「6つぐらいのプロジェクトが同時に動いてます」パンクブーブー佐藤とサクライ総統が大河原邦男直撃インタビュー!!第6回【これからの仕事について】

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ニコ生「突撃!電ホビステーション」の企画で、大河原邦男先生に直撃インタビューを敢行した、パンクブーブー・佐藤哲夫さんとプロモデラー・サクライ総統。とても貴重なお話をたくさん聞けたので、電撃ホビーウェブでも公開しちゃいます!! 全6回のスペシャルインタビュー、第4回は大河原先生の影響を受けた人についてです!! またインタビューの模様は、「電撃ホビー.ch」会員限定で動画でも公開中なので、ぜひこちらもチェックしてみてください!

 

※バックナンバーもあわせてご覧ください。

 

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パンクブーブー佐藤哲夫(以下、佐藤):マキナ(※)や稲城なしのすけ(※)など、メカデザインの範疇を超えたお仕事にも精力的に取り組んでいらっしゃいますが、今後どのようなお仕事をされたいとお考えでしょうか?

 

大河原邦男(以下、大河原):2017年、70歳になります。私の先輩ですと笹川ひろし(※)さんが80歳で現役ですし、富野由悠季(※)さんも75歳で高橋良輔(※)さんも1歳下ぐらいですね。ずっと仕事をできる年ではないので基本的にはなんでもやりますよ。「一緒に仕事してください」というオファーに関しては「全てやらせてください」というのが基本です。中国からのオファーもありますし、あるいは70年代、80年代のアニメを見て育ったゲーム会社社長さんとコンタクトを取ったりしました。今でも6つぐらいのプロジェクトが同時に動いてます。休みは1月1日ぐらいですね。あとは働き詰めですし、マキナとかなしのすけは全てボランティアで商売でやってるものではないんです。こういうもの一緒にやりませんか?というのは全て参加するようになってるし、やっぱり燃えるんですよね。なるべく今までやったことのない仕事がくると嬉しいですね。

 

佐藤:常にやりすぎちゃうタイプなんですね。

 

大河原:3DCGはもう10年ブランクがあるので、バージョン違っちゃうとイチからやり直しになってしまいます。仕事を減らしてそういうのもやってみたいです。そちらの工場の方に新しい機械があるんですけど、これもレクチャー受けないとできないんです。買ったのは2016年の前半で暇がないから全然レクチャーに来ていただけてないんですよ。あとメッキをする装置とか。これは電着塗装といって、どこの家庭でも買えます。10秒つけてそれを乾燥させて焼き付けるんですけど、アルミでも金属でも色が付くという、簡単なものなんです。例えばアルミで銃を作ったとしたら、それを黒染めしたり電着塗装できるのでもっと派手な銃を作れるとか、金属で作る場合すごく便利です。やりたいのはいっぱいあるんです。

 

佐藤:ありがとうございました! これからもやりすぎちゃってください!

 

サクライ:楽しませてください! ありがとうございました!

 

 

※machina(マキナ)…株式会社エクスマキナが開発する超小型モビリティ。大河原邦男がデザインを担当した。上野の森美術館で開かれた「大河原邦男展」にて初展示される。
※稲城なしのすけ…大河原邦男がデザインした稲城市のマスコットキャラクター。
※笹川ひろし…アニメーション監督、漫画家、作家。タツノコプロ創立時から演出家として活躍。代表作は『タイムボカン』シリーズ等。
※富野由悠季…アニメ監督、演出家、脚本家、作詞家、小説家。『機動戦士ガンダム』シリーズ、『伝説巨神イデオン』『聖戦士ダンバイン』等の作品に原作、総監督として携わる。
※高橋良輔…アニメ監督、脚本家、演出家、プロデューサー。『装甲騎兵ボトムズ』『太陽の牙ダグラム』等の原作、監督として携わる。

 


 

以上、大河原邦男直撃インタビューでした。

 

DATA

突撃!電ホビステーション

※番組内容は変更になる場合があります。

 

●「突撃!電ホビステーション」とは

電撃ホビーウェブ編集部が毎月1回ニコニコ生放送でお届けする、ホビー総合バラエティ番組(毎月下旬頃に放送)。プラモデルやフィギュア、おもちゃ、イベント情報などのホットな話題をお届けします。番組MCは、プラモ好きとして知られるパンクブーブーの佐藤哲夫さん(吉本プラモデル部)。アシスタントは声優の大和田仁美さん&長江里加さん。解説や実演をプロモデラーのサクライ総統が行っています。

 

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