【アニメ『Fate/Apocrypha』第1話レビュー】“不貞隠しの兜”ってそういうギミックだったんだ！

公開日：2017年7月2日 01:30

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電撃ホビー編集部

2017年7月スタートのアニメより、編集部がピックアップした作品の第1話をレビュー！　今回は合計14騎もの英霊がぶつかり合うスケール感が魅力の『Fate/Apocrypha』です。

編集部員T

もともと『Fate』シリーズが大好きで、去年の大晦日にアニメ化が発表されたときから放送を今か今かと楽しみにしていた本作。通常の聖杯戦争のように7騎のサーヴァントが互いに戦闘を繰り広げるのではなく、2つの陣営に分かれて14騎が戦いを繰り広げるという設定だけでも原作を読んでいたときから熱いと思っていましたが、冒頭の激しい戦闘シーン、そして赤のセイバーvs黒のセイバーの演出は最高ですね!!

また、『Fate』シリーズアニメ第1話の鉄板シーンではありますが、英霊召喚のシーンはやっぱりかっこよすぎでした!!　特にモードレッドが召喚されたときのあの名ゼリフやロード・エルメロイII世の登場など、ファンの心をくすぐるシーンが満載で終始テンションが上がりっぱなしでした。

TVアニメが2クール放送ということも発表されましたし、今後あの激しい戦闘と駆け巡る策謀がどのように映像化されるのか本当に楽しみです!!

編集部員S

大人気『Fate』シリーズのスピンオフ作品にして、7騎対7騎という大きなスケール感が魅力の『Fate/Apocrypha』がいよいよスタート。心待ちにしていたファンも多いのではないでしょうか。

第1話では通常とは異なった聖杯大戦のシステムや、ユグドミレニア一族についての説明がメイン。それだけでなく、冒頭では未来となる戦闘シーンを先に見せることで、視聴者の関心をグッと引き寄せるシーンもありました（“不貞隠しの兜”ってそういうギミックだったんだ！）。

ダーニックと黒のキャスターがチェスをしている場面では、本作が元々はオンラインゲーム用の企画だったということを思い出しました。聖杯大戦に向けて着実に準備を進めてきた黒の陣営、それに対する時計塔側・赤の陣営がそれぞれどのような展開を見せていくのか、アニメならではの臨場感とともに楽しんでいきたいですね。

余談ですが、『FGO』にまだ実装されていない『Apocrypha』登場サーヴァントがアニメではどうなっているのかが気になります！（笑）

第1話あらすじ（アニメ『Fate/Apocrypha』公式サイトより）

「冬木」の大聖杯が強奪され「聖杯戦争」のシステムが崩壊し数十年後―。
フリーランスの死霊魔術師（ネクロマンサー）である獅子劫界離は魔術協会に呼び出され、ある「聖杯戦争」への参加を依頼される。
それは、かつて奪われた大聖杯を巡り、二つの陣営に分かれ七騎対七騎が争う空前絶後の「聖杯大戦」であった。
獅子劫は触媒となる“円卓の欠片”を手に、戦いの舞台であるルーマニアの地へ赴く。