素組みでガンプラ!【基礎】ガンダムマーカーでスミ入れ!
2016年6月30日(木)まで開催している「Fun to build UCキャンペーン」。このキャンペーンはHGUCユニコーンシリーズ付属の応募券をハガキに貼って応募すると、抽選で500名に「ガンダムUCスペシャルマーカーセット グリーンフレームVer.」が当たるというものです。
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セット内容はガンダムマーカーが16色、ガンダムマーカースミ入れ用が5本、ガンダムマーカー消しペンが1本。ユニコーンガンダムをイメージしたアクリル製専用ケースに収納した豪華なセットになっています。
ここでは、特別企画として、「ガンダムUCスペシャルマーカーセット グリーンフレームVer.」を使用して、ガンダムマーカーの基本的な使用方法を紹介していきたいと思います。
こちらはガンダムマーカーの通常色。レッド・ブルー・イエロー・ホワイト・ブラックといった基本的な色に加え、メカ部分用のグレーや、“目”に使用するアイグリーンなどが揃っています。これに加えてゴールド・シルバーをはじめ、メタリック系の塗料もセット。どちらもアルコール系塗料で、隠蔽力も強い塗料です。
こちらは蛍光マーカー。蛍光ピンクと蛍光グリーンが入っており、ビームサーベルなどの発光部分の塗装に使用すると良いでしょう。
これは消しペンと呼ばれるマーカーで、スミ入れペンやウェザリングマーカーなどで塗装し、はみ出した部分の消去や、塗装の境目などをボカす時に使用するペンです。
これはスミ入れ用のペン。通常の油性ペンのようにスミ入れを書き込む「スミ入れ用」(油性)と、「スミ入れふでペン」(水性)という塗装後に拭き取るタイプの2種類がセットされています。
ガンダムマーカーとガンダムマーカー消しペンの先は〈平芯〉となっており、広い面積を塗装するのに最適な形状をしています。
写真上のスミ入れ用ペンの先端は、文具の極細油性ペンと同じ形状になっていて細い線を書くことができます。先端が極めて細いので、スジ彫りや凹モールド内部に書き込む際に使用します。
対して、写真下のスミ入れふでペンは、先細り型で弾力性のある先端をしています。スジ彫りや凹モールド周辺に塗料を塗布し、乾燥後にはみ出た部分を消すことでスミ入れを行うペンです。
まずは使用前にガンダムマーカーを矢印の方向に動かします。内部に入っているボールが移動して、中の塗料を攪拌してくれます。10回以上振って、塗料を良くかき混ぜておきましょう。
その後、硬い物の上でペン先を押しつけます。使用前は白色をしているペン先ですが、押しつけることによって、内部の塗料がペン先に浸透してきます。これで塗装の準備が完了です。
ここでは、「ユニコーンガンダム・デストロイモード」にスミ入れと部分塗装を施していきます。
白・グレー・ダークブルーにクリアーピンクの成形色で構成されていて、無塗装でもほぼ劇中通りの配色が再現されています。細かな部分はホイルシールで塗り分けを再現するHGキットのスタンダードな仕様となっています。
最初は「スミいれ用〈グレー〉」を使用して、スジ彫り部分に書き込みします。先端が非常に細いので、スジ彫り部にペン先を差し込み、スジ彫りに沿ってペンを動かせばOKです。
「ガンダムUCスペシャルマーカーセット グリーンフレームVer.」にはブラック・グレー・ブラウンの3色が入っています。写真はそれぞれの色でスミ入れを行ったものです。
ユニコーンガンダムの装甲は白で成形されているので、ブラックもしくはグレーがオススメです。もちろんブラウンでスミ入れをしても間違いではありません。他のパーツの色味や、自分が目指す完成品のイメージに合わせて、各色を使いわけるのがベストです。
次は「スミいれふでペン」の使い方です。このペンは拭き取ることが前提のペンなので、スジ彫りや凹モールド周辺に塗料を載せていきます。
その後、はみ出した部分を「ガンダムマーカー消しペン」で拭き取るように消していきます。このペンは塗料を剥がすための液体が入っているので、はみ出した部分や、失敗した部分を消すことができます。
スジ彫りの両サイドからアプローチし、はみ出した部分の塗料を消していけば作業完了。
ここでははみ出してしまった塗料を消していますが、境目をぼかしてグラデーションのように仕上げるのもテクニックのひとつです。
この「スミいれふでペン」もブラックとグレーの2色がセットされているので、両方の色でスミ入れしてみました。こちらも好みに合わせて使う色を決めると良いと思います。ちなみに、今回の例ではグレーを使っています。
なお、「ガンダムマーカー消しペン」の中身は無色透明ですが、拭き取り作業をしていくうちに、ペン先に色が付いて汚れてしまう場合があります。そんな時はガンダムマーカーの先端を交換して使うといいでしょう。
スミ入れ後と前の比較です。複雑なモールドの凹部にスミ入れしたことにより、キットの彫刻がはっきりと目視でき、全体が引き締まった印象になっています。
こちらはビームライフルにスミ入れを行った状態です。マガジンを含む幾何学的なモールドが強調されてメカとしての精密感が強調されました。
このように複雑な彫刻が施されたパーツであればあるほど、効果が上がります。ガンダムマーカーなら初心者でも手軽に作業できるので、ぜひ試してみてください。
ここでは、「ガンダムUCスペシャルマーカーセット グリーンフレームVer.」のセット内容と使い方のほか、スミ入れの効果について紹介しました。次回は、ワンポイントの部分塗装とスミ入れについて説明したいと思います。
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DATA
Fun to build UCキャンペーン
■プレゼント内容
「ガンダムユニコーン スペシャルマーカーセット グリーンフレームVer.」(当選者数:500名)
■応募期間
2016年4月23日(土)~2016年6月30日(木)
■応募方法
“HGUCユニコーンシリーズ”の取扱説明書についている応募券を、店頭で配布中の専用ハガキか官製ハガキに貼ってご応募ください。キャンペーンへのご参加は、店頭で配布中の専用ハガキか官製ハガキでのご応募のみ有効です。私製はがき、封書でのご応募は無効となります。
官製ハガキに応募券1枚を貼って、必要事項(ご住所、お名前、電話番号、年齢、性別、購入店舗、キャンペーン認知経路)を明記の上、ご応募いただきます。応募ハガキ1枚を1口とし、お一人様何口でもご応募可能です。なお、当選の権利はご本人に限らせていただきます。当選権利の譲渡などはできません。
■当選発表
当選者の発表は厳正なる抽選の上、景品の発送をもって発表にかえさせていただきます。
※当落確認のお問い合わせにはお答えすることはできません。
■当選賞品の発送
キャンペーン期間終了後、7月上旬から順次発送予定
※景品のお届けは、日本国内、当選者ご本人の住所に限ります。
※実施概要の最新の情報・詳細はキャンペーン詳細ページをご確認ください。
※掲載している写真は開発中のため、実際の内容とは多少異なる場合があります。
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