【ガンダムビルドファイターズ連載】機体解説「トールストライクガンダムグリッター」遊び心の最新機!

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機体解説●千葉智宏(スタジオオルフェ)/編集●電撃ホビー編集部

600logoGBF_BGtextuer4c<ガンダムビルドファイターズD-Rまとめページ>

 

月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。

 

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▲月刊ガンダムエース2018年4月号発売中!

 

今月は、先月解説が行われたガンダムM91と一緒にガンプラが発売され共に大人気となった「トールストライクガンダムグリッター」です。ユウキ・タツヤの親友サツキ・トオルの手によるストライクガンダムベースの機体ですが、トオルらしい遊び心溢れる機体! しかもオプション武装「グリッターレヴ」という名前も、ビルドファイターズAから物語を追いかけてきた人には思わずニヤリとしてしまう名称ですね! それでは、スタジオオルフェ千葉智宏先生の解説をご覧ください。

 

HHイメージングビルダーズでもこの2機を取り扱っていますのでお見逃しなく!

 


タツヤの親友トオルが長い時間をかけて完成させた遊び心溢れる新型機!

トールストライクガンダムグリッター

 

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▲HGBF 1/144 トールストライクガンダムグリッター

 

メイジンとなったタツヤの少年時代に、ガンプラバトルを教えたサツキ・トオル。彼は、いろいろな環境の変化もありガンプラだけに専念できる状態ではなくなってしまいました。しかし、それでも彼はガンプラをやめることはなかったのです。

 

第8回世界大会の会場に現れたトオルが最初に出会ったのは、なんとメイジンのライバルであるジュリアン(メイジンの控え室を探していで迷ったらしい・笑)そして二人は模擬戦を行うことになります。そこで使用したのが、トールストライクガンダムです。

 

 

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▲ジュリアンの控え室に現れたトオル。二人はそれぞれタツヤから話を聞いており、相手の存在を知っていた。

 

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▲ガンダムM91とトールストライクガンダムの模擬戦。大会中にイレギュラーなバトル発生!

 

実は、トオルは長い時間をかけて本機を製作していました。この機体については前シリーズ「ガンダムビルドファイターズA」の最終話にも「製作中である」という話が出てきていました。期待してくださっていたファンには、「おまたせしました!」と言いたくなりますね。

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▲ガンダムビルドファイターズA 27話「ガンプラ最高」(単行本第5巻収録)より。「1㎜もできてねぇ」。ここから完成まで長い時間がかかりました。

 

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▲同話にシルエットで登場したトールストライクグリッター。すでにグリッターレヴらしき装備もある。最初から製作する構想だったようだ。

 

本機はストライクガンダムをベースに独自の改良を加えたガンプラです。名前の「トール」は、「大げさ」や「大変」などを意味しています。もちろん、製作者であるトオルの名にもかけています。愛機に自分の名前を付けるところが、いかにもトオルらしい。
ジュリアン戦には登場していませんでしたが、本機にはさらに追加装備が存在します。それがグリッターレヴ。レヴの名を冠していることからも分かるように、マーキュリーレヴから発展したもので、タツヤと共同で開発しています。ジュリアンとの模擬戦には間に合いませんでしたが、決勝前日のお祭りイベントには間に合うので本人は使う気まんまんです。こちらは次話で描かれることでしょう。

 

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▲背部から。こちらから見ると、グリッターレヴの形状がよりよく見えます。

 

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▲マーキュリーレヴを装備した、タツヤのνガンダム ヴレイブ。

 

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▲タツヤがトオルにプレゼントし、二人の友情の証にもなったマーキュリーレヴは、さまざまな武器を内蔵して形状が変化する。まさに遊び心の詰まったアイテムだった。

 

グリッターレヴは、これで完成ではなく、さらなる改造も可能な余力を残しています。それもトオルらしさかもしれません。彼は常にガンプラの可能性を信じている男ですから。

 

デザインを担当したのは、NAOKI氏です。同じくデザインされたガンダムM91と共に、プレミアムバンダイにて商品化もされました。ぜひ、入手して両者の対決を皆様の手で再現してみてください。

 

 

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(c)創通・サンライズ

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