素組みでガンプラ!MG 1/100 MS-06R-2 ギャビー・ハザード専用ザクⅡ~マスターグレードの製作法~後編

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超基本からちょっとしたワザまで、ガンプラを素組みで作る“コツ”を、プロモデラー・桜井信之氏が指南する本コーナー。

 

ここでは、プレミアムバンダイ限定商品の「MG 1/100 MS-06R-2 ギャビー・ハザード専用ザクII」を使って成形色を活かした仕上げ方法について紹介したいと思います。

 

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前回(⇒素組みでガンプラ!MG 1/100 MS-06R-2 ギャビー・ハザード専用ザクⅡ~マスターグレードの製作法~前編)はウェザリングする方法を紹介しました。後編となる今回は、デカールについて触れていきたいと思います。

 

_MG_7469プレミアムバンダイで販売されているキットの特徴は成形色ですが、もうひとつの魅力は付属のデカールです。これはシールではなく水転写式のデカールなので、よりリアルに完成品を仕上げることができます。

ここではキャンバスとして最大のパーツであるシールドを使ってデカールの貼り方について簡単に説明します。

 

_MG_7473この時、ぜひ用意してもらいたいのがGSIクレオスの「マークソフター」です。

 

_MG_7478 _MG_7482まずは貼る場所に「マークソフター」を塗布。

 

_MG_7485その後デカールを貼り、再度デカール表面から「マークソフター」を塗布します。

 

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_MG_7489その後、綿棒を使って余分なマークソフターを除去すると同時に、デカールをパーツに定着させます。この時綿棒を転がすように動かせば、繊細なデカールが破けたりすることなくパーツに定着させられるでしょう。

 

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デカールは表面にツヤがあり、プラスチックのパーツとはツヤ感が異なります。デカールの水分が乾燥した後、ツヤ消しクリアーをコートして、全体のツヤを均一にします。この作業を行うとデカール表面に保護膜が形成されるので、完成後もデカールの破れなどが起こりにくくなります。

 

 

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_MG_7507ツヤ消しクリアーをコートする際に注意したいポイントがあります。

白や黄色、赤などでは起こりにくいのですが、ダークグレーや黒など色の濃いプラスチックの場合、ヤスリがけを行った際の傷が残っていると、その部分だけ変色することがあるので、濃い色のパーツにツヤ消しクリアーを吹く場合は、パーツ表面の傷を十分に消してから作業してください。

 

_MG_7573さてプレミアムバンダイのキットに限ったことではありませんが、ザクやグフ系のモビルスーツには動力パイプが存在します。この部分もHGキットとは大きく異なり、細かくリアルに再現されています。それゆえパーティングラインやゲート処理に手間がかかる場所でもあります。

 

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_MG_7576しかし作業手順ひとつで苦労が減る方法があります。

説明書どおりにパーツを移動させてしまうと非常に労力を伴ってしまうので、まずランナーを切り離し、動力パイプを横方向から2ピース程度ごとにカットするのがオススメです。

 

_MG_7584ランナーに対し正面方向からアプローチすると、ゲートに負担がかかり、ゲート跡が傷付きやすくなるので、横側からニッパーを入れるようにしましょう。

 

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_MG_7590その後、内部に軟質樹脂のランナーに固定された状態のまま、スティックヤスリなどを使い、まとめてパーティングラインとゲート処理を行います。円柱状であることを意識して、削り跡が平面にならないように仕上げていきましょう。

 

_MG_7593なお、反対側のパーティングライン上にはモールドが存在するので、傷を付けないようにして、このままで完成させれば問題ありません。

 

 

完成写真

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パーツ数が多く、初心者には敬遠されがちなMGですが、成形色による配色や細かくパーツがわかれていることで、逆に作業しやすい部分が多いのです。

 

さらに完成後表面に露出しない部分はパーティング処理すら行わなくても問題ないことも実感いただけましたか。

 

正攻法で作るのも良いですが、模型は完成してナンボのホビーです。製作中に疲れ果ててしまっては意味がありません。時には “省エネモード”で製作するのも大切です。

 

特にプレミアムバンダイのキットは、成形色の違いが魅力的なシリーズですので、ぜひその成形色を最大限に活用して楽しんでください。

 

 

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(C)創通・サンライズ


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