【ガンプラ新作レビュー】「1/100 ハイレゾリューションモデル ウイングガンダム EW」がプレミアムバンダイで飛び立つ!
新発売されるガンプラの詳細を紹介する「ガンプラ新作レビュー」。今回のお題は、プレミアムバンダイで発売となった「1/100 ハイレゾリューションモデル ウイングガンダム EW」です。先に発売された「ハイレゾリューションモデル 1/100 ウイングガンダムゼロ EW」から一部設計を引き継ぎつつ、可動フレームの保持力や強度をアップグレード! さらにバード形態への変形機構も再現するなどプレイバリューの高いハイスペックモデルとなっています。
キット内容
新規造形部分の他にも、ウイングゼロと形状は同じでもカラーリングが変わった部位なども多数存在し、流用部分も複雑に再構成されています。なのでここでは新規部分を中心にランナーの一部を紹介していきましょう。またテストショットを使用しているので実際の商品とは変更となっている場合があります。あらかじめご了承ください。
ハイレゾリューションモデルは組み立て済みの可動フレームにパーツを取り付けて組み立てていきます。写真のフレームでは背面のウイング支持パーツまで着けていますが、今回の「1/100 ハイレゾリューションモデル ウイングガンダム EW」ではこのパーツは使用しません。
肩のフレームや肩前後面の黄色い丸モールドなどが収録されています。
新造部位の青いパーツです。ウイングやバスターライフルのカウル部分、背中装甲など。
新規の濃いグレーのランナーです。バスターライフルの砲身やシールド裏面、ウイングのフレームなどが収録されています。ウイングのフレーム部はもう1セットあります。
新規の白いランナーです。シールドの外枠、ウエポンラック、ウイングの白い羽根パーツなど。
新規の多色ランナー。ゼロに比べると派手な原色の色分けパートが多いウイングガンダムEWに対応しています。
濃いグレーのランナー。バスターライフルのカートリッジのパーツがズラリと並びます。
本体を組み上げよう!
胸部外装パーツを取り付けていきます。黄色いインテークやクリアグリーンのセンサーパーツを左右の胸外装に取り付けて……
フレームに装着! 赤い胴体部も左右から取り付けます。また作業中に取れて紛失しそうだったので手の親指は外しておきました。手首ごと外しておいても良かったかもしれません。
胴体上部にマシンキャノンを装着。マシンキャノンパーツは先端ダボを間違って切り落とさないよう注意。
頭部の組み立てです。頭部フレームにマスクとセンサーパーツを取り付け、さらに左右と後方から外装を取り付けます。
前面アンテナと耳(?)を付ければ頭部の完成。精悍な顔つきですね。赤の色分け部位が増えてウイングゼロよりもさらにヒーロー性が前面に出ています。
腕の組み立て……と言っても可動フレームは完成済みなので、基本は左右か前後から外装パーツをパチパチとはめて挟み込むだけ。フレームの組み立てはなかなか形が見えてこない上に失敗したら動かなくなるんじゃ……という不安もあって苦手な人も多い工程。これを簡略化できるのはハイレゾリューションモデルの大きな魅力です。
色分けが多い前腕外側の外装部分ですが、よく練られたパーツ構成で色分け、可動共にストレスなく組み上がります。
肩は複雑な構造に見えますが、各フィンも前後のプレートもそれぞれ個別に組んでから取り付けるだけなので、上下順とプレートの前後さえ確認しておけばまず間違えることはないでしょう。
脚部フレームへの外装の取り付け。パーツを付けるたびに力強くもグラマラスなラインに仕上がっていくのが楽しい工程です。脚部を含めグロスインジェクション仕上げの外装パーツは基本的にはアンダーゲート方式です。切り出すのにひと手間かかりますが、丁寧に処理してやれば無塗装でもグロスが映える美しい見栄えとなります。
ふんどし部分とフロントスカート。このあたりはウイングゼロと同じ構成ですね。
本体が完成しました。やはりフレームが完成済みなので、MGシリーズと比べると格段に早く組み上がります。
複雑な構成のウイングは見所満載!
ウイングゼロと最も形状が異なるのがこのウイング。複雑な多層構造に見えますが順番に組み付けていけば特に問題なく仕上がります。
大元のデザインからも変更が加わり、さらに高解像(ハイレゾリューション)な仕上がりとなっています。
青いウイングの支部はかなりの重量を支えることになる部位ですが、勘合具合とパーツの“粘り”で絶妙の保持力に仕上がります。
さらに内側のウイングを取り付け、赤いスラスターパーツを差し込めば片側の完成です。このスラスター部はスライド延伸します。
本体に取り付けたときのバランスを見てみましょう。左のウイングのみ横に展開させました。
あとは付属品だけ!
バスターライフルです。武器としてはこの他にビームサーベルが2本付属します。
立体的に仕上がるシールドです。シールドの裏面にはビーム・サーベルのグリップが2本収納されています。
バスターライフルのカートリッジを収納したウェポンラックは2個作ります。底面をグレーのパーツで挟みこんでから上面を合わせます。カートリッジはラックの組み上げ後でも着脱できるので、先にまとめて作っておけばいいでしょう。
これにて完成です。やはり内部フレームを組まなくてもいいハイレゾリューションモデルは、その高い完成度の割に組み立てが簡単! 忙しいけどハイスペックなプラモデルを組み上げたい人にはもってこいのアイテムですね。せっかくなので完成状態はキレイにシールを貼った完成見本の勇姿はコチラの記事もご確認ください。
さらなる注目ポイントとして、長身のバスターライフルもしっかりと片手保持が可能です。改修
プレミアムバンダイでの販売は、2月発送となる1次受付はすでに終了し、現在は4月発送の2次受付中。今回は生産準備数に限りがあるとのことなので、気になった方は早めのご予約を!
⇒「1/100 ハイレゾリューションモデル ウイングガンダム EW」商品購入ページ
DATA
1/100 ハイレゾリューションモデル ウイングガンダム EW
- プラモデル
- 1/100スケール
- 2次予約受付中
- 発売元:BANDAI SPIRITS
- 価格:14,580円(税込)
- 2019年4月発送予定
※写真は開発中のテストショットを組んだものです。実際の商品とは一部異なる場合があります。
関連情報
関連記事
- 【ガンプラ新作レビュー】『00V戦記』のシンボル機、アヴァランチエクシアダッシュがMGになってプレミアムバンダイで出撃!
- 【ガンプラ新作レビュー】「ハイレゾリューションモデル 1/100 ウイングガンダムゼロ EW」を作ってみた!!!
- 「MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka」「HiRM ウイングガンダム EW」「モビルハロ」「MG 百式壊」のテストショット公開!【連載】ガンプラジャーナル12月号
(C)創通・サンライズ
9,126円
13,980円
15,464円
6,188円
8,093円
1,728円
4,320円