ガンプラ作例【1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクス】を桜井信之が作る!!(その3)
1/100スケールで展開される“フルメカニクス”シリーズに、主役機となるガンダム・バルバトスルプスレクスが登場! 今回は塗装について、詳しく紹介します。
※関連記事も併せてご覧ください。
- ガンプラ作例【1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクス】を桜井信之が作る!!(その1)
- ガンプラ作例【1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクス】を桜井信之が作る!!(その2)
- 【ガンプラ新作レビュー】1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクスを作ってみた!!!
1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクス
~塗装について~
「ハイレゾリューションモデル 1/100 ガンダムバルバトス」、「1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプス」と1/100シリーズを過去2体製作いたしましたが、今回は塗装の方向性を変えてみました。具体的にはハードなチッピングをやめ、クリーチャーモデルなどの“生物(ナマモノ)”モデルを製作する時に用いる方法……具体的には油彩塗料で面に強弱を付ける塗装を行ってみました。
まず各基本色は軽くグラデーションを入れ、軽くパステル調に塗装を行います。その後、以下の手順で作業しました。
- ① 白を中心に油彩塗料のローアンバーでウォッシング。全体を暖色系ホワイトにシフトさせます。これを、丸一日かけて油彩塗料を完全乾燥させます。
- ② 油彩塗料のバーントアンバーでエッジやコーナー部分を中心に、筆や綿棒、化粧用バフなどを使ってマダラ模様のテクスチャーペイントを施します。こちらも、油彩塗料を完全乾燥させます。
- ③ 保護膜としてつや消しクリアーを全体にコート。
- ④ Mr.カラー316番ホワイトFS17875をランダムにスポット吹き。③で付けたテクスチャーの60%くらいを塗りつぶします。
- ⑤ 再度つや消しクリアーをコートし、塗膜表面をカサカサに。
- ⑥ 油彩塗料のクラシックアンバーを極薄で溶いたものを、スジ彫りや凹部を中心に、滲ませるように筆で点置き。
完成!
当初は装甲表面にクラックを作り、オーラバトラーのように作ろうと構想していたのですが、それではファーストレビューとしてはやり過ぎだろうと判断し取りやめました(笑)。これで1/100のバルバトスを3体製作したので、今度は1/60くらいでフレームも含め作ってみたいと思っています。PGでバルバトスが出たら、作品の世界観的に、作り甲斐・塗り甲斐があるだろうなあ……(笑)。
DATA
1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクス
- 1/100スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:3,456円(税込)
- 発売元:バンダイホビー事業部
関連情報
(c)創通・サンライズ・MBS