【ガンダムビルドファイターズ連載】HGBF 1/144 すーぱーふみなアクシズエンジェル Ver.(その2)
月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。
本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、三代目メイジン・カワグチの「アメイジングストライクフリーダムガンダム」が登場!
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さらに、解説を行った機体は作例も製作! あの「HGBF 1/144 すーぱーふみなアクシズエンジェル Ver.」をフクダカズヤがふわっとかわいく作りました! 今回から製作記事を開始します!
HGBF 1/144 すーぱーふみなアクシズエンジェル Ver.
こんにちは。フクダです。今回は頭部から胸部、腕部についての説明です。
頭部
- 髪の肉抜き穴を埋め、形状を強調するようにモールドを追加。
- 首との接続穴周辺を削り可動範囲拡張。
- リボンを薄く削る。
- 目は新規パーツを使用。
首周辺の拡張工作は、より豊かなポーズ表現ができますのでオススメです。
胸部
- 成形色ピンクの上着パーツは、形状を意識して胸周辺を削り込み。
- 肩のベルトとバックルを削りで強調。
「胸に洋服がフィットしている」という意識で、プラの厚みを部分的に薄くしています。同時に肩口周辺も削っており、肩幅は約1ミリずつ詰められています。肩のベルトは「通っている」という意識で形出しをしています。
▲胸部の製作途中です。胸の形状を強調するように黄色のパーツを削って(パーツ自体、プラの厚みを薄くして)います。右胸側はキットのまま、左胸側が加工後になります。開孔された肩の取り付け部は面自体を1ミリほど削り肩幅を狭くしており、そのまま脇の肉を削りながら、胸の後ろあたりでボカしています。V字に開口された胸元も、胸の丸みに沿うように端末を削り、胸の形と服としての厚み(薄さ)を意識しています。肩から下に伸びるベルトは「バックルの中にベルトが通っている」という事を意識して、削り方向で形を出しています。
腕部
- 成形色ピンクの肩のパーツ、ボールジョイント近くの出っ張りは削り、凹みは盛りでシンプルな形に修正。
- 新規パーツの肩アーマー(H1-8/H2-8)、下腕アーマー(H1-16/H2-16)の縁を薄く削る。
- 全体的に丸みを意識してヤスリがけ。
胸部パーツの肩幅を1ミリずつ狭くしたので、肩を奥までしっかり差し込むための加工を行っています。
▲肩幅が1ミリずつ狭くなったため、その分腕を奥に取り付ける必要がありました。ボールジョイント型の関節の根元には、関節軸を保護するための膨らみがありましたが削っています。それを削ることで1ミリ奥に取り付け可能になります。
コラム:すーぱーふみながこっち見た!<視線追従ギミック>を組み込む!
「HGBF 1/144 すーぱーふみなアクシズエンジェル Ver.」には、顔の肌とツライチになる新規の目のパーツが用意されています。もちろん作例でもそちらのパーツを使用していますが、従来のクリアーパーツを使用するパーツも付属してきますので、それらを使用して話題になりつつある「視線追従」の加工を行ってみました。こちらの加工はコツが必要でかなり細かい作業になりますが、完成すると面白い効果が得られますので、興味のある方はチャレンジしてみてください。
視線追従加工を施して、ポーズをとらせてみた!
視線追従加工をして、ポーズをとらせてみました。視線がこちらに向かっているのがわかります。
次回は、胴体・腰部・脚部などの工作をご紹介します。
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