『フレームアームズ・ガール』ガイアノーツより専用カラーが発売したので塗ってみた!
ガイアノーツより、フレームアームズ・ガール(以下FAガール)によるFAガールのための専用カラーが登場です!
FAガールを塗装する際に説明書通りに塗料を配合しようとしても思ったように肌色感が出せなかった経験がありませんか? 他のロボット系プラモデルでベージュ系の塗装を全くしない筆者はかなり四苦八苦しておりました。そんな編集者が2017年2月25日にガイアノーツから発売したFAガールカラーを使用して「FAガール マテリア」と「FAガール フレズヴェルク」を塗装してみます! 果たして、その仕上がりはいかに!!
まず、マテリアをサッと素組みして、どこにどの色を塗装するのかザックリイメージします。といってもマテリア自体今回のカラーに最適な素体なので配色に悩むことはありません。
肌色は成型色を再現した「FG01 プラスチックフレッシュ」、アーマー部分を「FG04 アーマーグレイ」、手足を「FG05 インナーブラック」の3色を使用します。手順は、あわせ目処理⇒サフ⇒FGカラー⇒ツヤ消しの順に進めていきます。
FG01 プラスチックフレッシュ
サフを塗った状態。肌色パーツの胴体、肩、お尻、太ももは合わせ目処理をしてあります。
FG01で塗装。成型色の肌色といいつつ、自然な色合いになのでフィギュアに近い感じになります。2枚目の写真は下地が白いプラスチックに塗ったもの(以下同様)。
FG04 アーマーグレイ
サフを塗った状態。元々の成形色がグレーなので、そのまま塗ってもいいのですが、パーティングラインやゲート痕などが残っていないかをチェックするためサフは塗ったほう無難です。
FG04で塗装。グレー100%というよりニュートラルグレー+ホワイトといった感じの明るめなグレー。モデリングサポートグッズのベースに塗っても相性が良さそうです。
FG05 インナーブラック
サフで塗った状態。腕と足の合わせ目処理でやすり痕が目立つのため、サフをしっかり塗ります。膝関節は構造上、後ハメ加工が難しいので関節を曲げながら塗り残しがないようにします。
FG05で塗装。写真だと黒100%に見えますが、実際は明るめの黒です。
各色塗り終わったら最後にツヤ消しクリアー(ガイアカラー クリアカラー 006 フラットベース)を塗って全体のバランスを調整します。
次に、「FG02 ベースフレッシュ」と「FG03 シャドウフレッシュ」を使用して、以前素組みレビューにてご紹介したフレズヴェルクの肌色部分を塗装します。まず、シャドウフレッシュを下地にして、仕上げにベースフレッシュを塗っていきます。
FG03 シャドウフレッシュ
フレズヴェルクもマテリアと同じように合わせ目やゲート処理を施し、サフを塗ります。その後、肌色部分にシャドウフレッシュを塗っていきます。プラスチックフレッシュよりもピンクが濃い目な感じの肌色です。2枚目の写真だとハッキリ濃い感じがわかると思います。
FG02 ベースフレッシュ
シャドウフレッシュを活かすため他2つのカラーよりも薄い肌色です。単色で塗ると下写真のようになります。
シャドウフレッシュ⇒ベースフレッシュ⇒ツヤ消しクリアーを塗った後。
プラスチックフレッシュよりも赤みがあり人の肌に近い感じの色になります。
以上で5色の塗装は終了です。いかがでしたでしょうか?
冒頭でも書きましたが、塗装する際に説明書通りに色を作ろうとすると、再現するために何色も買い揃えたり、配合がうまくいかなかったりと初心者には難しいところがあります。しかし、この専用カラーさえあれば色の配合に悩むことなく、かつひとつの色が1本で済むのでコストパフォーマンスもいいですね。今回発売した肌色の3つをベースに茶色系を混ぜて褐色肌、白色を足して透明感ある肌色にしたりと自分好みのFAガールに仕上げるのも面白いですね。みなさんもぜひ便利なFAガールカラーを使ってみてはいかがでしょうか!
DATA
FG01 プラスチックフレッシュ/FG02 ベースフレッシュ/FG03 シャドウフレッシュ/FG04 アーマーグレー/FG05 インナーブラック
- 仕様:半光沢
- 容量:15ミリリットル
- 価格:各種300円(税抜)
- 販売元:ガイアノーツ
- 発売中
関連情報
- フレームアームズ・ガールカラー 商品ページ
- フレームアームズ・ガールカラー 購入ページ
- コトブキヤ公式サイト
- ガイアノーツ公式サイト
- フレームアームズ・ガール フレズヴェルク 全高約150mm ノンスケール 色分け済み プラモデル
- コトブキヤ フレームアームズ・ガール マテリア Normal Ver. ノンスケール プラモデル
(C) KOTOBUKIYA
4,500円
3,100円