プロトタイプガンダムにシルヴァ・バレト・サプレッサー、ザク・ウォーリア2種、そしてギガンが装いも新たに出撃!「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 18.5」をレビュー!

更新日:2024年5月27日 10:56

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※2024年5月27日:本文中のザクウォーリア(ディアッカ機)の説明文にあったパーツカラーの表記を修正いたしました。

3ミリ径ジョイントを基本とした共通規格による自在な組み換えを実現したカプセルフィギュアシリーズ、「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE」。本弾「18.5」のように「.5」の小数点以下ナンバーがついている弾は、通常の再販と異なりカラーリングや一部仕様を変更したアナザー弾。彩色や成型色を変えた、バリエーション機体や武装のチョイスが嬉しいラインナップとなっています。


18.5弾のラインナップは『機動戦士ガンダムMSV』よりプロトタイプガンダム、『機動戦士ガンダムNT』よりシルヴァ・バレト・サプレッサー(マーキングプラス)、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』よりザク・ウォーリア(ディアッカ機)とザク・ウォーリア(ライブ仕様)、そして『MS-X』よりギガン、ここにMS武器セットを加えた全6種。「アンサンブル」シリーズならではの共通規格を駆使すれば、セット同士はもちろん、過去弾とも自由に組み合わせられます。作中には存在しない“ここだけ”の組み合わせも交えつつ、サンプルレビューでご紹介しましょう。


プロトタイプガンダム

『MSV』で存在が明かされた、ガンダムの1号機であるプロトタイプガンダム。18弾ではグレーだった箇所がシルバー塗装になり、シックなカラーリングと金属色の強烈な存在感を同時に手に入れました。第1弾のガンダムをベースに、ビーム・ライフルや足首のアンクルアーマー、ランドセルなどに多く新規パーツが使用された贅沢なモデルです。


シルバーで形状が映える頭部。シルバーの調色は輝きも鮮やかで見ていて飽きません。


腰横のホルスターや下腕部も新規造形。足首はアンクルアーマーが別パーツ化され色分けもクッキリ。


専用のビーム・ライフルを構えるポーズも様になります。


シルヴァ・バレト・サプレッサー(マーキングプラス)

『機動戦士ガンダムNT』より、クライマックスに登場したシルヴァ・バレト・サプレッサーがマーキングプラスに。本体はなんと設定通り換装用の腕部4基を背面にマウントし、密度の高いデザインを見事にアンサンブル化。カラーリングはブルーが深くなり、さらに両肩と腰部にマーキングが追加。背面だけでも大変なボリューム感で、ぜひ手に取って確認してほしい重量級の機体になっています。


後頭部を含めると6本ものアンテナを備えた頭部。ガンダム風のフェイスが凛々しい。


ビーム・マグナムを構えて。膝立ちもそれらしくまとまります。


足裏のディテールもバッチリ!


換装用アームは展開しないものの、3ミリ径ジョイントで交換用腕部を接続できます。換装の瞬間を捉えたような熱いカットにも!


ザクウォーリア(ディアッカ機)

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で登場した、ディアッカ・エルスマン専用となるダークグレーのザクウォーリア。18弾では一般機のグリーンカラーの枠でした。イメージ通りのカラーリングでビーム突撃銃とシールドを装備。後述のMS武器セットと組み合わせるとガナー、ブレイズの2形態を再現できる拡張性を持ちます。


※「18弾ではイザーク専用カラーの枠」と記載しておりましたが「18弾では一般機のグリーンカラーの枠」の誤りでした。謹んでお詫び申し上げますとともに、訂正いたします。


モノアイは恒例の回転ギミックで視線を左右に移動できます。


シールドは基部が3軸で可動、位置を柔軟に変更できます。スパイクを構えたポーズも楽々!


ザクウォーリア(ライブ仕様)

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』劇中でのミーア・キャンベルのライブで登場した、スペシャルペイントを施されたザクウォーリアもまさかのラインナップ! 胸や両肩、シールドに施されたライブ仕様専用の塗装も美しくプリント済み。成型色のピンクカラーもたいへん華やかでイメージ通りです。劇中では未使用ですがビーム突撃銃も付属します。


頭部のモノアイも専用のブルーとなっています。


やはり手にミーアを載せていたポーズが印象的。過去弾の平手パーツがある方はぜひそちらのご用意を。


ビーム突撃銃を構えたアクションポーズも決まります。


ギガン

『MS-X』より、ギガンが支援機枠として立体化! ペズン計画と呼ばれる極秘計画で開発された拠点防衛用MSで、右腕は半ばから4連装120mm砲に、下半身は3輪のタイヤになるなど独特の形状です。汎用関節を採用し、細かいパーツ分割と精緻な造形で密度感は凄まじいものに。本弾ではイラストにもあるサンドイエローのカラーリングが採用されています。


頭部モノアイはクリアパーツ。頭頂部180mm無反動砲や腹部の動力パイプも精密な造形です。


各部はボールジョイントを配しているため、大胆なアクションポーズもオーケー。


左手で強引に旋回! タイヤはボールジョイントで、ステアリングを切るような可動もできます。


肘部分はボールジョイントで接続。シールドを構えたりもできて、表情豊かです。


MS武器セット

MS武器セットにはザクウォーリア用のガナーウィザード、ブレイズウィザード、ビームトマホークと、ディアッカ機カラーのヘルメットに右腕用シールドパーツ、そしてプロトタイプガンダムの装備するビーム・ジャベリンがセットとなっています。ザクウォーリア(ディアッカ機)用の装備が中心ですが、ほかの機体も3ミリ径ジョイントの組み合わせで装備可能です。


まずはビームトマホークとガナーウィザードを装備。トマホークは大ぶりで迫力ありです。


ガナーウィザードは差し替えなしで展開、保持ができます。


大胆なポーズをとらせるときはアームから取り外してしまってもオーケー! リマスター版のOP風の射撃ポーズもこの通り。


お次はブレイズウィザードです。両肩がシールドになって一層力強い印象に。


翼のようにシールドとブレイズウィザードを四方に広げた姿はなかなかにヒロイックです。


もちろんミーアザクにもそれぞれのウィザードや武装を装着できます。


ビーム・ジャベリンも大ぶりで迫力満点。先端部の3方に伸びるビーム刃で立体感があります。


「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 18.5」でした。イメージを崩さずメタリックシルバーで印象を変えたプロトタイプガンダム、4本の換装腕部を実際に備えたシルヴァ・バレト・サプレッサー、同機体ながら全く印象の異なるザクウォーリア2種、それらを強化するウィザード2種の入ったMS武器セット、そして支援機枠ながら妥協のない完成度を誇るギガンと、いずれも楽しめる機体ばかり。ぜひ店頭で回してみてくださいね。


DATA

機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 18.5

  • 全6種
    ・プロトタイプガンダム
    ・シルヴァ・バレト・サプレッサー(マーキングプラス)
    ・ザクウォーリア(ディアッカ専用機)
    ・ザクウォーリア(ライブ仕様)
    ・ギガン
    ・MS武器セット
  • 販売元:バンダイ ベンダー事業部
    価格:1カプセル500円(税込)/【箱売】550円(税込)
    2024年5月 第5週発売予定

※発売時期は地域や店舗によって異なる場合があります。
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(C)創通・サンライズ

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