「S.R.D-S サイバスター Premium Edition」キットレビュー!<第2回>&『OGMD』最新情報!【電撃スパロボ No.53】

更新日:2016年6月8日 20:24

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

モデラー●富永高志/文・編集●KY、電撃ホビー編集部

densupa_bn_800

 

前回は全体的なキットレビューをお届けした「S.R.D-S サイバスター」。2回目となる今回は、本キットをより楽しむための工作ポイントをご紹介。これから製作するという方は参考にしてみてくださいね。また、6月30日に発売となる『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ(以下、OGMD)』の戦闘システム情報をも併せてお届けします。

 

※これまでの製作の過程は、以下のバックナンバーをご覧ください。

第1回:「S.R.D-S サイバスター Premium Edition」キットレビュー!<第1回>【電撃スパロボNo.051】

⇒週刊 電撃スパロボ! 特集ページはこちら!

S.R.D-S サイバスター Premium Edition②

製作・文:富永高志

 

●頭部
ka_dsp_20160510_014@

 

デフォルメという都合上大きい形状ですから、側頭部の紫以外は色分けが万全です。ツインアイはクリアーグリーンのパーツで再現されています(製品版では黒の部分が塗装済みとなっています)。

 

ka_dsp_20160510_006@

 

頭部は変形時の収納機構との兼ね合いもあり、必要十分に可動します。組みつけの都合でフェイス部(B9+B10)とトサカ(B7+B18、N1)のダボの一部をカットして後ハメ化し、塗装しやすくしています。

 

ka_dsp_20160510_020@

 

後ハメ加工後、接着しなくても問題ありませんが、万全を期すなら塗装後の接着したほうが良いでしょう。ツインアイを含むクリアーパーツの裏側にはメタリクッテープを貼って輝きを表現。

 

●ボディ

ka_dsp_20160510_010@
胸部下段のスリット部分以外は色分けは万全で、変形ギミックの都合で腹部と腰部が一体になっていますが、胸部と腹部の接続部で可動を確保していますので、特に問題はありません。

 

ka_dsp_20160510_005@

 

腰アーマーはすべて可動式、かつ股関節軸は上下にスライドするため、脚部の可動範囲はかなりのもの。ボディの装飾(A1~A4)は裏の肉抜き穴をポリパテで埋めつつ、表側もよりシャープになるように工作しています。

 

ka_dsp_20160510_021@

ka_dsp_20160510_022@

 

また、腰アーマーはすべて裏側の肉抜き穴をポリパテで埋め、フロントアーマーが入る部分には後ハメ加工を行っています。

 

ka_dsp_20160510_023@

ka_dsp_20160510_024@

 

サイバード形態では機首になるテール部は、先端部がボールジョイントで可動するようになっています。

ka_dsp_20160510_013@

 

こちらはトサカ(N3)の肉抜き穴をポリパテで埋め、角(J3)はダボの一部を切り取って後ハメ化。バックパックも挟み込み構造となっているため、下部(G8+G19)に後ハメ加工を行っています。

 

ka_dsp_20160510_025@

ka_dsp_20160510_026@

 

●腕部

 

ka_dsp_20160510_011@

 

マッシブな腕部は肩アーマーの独立可動、引き出し式の前腕部と可動範囲は十分。肩アーマーは白のパーツ(D2)の一部を切り取って後ハメ化しています。

 

ka_dsp_20160510_027@

 

また、サイバードでは手首接続の穴が見えてしまうため、市販のモールドパーツとランナーの組み合わせでフタを作成しています。

 

ka_dsp_20160510_008@

▲サイバード形態では手首を取り外すのだが、どうしても外した後の穴が目立つ。今回の作例ではカバーパーツを製作して対処。

 

●脚部

ka_dsp_20160510_015@
シリーズ恒例の幅広い可動が取れる股関節、隙間を見えにくくしたヒザの可動、回転と2箇所の軸可動、接続による4重構造式の足首の可動、可動するすべての爪と、こちらの可動範囲も十分に確保されています。スネ部の赤を除けばここの色分けも万全です。構造上フレーム部分は後ハメができませんが、ここはヒザを曲げ伸ばししつつ、塗装を行えば届えば対応可能です。爪は爪先のソールとカカトが挟み込みになっているため、見た目と強度を優先してマスキングによる塗り分けで対応しました。

 

●主翼

ka_dsp_20160510_012@
最もパーツ面積の大きい主翼は、各部の関節構造による開閉、基部の可動による角度変えにより、フレキシブルに可動します。ここも挟み込み式となるため、上段ブロックの可動部(F10)を切り欠いて後ハメ化を行っています。

 

ka_dsp_20160510_028@

 

ただ、この加工により保持力が低下します。そうなると主翼の大きさ、重さの分だけ強度に不安が出るので、C4とC9のマーカーで塗った面に瞬間接着剤を塗って渋みを増しています。

 

ka_dsp_20160510_029@
●武器

ka_dsp_20160510_016@
通常版にも付属するディスカッターは、M9の一部をカットすると簡単に後ハメできます。

 

ka_dsp_20160510_030@

 

「Premium Edition」のみに同梱されるバニティリッパーは迫力溢れる大きさとなっており、分割ギミックも備わっています。こちらはキットのままですが、各部の塗り分けが大変なので、マスキングなどじっくりと取り組んでいただければと。ファミリアは両翼の尻尾(?)をシャープにした以外キットのままです。

 


>>次ページでは『OGMD』のゲーム・システムについてお届け!

 

 

■カラーリングデータ

  • 本体ライトブルー…GX1・クールホワイト+80番・コバルトブルー少量→GX100・スーパークリアーIII
  • 本体紫…67番・パープル+クールホワイト少量→181番・スーパークリアー半光沢+スーパークリアーつや消し
  • 本体黄…クールホワイト→GX4番・キアライエロー+58番・黄橙色→スーパークリアーIII
  • 本体赤…G3番・ブライトレッド→スーパークリアーIII
  • 内部メカ…G125番・スターブライトアイアン+GX2番・ウイノーブラック
  • 足裏と武器の金…ウイノーブラック→G10番・ブライトゴールド
  • バニティリッパー青…ウイノーブラック→SM01・スーパーファインシルバー+G33・純色シアン
  • バニティリッパー紫…パープル→スーパークリアー半光沢+スーパークリアーつや消し
  • 刀身および宝玉ベース色…ウイノーブラック→G121番・スターブライトシルバー
  • 宝玉(赤)…宝玉ベース色→G41・クリアーレッド+G42・クリアーオレンジ少量+GX100・スーパークリアーIII
  • 宝玉(緑)…宝玉ベース色→138番・クリアーグリーン
  • 宝玉(紫)…宝玉ベース色→G47・クリアーパープル

※Gはガイアカラー、その他はすべてGSIクレオス「Mr.カラー」および「Mr.カラーGX」

 

S.R.D-S サイバスター Premium Edition

  • ノンスケールプラスチックモデル
  • 全高:約145ミリ
  • 発売中
  • 価格:7,200円(税抜)
  • 発売元:コトブキヤ

>>商品ページはこちら
>>コトブキヤオンラインショップでのご購入はこちら

※「Premium Edition」はコトブキヤショップ限定アイテムです。

関連情報

スーパーロボット大戦 公式サイト

最新作!『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』

コトブキヤ

 

(C)SRWOG PROJECT

1 2
上に戻る