「ガシャポン」新シリーズ!「ドラえもん はさむんです。」驚きの低価格と高水準を両立!!

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2016年9月に発売された「ドラえもん はさむんです。」は、バンダイの送る新しいカプセルトイです。冠されたタイトル「はさむんです。」は、クリップの機能を備えたフィギュアという新カテゴリー。

 

近年増えてきた、いわゆるデスクトップ系のアイテムながら1アイテム100円という、昔懐かしの低価格を実現。造形にも塗装にも抜かりはなく、ラインナップも全11種と豊富です。今回は、企画開発を担当されたバンダイのおふたりに100円でこのプロダクトを成立させるまでの苦労と秘話をお聞きしました。

 

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▲写真左が内田さん、右の素敵な女性が門奈さん。内田さんの好きなひみつ道具はどこでもドア、門奈さんはほんやくコンニャクとのこと。

 

 

工場と現場で100円のカプセルトイを実現

 

――今日はよろしくお願いいたします。おふたりは普段、どういったお仕事をなさっているんでしょう?

門奈:主に工場や商品を生産いただくメーカーさんとのやり取りをしています。

 

内田:ドラえもん商品の開発を担当させてもらっています。マスコットやスイングなど。この企画は、門奈から新しいものをやりたい、ということでスタートしました。

 

――今回はこのサイズで100円、ワンコインのお値段なんですね。

門奈:「子供から大人まで気軽に回してもらえる100円の商品を作りたい!」という思いをずっと持っていました。その思いを形にすることができてうれしいです。

 

内田:社会人の方は、「ガシャポンといえばワンコイン」というイメージがあると思いますが、現在のカプセルトイは、メインが200円~300円にどんどん移行しはじめています。今回の「ドラえもん はさむんです。」は、ギミックがあり、立体としても成立するところで100円で提供できるもの。会社としても、僕個人としても、ぜひチャレンジしたかったんです。

 

門奈:そこで今回は、メーカーさんを挟まず、工場と現場が直接取引をして効率よく生産ができないか、という話から企画がスタート。現場と工場、メーカーさんとのやり取りをしていた私が「こういうのもできます!」というアイデアを内田をはじとする企画担当に提案していきました。

 

内田:門奈から新しいものがやりたいという企画をもらって「あ、これはいい、いける!!」と思いました。現状、ドラえもんの商品はおもに20代の女性をメインターゲットとして展開しています。その、かわいい系のアイテムに新ラインとして「はさむんです。」というクリップ式のものをはじめよう、となりました。

 

――それがこの「はさむんです。」という新シリーズになったんですね。

内田:はい。普通のクリップとは違って、フィギュアのような表情豊かで愛嬌のあるポーズと、それでいていろんなところにくっついたり挟んだりできるクリップが融合した、というコンセプトです。提案した彼女も、20代というまさにターゲットの年齢であるし、彼女が欲しいといっているものは確実に売れるだろう、と30代のおじさんが判断しまして(笑)、「ぜひ、やろう!」と実現へ持っていきました。

 

門奈:私自身も、どちらかといえばライトな層で。可愛いものを見ると、「あ! 可愛いなあ!」と思うのですが、そこで価格が300円だと、買うのはけっこうハードルがあるな……と。そういった人に、可愛いな、100円なんだ、1回まわしてみたいな、と思ってもらえるものを目指しました。

 

また、みなさんの持ち物がガラケーからスマホへと変化したため、ストラップ商品を身につけてもえらえる機会が減りつつあります。それらに代わって、身近に感じてもらえるものはないかと考えた結果、実用性も遊びもあるクリップで新シリーズを立ち上げました。

 

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▲机の上に並べて。1個100円ということもあり、数もそろえられそう。

 

 

“ドラえもん”という国民的キャラクターでシリーズ第1弾を

 

――モチーフはドラえもんありきではじまったのでしょうか。

門奈:最初はいろいろなキャラクターで考えていたのですが、やっぱりドラえもんって、小さい子から人気があり、小学生もみんな家で見ている、もちろん大人の私たちにもなじみのあるキャラクターで……。一番みんなが手に取りやすいのかな、と思いました。

 

――内田さんは原作のドラえもんはお好きですか?

内田:もちろんです。生まれたときからドラえもんのことしか考えていなかったくらい(笑)。ずっと生活の中でそばにいて、毎年映画も家族と見に行きます。ドラえもんは特に親しみをもって担当しています。

 

門奈:私もドラえもんの映画はずっと見ています。小学校のときから友達と、来場者特典目当てに(笑)。

 

――ドラえもんの表情やポーズはどのように選ばれていったのですか?

