『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神が、超合金魂で復活!
こんにちは。アニメーション研究家の五十嵐浩司です。
全日本模型ホビーショーのニコ生「超合金魂計画」で速報をお伝えした、超合金魂GX-72大獣神。今日は大獣神に合体した姿を初公開、さらなる詳細情報をお伝えします。
1992年に放送され、その後アメリカでも『パワーレンジャー』として世界的なヒットを記録した『恐竜戦隊ジュウレンジャー』より、1号ロボ・大獣神が超合金魂シリーズにいよいよ参戦します! 恐竜などの古代生物をモチーフにした守護獣が合体して完成する大獣神が、超合金シリーズならではの豊富なダイキャストパーツで質感高く再現されています。
ちなみに、放映当時に発売された「進化合体 DX大獣神」はプラスチック素材がメインで、残念ながら前年までの「超合金」の冠が外されてしまったという、玩具マニア的にはいわく付きのアイテム。それだけに今回の超合金魂版は、往年のファンにとっては感涙ものの事件なのです!
この超合金魂大獣神は当時「進化合体 DX大獣神」に関わった、当時の担当である野中剛さんが造型確認を、元プレックスの加藤大志さんが商品原案を手がけています。それだけに、当時再現できなかった部分へのこだわりも見どころになっているのです。
恐竜剣ゴッドホーンとマンモスシールドを構えた、大獣神の勇姿。腰サイドアーマーの可動によって股関節を広げた「ハの字立ち」ができ、各関節部の可動により様々なアクションポーズも再現可能となっています。
古代生物をモチーフとした守護獣たち。この5体が劇中同様に合体し、大獣神が完成します。
合体時は大獣神のボディとなる、守護獣ティラノザウルス。可動部は口、手の爪、肩、ヒジ、股関節、ヒザ、足首で、尻尾は節ごとに可動します。首、胸、大腿部や尻尾の付け根、足の爪などにダイキャストパーツを使用し、超合金魂オリジナルギミックとして胸部にはダイノタンカー用の砲身を収納することも可能です。
大獣神の両腕と背部、マンモスシールドに変形する、守護獣ジュウマンモス。足首などにダイキャストパーツが使用され、鼻は4ヵ所の可動部で上下へ自在に可動します。また「進化合体 DX大獣神」では背面の関節部が丸見えになっていましたが、今回は新たにカバーを用意。大獣神に変形した際は、折りたたんで肩アーマーの裏側へ隠すことも可能です。
大獣神の左足となる、守護獣トリケラトプス。前部や爪、せり出したキャタピラの車輪部にはダイキャストパーツが使用され、キャタピラ部はボディ内へ格納することが可能です。また、劇中の角発射シーンを再現するためのチェーンパーツも頭部に内蔵します。
大獣神の右足となる、守護獣サーベルタイガー。ダイキャストパーツは、前部、両足の爪などに使用。可動部は口と首だけでなく、前足と後足にもそれぞれ3ヵ所ずつ存在します。また尻尾状の武器・サーベルガンにも、伸縮ギミックが用意されています。
変形して大獣神の胸部となる、守護獣プテラノドン。頭部と翼が可動し、「進化合体 DX大獣神」ではシールで処理されていた胴体下面(大獣神胸部の「牙」模様部分)には、ダイキャストパーツを使用。牙模様にはシルバーメッキも施され、高級感が高められています。「進化合体 DX大獣神」の玩具オリジナルギミックである、ダイノタンカーの砲身を脚のように取り付けるギミックも再現されています。
劇中で印象的だった、守護獣たちの疾走シーンを再現。ここから、ダイノタンカーへの合体シークエンスが始まります。
大獣神へと変形する大型戦車形態・ダイノタンカーも、見事に再現されています。劇中と同様に、上半身だけを大獣神に変形させることも可能です。
ダイノタンカーを立ち上がらせるように変形すれば、大獣神が完成!
劇中のイメージを最新技術で再現した究極の大獣神は、放映当時「進化合体 DX大獣神」を買ってもらえなかったファン、そして当時買ってもらった人にとっても念願のアイテムと言えるでしょう。
DATA
超合金魂GX-72 大獣神
- ABS&PVC&ダイキャスト製塗装済み可動フィギュア
- 全高:約260ミリ
- 発売元:バンダイコレクターズ事業部
- 価格:30,000円(税別)
- 2017年4月発売予定
※予約は10月7日16時から開始となります。
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