カラーリング変更でオリジナルロボットシリーズが帰還!組み替えがとことん楽しめるガシャポン「ROBOT CONCERTO 1.5」テストショットレビュー!
「とりあえず回して遊んでくれ!」と思わずにはいられないアイテムが増えている500円代のハイエンドガシャポンアイテム。そのなかでも完全オリジナルのロボットフィギュアシリーズとなるのが、この「ROBOT CONCERTO(ロボットコンチェルト)」です。
企業間抗争を描く“デュエロイド”と呼ばれるロボット同士のカスタムバトルを描いた世界観を背景にした本作。これを反映して、トイ自体も3ミリ径ジョイントによる換装が楽しめる内容になっています。そのクオリティは手にとってみれば驚くこと間違いなし。今回は発売済みの第1弾「876 Co.,Ltd.」のカラーヴァリエーションアイテムとなる1.5弾「876 SPARK Co.,Ltd.」をテストショットでレビュー。その構造と魅力を解析します。
それでは各アイテムをご紹介。まずは006アウラです。1弾のレッドからやや暗めのブルーへとカラーリングを変更、グッと締まった印象になりました。また、“青いロボット”はこの1.5弾のアウラがシリーズ初で、組み替えの幅を大きく広げてくれるアイテムでもあります。
007クリーガ。こちらは1弾のグレーから派手なレッドへと変更になりました。シンプルな外見に派手なカラーリングの組み合わせは想像力を刺激します。1弾のグレーは癖のないカラーなので、部分的に組み合わせるのも面白そうですね。
では構造面を解説していきましょう。肩と脚部は簡単なフレーム構造になっており、手軽に取り外して組み替えられる仕組みです。
肩の関節はちょっとすごい工夫がされており、軸+ボールジョイントで位置変更も自由。肩自体の角度を変えずに、ここまで高さに変化をつけられます。
ボールジョイントの恩恵で、大きく開いたり、逆に手前に巻き込んだりする動きもお手のもの。両手を前に持ってくるアクションも自然に決まります。
腰部分にも軸可動が仕込まれており、腰の回転だけでなく前に屈む・後ろに反るといったアクションも可能。約6センチのアレンジ体型でこのアクションはとんでもないですね。
構造を十全に活かせばポージングも輝きます。胴を反らして体全体で上を仰いだ射撃ポーズもバッチリ。
下に向けて武器を振り下ろすアクションもオーケー。腰が入って力強い斬撃ポーズになります。
優秀な素体を活かす支援機類もカラーが変更に。こちらは008陸戦支援メカ:BN-1。クリーガにあわせて、1弾のグレーからレッドへカラーリングが変更になっています。
007と揃えればクリーガ(砲撃タイプ)に換装できます。背負った大型砲や頭部のスコープがミリタリックな雰囲気に。
009飛行支援メカ:BN-2。こちらもレッドカラーになりました。
組み合わせればクリーガ(近接タイプ)に。シールドはシルエットを大きく変更してくれる使い勝手のよいパーツです。
010武器セット。ブレード、刀、直剣、斧で構成されています。見立てや分解でさまざまなパーツとして使える優れもの。
アウラに装備させればこの迫力! 斧はかなりのボリュームでデュエロイド1体分以上の大きさ。
アウラの武器と武器セットを組み合わせれば巨大な剣へと変化。全身に武装したクリーガと、剣1本のアウラとの対比も美しい。
マニュアルを離れてちょっとだけカスタムしてみましょう。本弾はブルーが入ったのが大きく、カラフルな機体が組みやすくなりました。トリコロールでスマートな機体も、ほらこのとおり。
右肩の装備を剣のプラットフォームに変更。赤と青のバランスはまだまだ詰められそうですね。技巧派の方は部分塗装もオススメ!
クリーガ用のフライトユニット的なものを組み上げて装着。今回は1.5弾のみで構成していますが、1弾との組み合わせでさらに可能性は広がります。
クリアパーツはエフェクトのような効果を狙って配置するのも◎。アウラも1弾のレッドカラーとぜひ合わせたいところです。
1弾のプレイバリューをさらに拡張する「ROBOT CONCERTO 1.5」。本体に凝らされた工夫と、それを活かした組み替えをどこまでも楽しめるホビーになっています。オリジナルシリーズなので、今後の展開も楽しみなところ。発売中の1弾と合わせ、ぜひ1.5弾でそのポテンシャルを体感してみてください。
DATA
ROBOT CONCERTO 1.5
- 1カプセル1セット入り(全5種)
- 発売元:バンダイ
- 価格:1カプセル500円(税込)
- 2019年10月第3週発売予定
“ガシャポン”は株式会社バンダイの登録商標です。
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