内田:表情も含めて、ポーズをまず考えるところからスタートしているんです。

 

門奈:わたしが身振り手振りでしながら考えたんです、……実際にやってみて(笑)。ドラえもんが自分のデスクの上でどうやったら可愛いかな、こうやったら可愛いかな、と。

 

内田:2、30案くらいはありましたね(笑)。ここにない原型もいろいろ作ったうえで、最終的にこの11種類に落としこんだ、という感じです。

 

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▲考え抜かれたポーズには、背中向きやおしりを向けたものなど、冒険的ながらチャーミングなものも。

 

――採用されなかったものには、どんなアイデアがあったんでしょうか。

門奈:壁からとおりぬけフープで出てくるものがなしになりました、ちょっとビジュアルがホラー映画っぽくなってしまって……(笑)。あとは本物の猫のように寝転がったり、だらーんと伸びているような姿も考えたんですが、同じ猫でもドラえもんには似合わなかったんです。

 

内田:門奈がたくさん試行錯誤して……。僕もポーズを実際にとったりもしながら考えました(笑)。そのポーズを、僕のほうで版権元さまのご要望をいただいたりしながら、実際の商品に反映させています。

 

 

 

こだわりのポーズ、こだわりのラインナップ

 

――背中向きやおしりといった、顔が見えてないけれどドラえもんとわかる立体は驚きです。

内田:やっぱりドラえもんの、アイコンとしての強さがありますね。

 

今回はめったに商品化されない黄色の“元祖ドラえもん”がラインナップされていることにも注目していただきたいです。これは9月3日がドラえもんの誕生日で、本商品の発売が誕生日に近いことから、誕生したばかりの姿の元祖ドラえもんがラインナップに加わりました。それに、「やっぱりひみつ道具もほしいよね」ということでミニドラもラインナップしています。ミニドラは、同じポーズでもちょっとサイズが小さくなっているのがこだわりの部分です。

 

 

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▲商品化の機会の少ない、元祖ドラえもん。このクオリティが100円で手に入るまたとない機会でもあります!

 

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▲ミニドラはひと回り小さいサイズ。これまたちょこんとしていてかわいいですね。

 

――ターゲットのみなさんに、一番訴求しているポイントはどこでしょうか。

門奈:可愛い!ところです。

 

内田:具体的に(笑)。

 

門奈:仕事の合間に、ドラえもんが机の上でいたずらをしていたら楽しいなと思ったことがきっかけで、このアイテムが生まれました。そして、机の上の大事なメモを挟んだり、スマホの充電器にストックしておいたり、お菓子の袋に封をしてみたり……日常で使える実用性のあるものにして、生活の一部になればと思い、形にしました。ふと目をやったときにドラえもんがいるような机っていいですよね。

 

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▲ノートPCやタブレット程度の厚みなら、なんなく挟めます。確かに可愛い!

 

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▲メモ書きを支えてもこのとおり。

 

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▲胸元などにもちょこんとつけられます。

 

内田:集めれば集めるほど、まるでデスクでドラえもんが遊んでいるように見えるんです。

 

門奈:がしゃっとバラバラに置いておくよりも、机の上でつなげて置いてあって、用があるときにとって使えるように、積み上げたさまも可愛くなるようにしています。それぞれのポーズや、色味もこだわってます。

 

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▲ドラえもん同士が積みあがるギミックも。裏面にはフックのような凸部があり、積み上げるときにひっかけて使えます。

 

 

――最後に、これから「はさむんです。」に触れる皆さんにメッセージをお願いします。

内田:このアイテムは、クリップではなく、フィギュアでもない。そのあいだ。両方の長所を持ってます。実用的でありながら、自分の生活を和ませてくれるグッズなので、ぜひひとつ手に取っていただいて、もし気に入っていただけたら、1000円で10個買えますので、数を揃えて遊んでみてほしいです。

 

門奈:コインを握りしめて、ガシャポンを回していたころを思い出してほしいアイテムです。そんな気持ちで作ったので、この可愛いドラえもんで皆さんの生活が少しでもステキになれば嬉しいですね。

 

内田:ドラえもんで作らせていただいた「はさむんです。」シリーズ。今後はもしかしたら、さまざまなキャラクターで展開するかもしれませんのでお楽しみに!

 

 

――本日はありがとうございました!

(9月某日・バンダイにて)

 

 

2016年9月発売となるこの「ドラえもん はさむんです。」。可愛いもの好きな方から、素敵なクリップが欲しい方、もちろん藤子ファンの方も満足のいくアイテムになっています。店頭で見かけたときは、ぜひ回してみてくださいね。

 

DATA

ドラえもん はさむんです。

  • 全11種
  • 発売中
  • 1カプセル100円
  • 発売元:バンダイベンダー事業部

 

関連情報

 

 

(c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK


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