊ぶ!(後編 たった500円でこれだけ遊べる!)

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500円(税抜)と低価格なうえ、さまざまな変形合体が楽しめるバンダイの新しいロボットホビー「超次元変形フレームロボ」の作例記事を紹介します。
前回はPP素材の処理方法を中心に、塗装までの工程をお伝えしましたが、今回はついに完成! さらにフクダカズヤが独自の組み替え遊びを行いました!

 


 

超次元変形フレームロボ 01ガイアフレーム&

オリジナルメガキメラフォーム

さて、いよいよすべてのパーツを組み立て人型にしてみます!

 

21組み立て

 

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無改造ですが、部分塗装とスミ入れの効果でモールドがしっかり際立ち情報量が増えたように見えます。キットの素性がよいからできる事ですね。

 

シルバーやクリスタルの効果で「メカなんだけど、科学だけではない謎の力で動いている」っぽさを表現しています。

 

また設定にはないオレンジの挿し色で見慣れた形でも別物のように見える効果を持たせられます。

 

実は青竹色の上にガイアノーツ「Ex-06・蛍光クリアー」を塗っておきました。ブラックライトでぼんやり光ります。やっぱり光ると楽しいですね!

 

▲ブラックライトが当たると、青竹色とオレンジの部分が……

▲ブラックライトが当たると、青竹色とオレンジの部分が……

 

▲光ります!

▲光ります!

 

 

ガイアフレームでアニマルフォームを考えてみる

3月に発売予定の第3弾はアニマルフォームへ変形可能ですが、ガイアフレーム単品でもなにか変形できないものか……とちょっと頭をひねって完成したのがこちら“アニマルフォーム「ガイアドラゴン」”です。

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”なぜ地球なのにドラゴン!?”とか”ドラゴンなのに首が短いじゃないか!”とか”二足竜ならワイバーンだろ!”などなどファンタジーファンの方からツッコミが入りそうですが(笑)

 

ともあれ、あれやこれやとパーツを組み替えていると時間が経つのも忘れて遊び込んでしまいますね。

 

なお、ガイアドラゴンの目にあたる部分にはネイル用のクリスタル素材を接着しました。ロボ状態と同じ赤にしています。

 

 

そしてオリジナルのキメラフォームも考えた!

さて時間を忘れて遊ぶ……といえば、やはりシリーズ全6種が揃っていれば時間を忘れて遊んでみたくなるのが”合体”ですよね!

 

ひとつのフレームロボをパワーアップさせる合体、色合いを考慮した合体、全盛り増し増し余剰なしの6体合体などなど……うん、時間足りないですね。

 

無限に遊んでいると担当編集さんにも嫁さんにも怒られそうなので、第1弾と弾2弾それぞれを1セットに組分けして、3体合体で作ってみました。

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バンダイホビーサイト内のストーリー漫画を参考に、主人公たち3人のフレームロボが友情合体を果たしたら? というテーマで、自分的に“メガキメラフォーム「キズナフレーム」”と名付けたガイア、マーズ、マーキュリーの合体形態です。

 

マーズとマーキュリーはプライマー後にゴールド部の部分塗装とウォッシングを行って芯ホルダーの陰影効果を施しています。

 

友情がテーマの合体なので、3体のフレームロボの調和、またゴールドのパーツを全身に配置して視覚的に強そうな印象を与えられるようにしています。

 

合体後には多少パーツが余りますがシルエットを優先しています。

さらにこんなものも作ってみました。

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自分的に、メガキメラフォーム「フュージョンフレーム」と名付けたサターン、ヴィーナス、アマテラスの合体形態。

 

ストーリー漫画をご存知の方は、この合体はいったい彼らに何が起こったんだ? と思われるでしょうね。アマテラスをメインにしてもよかったのですが、ヴィーナスをジョーカー的な扱いにして、神秘的で善なのか悪なのか、曖昧な雰囲気に仕上げてみました。

 

基本的にはキズナフレームと同じ組み方ですが、脚部を担当する2体は原型が残るようにしており、調和ではなく“無理矢理引き込んで合体している”感を出しています。

 

プライマー後にメタリック系の部分塗装、ウォッシングを行って仕上げています。アマテラスのウォッシングはパープル系を使用、芯ホルダーによる陰影はいれていません。

 

さて、今回のフレームロボの紹介は以上で終了です。

 

ランナーレス構成でゴミが出ない技術、PPの特性を活かした“畳む”という今までに経験したことのない組み立て方など新しい試み満載なのにユーザーフレンドリーな価格にも驚きな超次元変形フレームロボ。日々進化しているガンプラとは違った角度から切り込んだ進化を感じられます。ちょっと息抜きモデリングに、揃えてガッツリとオリジナル作品製作に、お子様とご一緒に、と個人的にもオススメのアイテムです。第3弾の発売も待ち遠しいですね! ガイアとサターンのキメラフォームカラーも合体遊びの幅を広げてくれそうで……あぁ、時間を忘れる毎日が再び……(笑)

 

<ColoringData>

■ガイアフレーム

ガイアマルチプライマー(ガイアノーツ)
57番・青竹色
WC02・グランドブラウン
GX208・GXラフシルバー
173番・蛍光オレンジ
Ex-06・蛍光クリアー(ガイアノーツ)

■キズナフォーム<マーズフレーム、マーキュリーフレーム>

ガイアマルチプライマー(ガイアノーツ)
GX217・GXラフゴールド
WC02・グランドブラウン

■フュージョンフォーム<サターンフレーム、ヴィーナスフレーム、アマテラスフレーム>

ガイアマルチプライマー(ガイアノーツ)
GX207・GXメタルバイオレット
GX216・GXメタルダークブルー
WC02・グランドブラウン
X-23・クリアーブルー(タミヤ)
X-16・パープル(タミヤ)

特に表記のないものはGSIクレオスのMr.カラー、Mr.カラーGXおよびMr.ウェザリングカラーを使用。

 

 

 

<DATA>
超次元変形フレームロボ

■簡易組立式プラスチックキット
■スケール:ノンスケール
■発売日:2016年3月
■価格:各500円(税抜)

 

 

<関連情報>
超次元変形フレームロボ公式サイト

 

 

 

 

(c)BANDAI

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