全カードゲームファンにオススメしたい、愛蔵のコレクションをより際立たせるディスプレイボードがある!箱庭技研×マイルストンが発売する「The Metal」「The Case」レビュー

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フィギュア撮影の背景として使用できるジオラマシートや機能的なコレクションケースなど、ホビーファンの“かゆいところに手が届く”商品を世に送り出している箱庭技研。そして、トレーディングカードや食玩、フィギュアなどホビーアイテムの卸売事業や商品企画を行っているマイルストンがコラボし、「飾(かざ)ライフ」というワードを掲げ、新たなコレクションスタイルを提案する商品を展開しています。

その名の通り「好きなコレクションアイテムを飾って楽しむ生活」のことを指すという「飾ライフ」。その推進のために用意されたキービジュアルには、両社がタッグを組んで発売している壁かけディスプレイボード「The Metal」と、それに対応したUVカットアクリルカードケース「The Case」を使用した日常空間の様子が描かれています。

 

この記事では、そんな「The Metal」と「The Case」のレビューをお届けします。実際にトレーディングカードゲーム(TCG)を趣味としている筆者の自宅にて、私物の数々をディスプレイし「飾ライフ」を堪能してみたガチレビューをご覧あれ!

 

はじめに簡単な商品概要に触れておくと、壁にかけられる金属板の「The Metal」に、マグネットつきの「The Case」を貼りつけることで、トレーディングカードなどを自由なレイアウトでディスプレイできるというもの。「The Metal」はSサイズ(縦330ミリ×横440ミリ)、Mサイズ(縦440ミリ×横660ミリ)、Lサイズ(縦550ミリ×横880ミリ)の3サイズ展開となっています。金属板とはいってもSサイズは570グラム、Mサイズは1120グラム、Lサイズは1850グラムと軽量で、手に持ってみても重さはさほど感じません。今回は実際に筆者の部屋の壁に飾ってみるということで、SサイズとMサイズを使用します(Lサイズはデカすぎて飾れるスペースがありませんでした……)。

 

 

「The Metal」の取りつけ方法は四隅にピンを打ち込むか、ワイヤーを使用して吊り下げるかの2パターン。今回はピン打ち込み方式で実施します。はじめに、同封されている位置決めシートを画鋲で刺し、重りをつけた糸で水平にバランスを取ります。位置が決まったら、六角ボルトをはめ込んだボード固定具にピン打ち。後は金属板の穴とボルトをあわせ、手回しのナットを取りつけるだけと工程はかなりシンプルです。こういった作業には慣れておらず、不器用な自覚がある筆者。ピンを打ち込む際に多少位置がズレてしまったものの、金属板の取りつけは問題なくクリアすることができました。

 

「The Case」の方は、スモールサイズ(内寸縦88ミリ×横61ミリ)とスタンダードサイズ(内寸縦90ミリ×横65ミリ)の2種。TCGのタイトルで言うと、スモールサイズは『遊戯王OCG』『デュエル・マスターズ』『カードファイト!! ヴァンガード』など、スタンダードサイズは『ポケモンカードゲーム』などに代表されるサイズが目安です。またケースの間に挟むスペーサー(内寸)の違いはありますが、ケース自体の大きさは同じでした。「The Metal」Sサイズには、ギッチリ詰めて15個の「The Case」が配置できます。

 

こちらは「The Metal」のMサイズ。少し間隔を開けて、「The Case」が18個配置できました。

 

「The Metal」の設置が完了したところで、早速お気に入りのカードたちを飾ってみます。実際のサイズ感としては、カードサイズぴったりのインナーのような薄いスリーブなら同サイズ内に収まるものの、その他通常のスリーブに入れた状態で飾りたいのであればワンサイズアップさせる必要がありました。

 

筆者がよく遊ぶのは『カードファイト!! ヴァンガード』で、アクアフォースという海軍をモチーフとしたテーマが好きでした。海の中で自在に活動できるアクアロイドやティアードラゴンという種族が登場する関係上、カードイラストの背景が鮮やかな青色となっていることが多く、こうして並べてみると統一感があって満足度◎。高レアリティのカードは買わない派の筆者ですが、こうした鑑賞の楽しみ方を提供してくれる「The Metal」と出会ったことで、今後はそうもいかなくなるかも知れません……。

 

最近のシリーズは買えていないのですが、『バトルスピリッツ』仮面ライダーコラボブースターのカードたちもディスプレイしてみました。「The Case」は透明度も高く、カード表面に施されたレリーフ加工の美しさもそのままに堪能できます。こういったカード観賞用のアクリルケースにはUVカット機能が備わっていないものも少なくないので、しっかりと日焼けのダメージから大切なコレクションを守ってくれる「The Case」なら安心です。

 

トレーディングカードはもちろん、そのほかのカード商品をディスプレイしてみるのもアリ。こちらは「DXネオディケイドライバー」「DXネオディエンドライバー」「CSMブレイバックル」「CSMギャレンバックル」「ウルトラレプリカ オーブリング」といった、カードを使って変身する特撮ヒーローのアイテムを並べてみました。

 

「The Case」スタンダードサイズでは、いちげきウーラオスやカメックスVMAX、ホミカやマリィのSRなど、『ポケモンカードゲーム』のお気に入りカードをディスプレイ。「The Metal」には両面テープつきのマグネット単体もついているので、「The Case」以外のアクリルケースを貼りつけることも可能となっています。

 

「The Case」はそのほか、お菓子についているシールや色紙、未開封のカードパックなど、様々なアイテムに対応した商品展開を進めています。個人的には、「貼る」以外の方法でシールをディスプレイできるのが特にありがたいと感じました。カードパック対応のサイズともなると見ごたえもあり、好きなタイトルの歴代ブースターをずらりと並べたらかなりの満足感が得られそうです。

 

以上、いかがだったでしょうか。商品のコンセプトとしてはシンプルですが、それ故にマットな仕上がりでカードを引き立ててくれる「The Metal」の質感や、マグネットで直感的なディスプレイが楽しめる機能性など、力強い魅力が際立つ商品でした。カードを愛するユーザーに間違いなくオススメできるアイテムとなっていますので、ぜひチェックしてみてください!

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