【ガンダムビルドファイターズ連載】作例:ガンプラコスヒロインズをより美しく作る!!少しだけ削って盛ろう!
月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。
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本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生が解説(今月は、「バレットアメイジングストライクフリーダムガンダム」です)。さらに作例も製作していきます。今回は、チナッガイをはじめとした“ガンプラコスヒロインズ”です。
『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』の配信も遂に開始され、ますます盛り上がるビルドファイターズ関連ですが、本連載もさらに盛り上がっていきますよ! それでは、フクダカズヤ氏によるガンプラコスヒロインズ4人(?)の製作記事をご覧ください!
基本的な工作でかわいくきれいに!
ガンプラコスヒロインズ(チナッガイ、はいぱーギャン子、ういにんぐふみな、チニャッガイ)
▲HGBF 1/144 ういにんぐふみな(上左)、HGBF 1/144 はいぱーギャン子(上右)、HGBF 1/144 チナッガイ(下左)、HGBF 1/144 チニャッガイ(下右)。
こんにちは、フクダです。
チナッガイ、はいぱーギャン子、ういにんぐふみな、さらに新たに発表になりましたチニャッガイ。“ガンプラコスヒロインズ”と題された話題の4体を贅沢にも販売前にまとめて製作を担当しました。今回もあえてピンポイントな改修に留め、塗装も成型色を活かした、いわゆる“簡単フィニッシュ”のような製作手法を取っております。言い換えれば基本的な工作しか行っておりませんので、ここからさらなる高みを目指して仕上げても良いと思われるます。さまざまな視点で参考になれば……と思っております。
今回は全2回の配信。第1回目は工作編、第2回目は塗装編と分けてお送りいたします。
さて、第1回目となる今回は「工作編」です。通常のガンプラと趣向を変えて、全体的に丸み、柔らかみを意識してヤスリがけを行っています。
造形に関して唯一気になった点は、平手の指の先端が事情により平らになっている事です。指先の延長には様々な工作方法がありますが、今回は非常に簡単に進めました。方法はガイアノーツさんの「瞬間カラーパテ」を盛るだけ。高い粘度の表面張力を利用して、指先にチョコンと置きそのまま放置です。自然な曲線で盛り上がってくれますので、指先の改修はこれで終了です。必要に応じて瞬間硬化促進スプレーを併用、また気になるようでしたらスポンジヤスリなどで平滑に仕上げてもよいでしょう。
「瞬間カラーパテ」の種類ですが、作例では「白」を使用しています。チナッガイ(のチナ)はフレッシュ、ギャン子は薄紫と成型色とは異なる色ですが、小面積かつ瞬間カラーパテの白が持つ独自の乳白っぽい「濁り」で馴染んで見えにくくなります(じっくり見れば色の違いは見えます。完全同色で馴染む訳ではありません)。カラーパテ同士を混色して色を再現するのもいいのですが、手軽に楽しみたい方には白がオススメですね。
次に行ったのは「素材の違いによる厚みの違い」の表現です。実際のコスプレでも布や革といった薄い部材、木やウレタン材などから作った厚みある部材など様々だと思いますので、その辺の厚みの違いのみを意識して工作を分けています。
チナッガイの足はたぶん長靴。ビニール製品なので足を出し入れする口元は薄く削る。手首のリストバンドはきっとふわふわなんだろう……と思い、やわらかな印象になるよう削り込み。
ギャン子の首元のスカーフと上着、おそらく布だろうと判断し、端末を薄く削っています。腕のパーツは……実際に作るならば成型品に塗装処理。たぶん硬い。よって袖の白のギザギザも硬く厚い。
……こんな具合で判断しました(笑)
今回は“実際のコスプレでは”という事を頭にあまりエッジなどは気にせず工作を行いましたが、メカの部分はキリッとメカで! と硬派に仕上げるのもよいと思います。様々な思考をめぐらせて作るとより楽しみが広がりそうですね。
では次回は「塗装編」になります。お楽しみに。
関連情報
- ガンダムビルドファイターズA-R(3)
- ガンダムビルドファイターズA-R (2) (角川コミックス・エース)
- ガンダムビルドファイターズA-T (角川コミックス・エース)
- バンダイホビーサイト
- HOBBY×HOBBYイメージングビルダーズ
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