いつでも切れ味バツグン！刃をデザインナイフのように交換できるプラモ向上委員会の「サステナニッパー ADVANCE」をレビュー！

▲ブリスタータイプで高級感のある「サステナニッパー ADVANCE」のパッケージ。新しい工具はいつでもワクワクしますね！

▲まずはパッケージの中身を見ていきましょう。左が「サステナニッパー ADVANCE」本体、右が保護キャップとメンテナンス用のドライバーとなっています。

▲さっそく本体の刃部分を見ていきましょう。写真右側の刃基部に、見慣れぬビスのようなものがついているのがわかります。

▲裏面から。刃部分は高剛性のタングステン製、本体はステンレス製となっており、しっかりとした作りです。

▲刃の切れ味が落ちてきたり、欠けて交換したい場合は、まず付属グリップの両端に2種類のドライバーを装着します。

▲このドライバーは2種類で先端の形状が異なり、刃を交換するときはギザギザにカットされたほうを使います。

▲このドライバーを、先述した刃基部のビスに差し込みます。

▲くるくると回してビスをゆるめていきます。

▲ビスをゆるめたら、スライド式で使い終わった刃を取り外すことができます。

▲ここで登場するのが、別売りの専用替え刃セット「サステナブレードセット」。3枚入りで税抜き価格900円となっています。

▲専用ケースの中には、3枚の専用替え刃と刃固定用の予備ビスが3本入っています。

▲これを古い刃と交換してあげるわけです。

▲新しい刃を装着して、外した時と逆にビスを締めこんであげれば交換OK！

▲刃を交換して、ちょっとかみ合わせが変わってしまったかな？というときは、刃の微調整もできます。写真に矢印で示した2つの黒い突起にご注目ください。

▲ここに、刃の着脱で使用したものと逆側のドライバーを差し込んであげます。こちらのドライバーの先端は六角形の形状。

▲このドライバーで2箇所の突起を回してあげると、刃の微調整をおこなうことができます。

▲使用しないときは、付属の保護キャップをかぶせてあげるようにしましょう。

▲ちなみにグリップ部分には、指かけアタッチメントが付属。小指をかけることでニッパーの安定感が増します。お好みで着脱が可能。

▲最後は切り心地をチェックしてみましょう。プラモデルのゲートを一度切りで外してみます。

▲切れ味は片刃ニッパーらしく鋭いもの。細めのゲートではあったものの、ニッパー圧による白化はほとんど見られませんでした。

▲少し気になった点としては、一般的な片刃ニッパーに比べて刃の幅が広いため、細かいところに差し込むときは注意が必要です。写真左が一般的な片刃ニッパー、写真右が「サステナニッパー ADVANCE」。

▲お次は3mm径のランナーを切ってみましょう。

▲さすがに3mm径だとまったく白化しないとはいえないものの、ご覧のように、スパスパとスライスすることができました。切れ味はもちろんですが、本体がガッチリ作られているので、強めの力を加えたときに「グニッ」と刃がズレてしまうようなこともないですね。

▲ぜひとも新感覚のニッパーをお試しあれ！