武装オプションの豊富さはシリーズ随一!?「機動戦士ガンダム モビルスーツ アンサンブル06」製品サンプル速攻レビュー!
「機動戦士ガンダム モビルスーツ アンサンブル」は、ガシャポンとしてリリースの続くアレンジ体型のモビルスーツフィギュア。低等身ながらも、メカとしての格好良さを感じさせるハードなアレンジ。コレクションに適したサイズながらも、共通規格の関節パーツを使用した必要にして十分な可動域。3mm径ジョイントを使用した武装パーツの組み付け。“重装”による高いプレイバリュー――と、その人気も頷けるアイテムです。
発売中の第6弾は、特に“重装”を楽しみやすい機体群が揃います。前弾収録のV2ガンダムとバスターパーツを受けて、『機動戦士Vガンダム』からV2アサルトガンダム、そして『機動戦士ガンダム』からはV作戦のガンキャノンとガンタンク、『機動戦士ガンダムUC』からはスターク・ジェガンが登場。大型武装や砲門、ミサイルなどが武器セットもあわせて多数用意され、しかもV2アサルト、スターク・ジェガンはバリエーション機体への派生も可能というオマケつき。まさに本アイテムのコンセプト“重装”を存分に味わえるラインナップとなっています。今回は製品サンプルで、その魅力を全力レビューします!
『機動戦士Vガンダム』より、後半主人公機であるV2アサルトガンダム。各部には増加装甲が配され、その増加部分も金塗装が施されると贅沢な作りとなっています。武装類はそのサイズゆえ、武器セットに別途付属しています。
武器セットよりメガ・ビーム・ライフルとメガ・ビーム・シールドを装備。長物がしっかり長い、適切なボリュームが心地よいですね。シールドの「V」も金色塗装され、雰囲気抜群。
メガ・ビーム・ライフルは砲身を先に肘ジョイントに取り付けてから、グリップを下部より差し込むことでガッチリ固定され、安定感のあるホールドになります。
そして、第5弾の武器パーツ、V2ガンダムとあわせV2アサルトバスターガンダムへ……! 幾度かご紹介してますが、この圧倒的な武装群は素敵のひとこと。その見た目どおり、手に取ったときのずっしりした重みもガシャポンを超えた存在感です。
飛翔ポーズもどっしり。まるでイラストのような、大サイズアイテムにも負けない密度感で迫ります。
メガ・ビーム・シールドのビットは3mm径ジョイントで取り外せるため、アンサンブルのスタンド脚と、過去弾の武器セットなどに付属した透明の3mm系ジョイントでビットが展開したようなディスプレイも楽しめます。
宇宙世紀の進化の極北であるV2ですが、その系譜、宇宙世紀のガンダムもかなりそろってきました。こういった「ずらり」としたディスプレイも、コレクションアイテムである本シリーズの醍醐味ですね……!
さて、そんな宇宙世紀のガンダムを産み出した前身、ガンキャノンも本弾に登場。ガンダムにくらべてボリュームのあるスタイル、両肩のキャノン、大き目のビーム・ライフルと印象通りの仕上がりです。
こちらも武器セットに付属のオプションで、両肩のキャノンをスプレー・ミサイルランチャーに変更できます。頭部の広いゴーグル型カメラは、銀塗装されたモールドからクリアパーツを被せており質感抜群。
そして支援機枠は超ボリュームのガンタンク。頭部にはクリアパーツ、成形色を活かしたカラフルな仕上がりで、間違いなくガンタンクと呼べる完成度。履帯のシャープさや、成形色によるカッチリした色分けも嬉しいですね。
頭部クリアパーツ下には、座席らしきモールドも入っております。見えないところもこのこだわりよう!
支援機枠らしく、バラせば重装用パーツとしても。肩部キャノン砲や腕部ボッブミサイルはもちろん、腰の赤いパーツはクロー状の形状で、さまざまな見立てで大活躍!
