ガンプラで見る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』（その12）MG 1/100 リゼルC型リゼルC型（ディフェンサーa＋bユニット／ゼネラル・レビル配備機）

公開日：2016年7月24日 07:00

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製作・文●田久保義行／編集●電撃ホビー編集部

本コーナーでは、日曜朝7時よりテレビ朝日系にて放送されている『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』に登場したモビルスーツを、電撃ホビーマガジンやその別冊に収録された作例記事にて紹介します！

今回は、地球連邦軍の大型艦、ゼネラル・レビル配下のリゼルです。大型のディフェンサーユニットを装備したスペシャルな機体は、通常のリゼルとはまた違ったボリューム感。MGにて完全再現されたキットを、田久保義行が製作します。

MG 1/100 リゼルC型リゼルC型（ディフェンサーa＋bユニット／ゼネラル・レビル配備機）

メガ・ビーム・ランチャーを2門装備したaユニットに加え、ミサイル・ポッドを装備した近接・中距離に特化したbユニットもセットになった大ボリュームキット。MS、ウェイブライダー形態ともに良好なプロポーションを実現した傑作キットを、各装甲表面にディテールを追加して製作。よりスケール感溢れる作品に仕上がっている。

ゼネラル・レビルの守護神

▲作例前面。

▲作例背面。

MG「リゼルC型（ディフェンサーa＋bユニット／ゼネラル・レビル配備機）」を担当させていただきました。HGUC「リゼルC型ディフェンサーbユニット」が発売された時、MGでもbユニットは発売されるだろな……と予想はしていましたが、まさかa＋bユニットでの発売!?　HGUCのbユニットでも、かなりのボリュームで作り応えのあるキットでしたが、それがMGで両ユニットとなると、想像を超える凄いボリュームになりました（笑）。しかもこのボリュームで安価な設定も嬉しい限りです。

キットは完璧な出来栄えのMG「リゼル」がベースなのでまったく問題なし。両ユニットへの変更も数パーツを組み替えるだけで簡単に楽しめる仕様になっています。今回はこの傑作キットの完成度をさらに高めるべくディテールアップしました。

頭部と肩部センサーの内部フレームはマスキングしてGSIクレオス「メッキシルバーNEXT」で塗装。メガ・ビーム・ランチャーのセンサー部分は、付属のホイルシールの余白を切り出して貼っています。

▲GSIクレオスの「メッキシルバーNEXT」を塗装したセンサー部。

全体的に平面が多く、個人的に少し寂しく感じる装甲表面には、「BMCタガネ」を使用して、ディテールを彫り込んでいます。

▲キット素組みの胸部。これを……

▲BMCタガネを使ってスジ彫りを施しディテールアップ。

▲前腕正面にもディテールを追加。右がキット素組み。左が作例。

▲シールドにもディテールを彫り込んで情報密度を高めている。右がキット素組み、左が作例。

各部のバーニアは内部に市販パーツを組み込んで二重構造に。内部バーニアは赤く塗ってアクセントにしています。

▲腰のサイドバインダー。バーニアを二重構造にし、内部を赤く塗ることでアクセントとしている。ディテールも追加した。右がキット、左が作例。

▲ミサイル・ポッドはすべてのハッチが開閉可能。ミサイルはすべてマスキングして丁寧に塗り分けている。

完成！

COLORING DATA

本体白…45番・セールカラー
　＋35番・明灰白色＋GX１番・クールホワイト
オレンジ…58番・黄橙色
白…GX１番・クールホワイト
関節グレー…13番・ニュートラルグレー
　＋GX１番・クールホワイト
武装…13番・ニュートラルグレー
※すべてGSIクレオスの
「Mr．カラー」及び「Mr.カラーGX」