レトロで重厚なカラーのスペシャル弾「マイクロウォーズSP」を速攻レビュー！ジワジワと評価の高まる「食玩ベース」も使ってみました！

公開日：2020年4月20日 07:00

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電撃ホビー編集部

食玩「機動戦士ガンダムマイクロウォーズ」は、独自のデザインを施したアレンジ体型のモビルスーツにパイロットフィギュアが乗り込むギミックが売りの食玩シリーズです。

今回はレトロかつ重厚なカラーリングの“リアルタイプ”カラーのSP弾となっており、通常弾とは異なる渋い色調とコーディネートが魅力です。

今回は、発売後ジワジワと評価も高まり、ホビー者の間では「これはマストアイテムでは……？」と噂の「食玩ベース」と合わせてレビュー。食玩サイズのアイテムのために生まれてきたこのベース、その性能でマイクロウォーズを引き立てます。両アイテムの真価を、今回は製品サンプルでご紹介いたします！

ガンダム[リアルタイプカラー]＆連邦軍パイロット。いままでのシリーズ同様、シール併用でカラーリングを再現。つや消しカラーによる塗装部分も多く、質感も上品です。ガンダムながらパイロットカラーはオレンジ、というのもリアルタイプ的な表現といえましょう。

各部が可動するので、食玩ベースでアングルを探せば躍動感のあるディスプレイに。顔もイケメンで、アングルを選びません。

ジム[リアルタイプカラー]＆連邦軍パイロット。本体色は青みがかったグレーに、赤も深い赤となっています。

ビーム・スプレーガンやシールドなどは全塗装で贅沢な仕上がり。シールドは背面にマウントできます。

肩部のナンバーマーキングはシール。塗装部分と色調に違和感はありません。

ザクII（隊長機）[リアルタイプカラー]＆ジオン軍パイロット。ザク・マシンガン、ヒート・ホークなど武装も充実しており、モノアイはレバーで左右に視線を振ることができます。

武装が遠近揃っているため、アクションの幅は広めでポージングも捗ります。

右肩にはジム同様、リアルタイプらしい、こってりしたマーキングがシールで入ります。また、頭部アンテナのない一般機用のヘルメットも付属しておりプレイバリューは抜群。

ズゴック＆ジオン軍パイロット。第4弾に収録のシャア専用ズゴックのリカラー版となっています。体型も良好でアイアンネイルもシャープ。ポイントをしっかり抑えた造形です。

水中を航行するポーズ。脚の可動で胸が反ったようなポージングもバッチリ。ザクと同じくレバーでモノアイは可動し、視線を左右に振ることができます。

コクピットは胴体が丸ごとハッチになっており、腰部の展開とあわせて開閉。ズゴックは腰部がスライド可動となっており、動かすだけでも楽しいところ。

パイロットを絡めての情景作りが本シリーズの真骨頂！　ジムのハッチを吹き飛ばすズゴックや……

ガンダムにやられたザクIIに、コクピットから降りてくるパイロット……

機体を並べての待機シーンと、ドラマを演出できるのは本当に素晴らしい。ぜひ2、3体集めて情景作りを楽しんでほしいです。

さて、今回使ってきました「食玩ベース」、その手軽さと堅牢さはもちろんのこと、食玩（サイズのトイ）に適切なベース、というバランスが素晴らしいのです。トイ本体を絵画とすれば、ベースは額縁のようなもの。前に出すぎても、貧相でもいけません。

この食玩ベースは、実際に机の上に置いても食玩サイズのトイならばベース本体が悪目立ちせず、かつ安定感・保持力の面でも十分な仕事をします。

もちろん拡張性も抜群。クリックの入った専用アームに高さをつけられるストラクチャー風パネル、2種のベース接続用パーツ、さらにクリップ状のアームとまったく隙のない作り。

1セットで支柱は2本付属するので、2体浮かせてのディスプレイも可能です。食玩やガシャポンなど、小サイズアイテムのコレクターの方はぜひお試しあれ！　お聞きしたところ、企画・開発はスタンドベースの達人の方だそうで、納得の逸品です。

「マイクロウォーズSP」と「食玩ベース」をご紹介しました。お気に入りのトイの、自分好みのアングルを探すのも立派なホビー。パイロットとセットの「マイクロウォーズ」はシチュエーションを考えるのが特に楽しいアイテムとなっています。うちで過ごすときのおともに、「食玩ベース」と一緒にいかがでしょうか。

機動戦士ガンダムマイクロウォーズ SP

フィギュア1セット（一部組み立て）（全4種）
1．ガンダム[リアルタイプカラー]＆連邦軍パイロット
2．ジム[リアルタイプカラー]＆連邦軍パイロット
3．ザクII指揮官機[リアルタイプカラー]＆ジオン軍パイロット
4．ズゴック＆ジオン軍パイロット
発売元：バンダイ
価格：500円（税抜）
2020年4月20日（月）発売予定

食玩ベース