【アニメ『異世界食堂』第1話レビュー】今期イチの飯テロ作品！角煮すら洋食と捉える懐の深さが愛される理由？

公開日：2017年7月4日 02:30

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電撃ホビー編集部

2017年7月スタートのアニメより、編集部がピックアップした作品の第1話をレビュー！　今回は異世界の住人たちに料理を振る舞う洋食屋を舞台にした『異世界食堂』です。

編集部員I

ついに始まりました！　今期一番の飯テロアニメ！　異世界転生ものが流行っている中、異世界の人々が現代日本の食堂「ねこや」につながる扉を通じて来店するという内容です。

第1話はビーフシチューとモーニングセットとなっており、料理と食事シーンの作画に気合が入っていましたね。観ているこっちのお腹が減ってきます（笑）

キャラ良し、声優良し、ストーリーテンポも良しの3拍子なのでぜひ観てくださいね！

編集部員T

いわゆる異世界召喚ものというものはライトノベル作品の鉄板ジャンルですが、異世界の住人がご飯を食べに食堂にやってくるという設定は新鮮でした。静御前が演じる人間態では最強にセクシーすぎる“赤の女王”が、ドラゴンの姿で寸胴鍋に入ったビーフシチューをペロペロと舐めながら食べている姿も妙に愛くるしく、アレッタのシャワーシーンなどの自然なサービスシーンが入っていたのも個人的にGOOD!!　エンディングも安野希世乃さんの優しい歌声で終始気持ちがほっこりするアニメでした。

しかし、深夜1時半からの放送でこんなに美味しそうな食事の映像を見せられたら、思わずご飯を食べたくなってしまうまさに飯テロ的なアニメでした。空腹時の視聴は要注意ですね（笑）。

編集部員S

来ました！　今期の飯テロ枠です。放送時間が絶妙に小腹の空く時間帯で、本作に登場する料理たちの魅力をグッと引き立ててしまいますね。

冒頭にあった、若き店主とその父親とのやりとり。「洋食屋なのになんで角煮を出すんだ？」という問いに対する答えには、不思議な説得力があったように思います。角煮すらも洋食と捉える「ねこや」の懐深いスタンスが、多種多様な異世界の住人にも愛されている理由ではないでしょうか（当人たちは何が白米に一番合うかで喧嘩していましたが……）。

モーニングで第1話を締めくくるというのがニクいですね。明日の朝食はこれで決まりです！