【ガンプラ作例】「HG 1/144 ヘイズル・ラー」を徹底的にディテールアップ！

公開日：2019年6月2日 06:30更新日：2019年6月3日 09:27

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電撃ホビー編集部

プレミアムバンダイでの発送がついに開始された「HG 1/144 ガンダムTR-1[ヘイズル改]＆ガンダムTR-6用拡張パーツセット」、そして「HG 1/144 Gパーツ[フルドド]」。ホビーウェブとしても感無量のこのアイテム、すでにお手元に届いたという人も多いのではないでしょうか？

今回は「A.O.Z」関連アイテム作例第1弾として、2つのアイテムを合体させることで再現できる「ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー]」をお届けします！

▲ついにHGシリーズでの再現が可能となったヘイズル・ラー。徹底的にディテールアップした作例を紹介します。

HG 1/144 ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー]

＜使用キット＞

「HG 1/144 ガンダムTR-1[ヘイズル改]＆ガンダムTR-6用拡張パーツ」×1

「HG 1/144 Gパーツ[フルドド]」×1

製作/文●電撃ホビー編集部

本作例の完成形態である「ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー]」の前に、まずは“素体”となる「ガンダムTR-1[ヘイズル改]」から見ていきましょう。元キットは、発売時期を考えればオーパーツといっても過言ではないほどの名作です。そんな「HG 1/144 ガンダムTR-1[ヘイズル改]」が、関節素材をKPSに変更＆水転写デカールまでついてリニューアル！　とっても嬉しいことですね。今回は、素晴らしいプロポーションはほぼ変更せず、元デザインのイメージを壊さない範囲でディテールや塗分けを追加して“今風”に仕上げることとしました。

▲完成したガンダムTR-1[ヘイズル改]。プロポーションにはほぼ手を加えず、全身に細かくディテールを配しています。

▲頭頂部をはじめ、グリーンの発光部分は付属シールの上に市販の偏光シートを貼りこんでいます。ギラギラに光るのでよいアクセントになります。

▲バックショット。アクセントとしてバーニアのみ金属色で塗装しています。

▲武装を外したカット。

▲上半身は見る人の視線が集中しやすいので、ディテール密度を高めると効果的です。

▲プロポーションの変更は、腹部を1ミリほど延長したのと、肩関節の取り付け位置を少し上げたのみ。

▲首元は少し寂しかったので、「HG 1/144 ライトニングゼータ」の首パーツをベースに、プラ材などで作り直しています。

▲フルドド接続部分はポリキャップが丸見えだったので、ジャンクパーツで簡単なフタをつけてあげました。

▲腕部。目立たないけど一番手を加えています。肩アーマーは合わせ目がセンターにきてしまうので、スラスターをきれいに仕上げるのが難しい部分です。そこで、前後アーマーと中央ブロックに三分割したのち、中央ブロックをプラ材で作り直しています。

▲肩ブロックと上腕の接続は後ハメのため、上腕のフレーム側に軸穴を開け、写真のように構成を変更しています。素材がKPSだからこそできることですね。ちなみに、爪を赤く塗り忘れたことに撮影中に気がつきました……画竜点睛を欠くとはこのこと、大反省です。

▲背面。ここはディテールを追加したのみです。

▲脚部もディテールの追加のみ。直近のガンプラのシルエットに合わせるならば延長したいところですが、ヘイズルの場合はヒールパーツが存在するので、そのままの長さとしました。

ここからは「HG 1/144 Gパーツ[フルドド]」のパートを紹介します。それにしてもフルドドがHGシリーズで発売されるとは……かつて電撃ホビーマガジンの付録をかき集めた身としては、夢のような話ですね（笑）。それはさておき、完全新規造形の本キットはパーツ分割による色分けも細かく、クロー展開ギミックも再現されているなど素晴らしい完成度。こちらもディテールや塗分けを追加するにとどめ、情報量を高めています。