というわけでガンキャノンを重装してみましょう。
まずは本弾にあふれる砲身を束ねた遠距離戦仕様。海賊ガンダムのスマッシャーを思わせるライフルが、簡単にできあがります。
右手にクロー、左手にチェーンソー風キャタピラの近距離戦使用。クローは中央に砲門風のディテールがあり、ストライクなドッグを思わせる形状です。
そして武器セットと、過去弾の汎用ジョイントを使用したフルバースト仕様。クローはガンタンクのバックパックとあわせて近接戦ユニットに、キャタピラは汎用ジョイントで側面に装備し、走破ユニット風としました。
デザイン的な整合性とか忘れて、ガンタンクも盛り盛りにしてみます。腕部はこれまた過去弾の透明汎用ジョイントを使用することで、ガンキャノンはじめ、通常機体の腕を移植できます。
2弾のジム、2.5弾のジム(リアルタイプカラー)とガンキャノンをあわせ、ジムキャノン試作型風に。脚部はカラー優先でガンキャノンのものとしています。オフィシャルっぽい重装もこれまた楽しいのです。
『機動戦士ガンダムUC』より、スターク・ジェガン。クシャトリヤとの激戦で人気機体となった、華型量産機がアンサンブルに登場です。量産機ながら非常に凛々しいアレンジで、グリーンとグレーのツートンも印象通り。脚部の増加装甲や腰側面のディテールも心地よいです。
過去弾の平手パーツを使えば、剣戟アクションもバッチリ決まります。
武器セットの武装を装着すれば、ミサイルポッドを装着した、なじみ深い姿のスターク・ジェガンにも。ビームライフルも用意されています。
スターク・ジェガンといえば、バズーカを小脇に挟んだポーズ。そのまま小脇に挟むのはクリアランスが厳しいのですが、バズーカ後部の回転を利用して、写真の持たせ方をすれば、だまし絵的に再現できます。
さらに武器セットから大型ミサイルを装備。頭部、コクピットを交換してCCA-MSV版スターク・ジェガンに。印象がまた変わります。武器セット付属の頭部ながら、カメラアイ部分はしっかりクリアパーツで質感・造形面とも見劣りしません。
もちろんこちらも重装はし放題。大型ミサイルを腕に直接つけたり、ガンタンクの砲門を肩部にセットしてみたり――。頭部や胸部だけを変えてみるのも、良いアクセントとなります。
そしてここまで大車輪の活躍を見せた本弾の武器セット。スターク・ジェガンの武装であるビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、ミサイルランチャー、大型ミサイル。CCA-MSV版スターク・ジェガンの頭部、胸部。ガンキャノンのスプレー・ミサイルランチャー、そしてV2アサルトのメガ・ビーム・ライフル、メガ・ビーム・シールドとなります。
今回の武器類、ことジェガン、キャノン、タンク系の武装は「どれもグレーカラ―」というのが大きなアドバンテージです。クセがない色で、機体とのコーディネートが簡単、「〇○キャノン」「○○重装型」風の機体も作りやすく、ガシガシ組み替えるためにも複数セット用意したいところです!
最後は、第1弾からガンダムを登板してついに揃ったホワイトベース隊を並べてのディスプレイ。ガンキャノンを2体そろえての劇場版シフトも楽しそうです。
ついに完成するV2アサルトバスターガンダムを筆頭に、V作戦のガンキャノン、ガンタンク。武装の楽しいスターク・ジェガン、武器セットとハズレなしに「アンサンブル」の重装エッセンスが詰まった第6弾。今週末にはもう店頭に並ぶとのことで、ぜひぐるりと一回転、出てきたアイテムでの重装を週末楽しんでみてはいかがでしょうか。
DATA
機動戦士ガンダム MOBILESUIT ENSEMBLE 06
- PVC、ABS、MABS製彩色済みフィギュア
- 発売中
- 価格:1カプセル500円
- 販売元:バンダイベンダー事業部
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