スーパーミニプラで百獣王が未来獣合体!「スーパーミニプラ ゴライオン」製品版レビュー!

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食玩というフィールドで本格プラキットをリリースするシリーズ、「スーパーミニプラ」。既存のキットの枠を超えた自由な発想と高いクオリティを両立して好評を博しています。

 

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今回発売となったのは『百獣王ゴライオン』より、ゴライオン! 5体のライオンメカが合体し、百獣王ゴライオンとなるメカニックを、ライオンメカを分割して完全再現。全5種のパッケージにはそれぞれ5体のライオンメカが封入され、すべてを揃えることでゴライオンが完成します。海外では「ヴォルトロン」という名で親しまれ、いまなお最新シリーズが作られる超人気タイトルに。配信サービスで楽しんでらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

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そしてとにかく完成度の高いこの「スーパーミニプラ ゴライオン」。ライオンメカの圧倒的なプレイバリューと、それでいて快適でカッチリした組味と機構。差し替えパーツにより、変形前後の完成度だけでなく、それぞれのプロポーションを楽しめる幅広さ。そして合体後のゴライオンのプロポーション、可動といったバランスの良さと、スーパーミニプラならではのプレイバリュー。

 

今回はそれぞれのポイントから、製品サンプルでレビューいたします!

 

smp_goraion_rev_02smp_goraion_rev_03まずは各ライオンメカを見ていきましょう。「黒獅子」は胴体に変形するリーダーメカ。ほかのライオンよりもガッシリした体躯が特徴。

 

smp_goraion_rev_04smp_goraion_rev_05「赤獅子」は右腕に変形。腹にあたる部分は変形後は肘になるため、引き出し式の関節となっています。このメカニズムが両形態において広い可動範囲を確保。

 

smp_goraion_rev_06smp_goraion_rev_07同じく左腕に変形する「緑獅子」。直線主体の赤獅子と対照的に、曲線主体でデザインされています。腰のひねりでライオンらしい立ち姿が決まります。

 

smp_goraion_rev_08smp_goraion_rev_09右足に変形する「青獅子」。スネから足首にかけてを担当します。これぞ80年代メカニックというデザインで、凛々しさと愛らしさ、ノスタルジックと未来感の同居する素晴らしい形状。

 

smp_goraion_rev_10smp_goraion_rev_11「黄獅子」は左足に変形。頭部とお尻の垂直尾翼(?)など、空力を感じさせるデザイン。青獅子とは頭部と目のカラーリングが対照になっており、並べることでより映えます。

 

smp_goraion_rev_12ここからは可動範囲を活かしたポージングと、付属武装をご紹介。黒獅子には両肩のブラックバズーカと、口に咥えるブラックソードが用意されます。設定とは異なりますが、背面ウイングはライオンメカ状態でも展開可能です。黒獅子はゴライオンと同じ胴体の可動範囲を持つため、がっしりした体型のわりにアクションは得意です。

 

smp_goraion_rev_13赤獅子にはレッドソード、レッドレーザー、マグマミサイルが。緑獅子にはグリーンソード、グリーンガン、グリーンナイフがそれぞれセット。この躍動感ある飛びかかるポージングを実現する全身の可動、これは本物ですよ!

 

smp_goraion_rev_14青獅子はブルーソード、モリミサイル、アイスミサイル、黄獅子はイエローソード、サンド地雷、ガトリングミサイルを装備。脚担当の2体は首元の可動が柔軟なため、見た目以上に複雑なニュアンスを表現できます。

 

smp_goraion_rev_15ここまでで気づけていただけたかと思いますが、このライオンメカ、とにかく「ネコ科」の動きが楽しめます! もとのデザインの魅力を損なわず、かつ、ストレスのない可動でネコ科アクションを再現。例えば、猫パンチにじゃれつく姿や……。

 

smp_goraion_rev_16忍び足や伸びをする姿も。首のちょっとした角度で演技のリアリティも増します。獲物を狙う視線や、あくびをしたときのリラックスした仕草もお手の物。

 

smp_goraion_rev_17そんな彼らを並べれば、まさにライオンの群れに。香箱座りすらぎりぎりこなしてしまうこのプレイバリューは、ネコ科プラキットの革命と呼べます。しかも完成度の高い80年代SFデザインを見事に立体化しているとなれば、これはもう傑作キットではないでしょうか。

 

smp_goraion_rev_18まだまだライオンメカで遊べてしまいますが、そろそろ合体へ。合体に際しては、両手両足のライオンメカの頭部と、脚部を合体後専用のものと交換します。

 

smp_goraion_rev_19可動範囲は狭まりますが、この合体後専用の頭部でもライオンメカにできます。こちらの頭部はパーツ単位での色分けがより細かくなっており、お好みでこちらでディスプレイするのも◎です。

 

smp_goraion_rev_20smp_goraion_rev_21そしてゴライオンへ! 分離変形するとは思えない、素晴らしいバランスと体型です。各部の可動も十分以上で、接地も優秀。腹部の前屈や反りまでも実現しており、合体部分もガッシリしているため非常に遊びやすく仕上がっています。

 

smp_goraion_rev_22十王剣とスペースカッターが専用武装として付属。どちらも刃部分はシルバーで塗装済みの贅沢仕様です。

 

smp_goraion_rev_23十王剣の柄の十字も、シルバーとゴールドで塗り分け済みです。

 

smp_goraion_rev_24複雑なマスク部分も塗り分けられています。胸部の十字と王冠は、黒いラインは成形色で、左右にシールを貼って複雑なエンブレムを完全再現します。

 

smp_goraion_rev_25ライオンメカの武装を合体させて、バズーカ型のスーパーミニプラオリジナルメガブラスターへ変形。かなりボリュームのある武装になります。

 

smp_goraion_rev_26立膝で構える姿もラクラク。メガブラスターは組み換えも自在なので、オリジナル武装を模索するのも楽しそう。

 

smp_goraion_rev_27十王剣でアクション! 両手に構えて肩ごしに正面を向く、ヒロイックなポーズが安定感を持って決まります。

 

smp_goraion_rev_28そのままグッと両腕を持ち上げます。剣を振り上げ迫るポーズでは、肩基部の引き出し関節と可動が役に立ちます。

 

smp_goraion_rev_29ヴォルトロンを思わせるスマートでしなやかなポーズも得意。合体メカであることを忘れて遊べてしまう完成度はさすが。

 

smp_goraion_rev_30敢えて脚部を差し替えないプロポーションもまた格好良いものです。旧プラモデルのパッケージアートを再現するときはこちらのほうが雰囲気が出るかもしれません。

 

smp_goraion_rev_31フォーライオンアタックを思わせる、こちらも当時キットのパッケージ風ポーズ。この四肢のどっしり感はスリムな差し替え版にはないものですね。

 

力作も力作の「スーパーミニプラ ゴライオン」。完成されたデザインはそのままに、構造面でのアレンジをひたすら練り上げ、メカライオンの可動やオリジナル武装など、スーパーミニプラならではの自由な発想でプレイバリューを押し上げてきた、まさにマストアイテムと呼べます。

 

組み立ても楽しく、シールの粘度なども絶妙なので、ぜひフルセットを揃えてメカライオン、ゴライオンそれぞれの状態で遊び倒してください。ここまでのクオリティだと、現在展開中のヴォルトロンバージョンでも新キットなども期待してしまいますね………!

 

 

DATA

スーパーミニプラ 百獣王ゴライオン

  • プラスチックモデル1個、ガム1個(全5種)
  • 発売中
  • 価格:980円(税別)
  • 販売元:バンダイキャンディ事業部

 

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