MGSDの看板に偽りナシ!各部に採用された新技術にも注目!「MGSD フリーダムガンダム」を作ってみた!(ガンプラ新作レビュー)

更新日:2023年1月28日 00:58

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発売されたばかりのガンプラを買ってきて、組み立てて紹介する「ガンプラ新作レビュー」。今回は、あらたなるガンプラブランドとして登場した“MGSD”第1弾「MGSD フリーダムガンダム」を徹底レビューします! 「SDガンダムにMGシリーズの技術を集約した」という心躍るようなコンセプトのこのアイテム、各所に用いられるという新技術も気になるところです! どのようになっているか、」さっそく見ていきましょう!

 

▲スペシャル感漂う超カッチョイイボックスアート。新シリーズへの気合がヒシヒシと伝わってくるようです!

 

まずはキット内容の確認!

▲組み立て前にまずは箱の中身を確認していきましょう。説明書は中綴じタイプでボリューミーな内容です!

 

▲ここからはランナーを見ていきましょう。こちらは多色成形のAランナー。

 

▲銀色のパーツには、新技術の「リアルメタリックグロスインジェクション」が採用されています。グロスインジェクションに金属光沢感をアップさせた素材とのこと。

 

▲外装白部分を構成するBランナー。

 

▲ポイントカラーとなるレッドのCランナー。

 

▲機体各部やクスィフィアス・レール砲などを構成するグレーのDランナー。

 

▲主にフレームなどを構成するEランナー。

 

▲こちらもフレーム各部に用いられるFランナー。少し緑がかった濃いグレーです。

 

▲各部のブラックカラーを構成するGランナー。

 

▲ウイングユニットなどに用いられるHランナー。

 

▲ウイングバインダーのワンポイントとなるクリアブルーのIランナーと、ビームサーベル刃のランナー。

 

▲このクリアブルーのランナーには、新技術「リフレクションカット」が用いられています。内部が光を効率よく乱反射させる形状にカッティングされており、動かすとキラキラと光ります。

 

▲最後はマーキングシール。SDとは思えない収録量ですね!

 

組み立て開始!

▲それではパーツの確認が済んだので、組み立てに入りましょう。頭部はまず、リアルメタリックグロスインジェクションの基部パーツに、目のクマドリ部分のパーツをはめていきます。

 

▲目の中のディテールがしっかりと見えるのが、頭部の大きいSDならではの表現という感じがします。

 

▲ここにクリアパーツをとりつければ目の部分の完成。

 

▲二重構造となっており、クリアパーツ越しに内部のディテールが見えるのがカッコいい!

 

▲基部パーツにフレームのパーツを組み付けていきます。

 

▲頭頂部のカメラ部分もツインアイと同様に、クリアパーツごしに内部のディテールが見える二重構造となっています。

 

▲フレーム部分ができたら、外装を取り付けていきます。

 

▲これはイケメン! ダクト内部や機関砲のディテールも素晴らしい仕上がりです。

 

▲機関砲の光沢感に注目すると、リアルメタリックグロスインジェクションの効果が見て取れると思います。

 

▲アンテナ部分の構成。額にはしっかりと「X-10A DIECI」の彫刻も。

 

▲アンテナを取りつければ頭部の完成。

 

▲ものすごい情報密度です。マスクの形状もフラットでフリーダムガンダムらしいですね。

 

▲横から。

 

▲後ろから。アンテナ裏にもディテールが。

 

▲続いて胴体の組み立てです。写真は腹部の関節。ふたつの可動軸が搭載されており、折りたたんだり引き伸ばすことができます。前屈や体をそらす動きをつけるときに効果を発揮してくれそうですね。

 

▲首パーツ。二重関節になっているので、アゴを引く動きや上を向く動きができます。

 

▲胸部のフレームパーツで腹部と首をつないだところ。胸のダクトにはリアルメタリックグロスインジェクションが採用されています。

 

▲肩関節は引き出し式になっており、腕を前方に伸ばす動きを可能としています。

 

▲横から。腹部の可動軸がある部分に赤マルをつけてみました。これらの可動軸により、前屈、のけぞる、ひねるといったダイナミックな動きを可能としています。

 

▲というわけで胴体フレームの完成です。

 

▲フレームができたら外装を取りつけていきましょう。※一部フレームの解説のために、説明書と順番が異なる部分があります。

 

▲胴体の完成。色分けも素晴らしいですね。

 

▲コクピットには、前方にスライドする開閉ギミックが搭載されています。

 

▲次は腕部を組み立てていきましょう。まずは肩アーマーから。肩アーマーの接続は、近年のMGシリーズに多い肩軸に通すタイプ。

 

▲外装を取りつければ肩アーマーの完成です。

 

▲肩アーマーには、下部の青いスラスターを下げると、連動して上部が展開するギミックが。

 

▲さらに、腕の可動と干渉しないように、前後のアーマーを広げられるギミックも備えています。

 

▲腕部の製作です。ヒジの関節は二重関節で可動範囲もバッチリ。

 

▲外装を取り付けていき……。

 

▲肩との接続軸を組み合わせたら手首をのぞく腕部の完成。

 

▲手首はMGシリーズに準拠したパーツ構成になっています。

 

▲組み合わせれば腕部の完成です。

 

▲続いて脚部を組み立てましょう。まずは足首から。

 

▲足首には、つま先と中央に可動軸が。さらにカカト部分はロール軸で回転させることができます。

 

▲モモ~フクラハギのフレームを組み立てていきます。

 

▲脚部フレームの可動軸に赤マルをつけてみました。

 

▲SDの常識を覆す、ものすごい可動範囲ですね。

 

▲脚部フレームの完成。ヒザにはリアルメタリックグロスインジェクションのパーツが入り、可動時にチラっとのぞきます。

 

▲外装を取りつければ脚部の完成。

 

▲ちなみにフトモモには、深くヒザを曲げたときに外装がスライドするギミックが。まさにMG!

 

▲本体の最後は腰部を組み立てていきましょう。こちらは股間部分のフレームの内部構造です。

 

▲前方(写真では右側)のブロックを倒すと、ロックが解除されて股間軸を引き出すことができます。これにより、ポージング時などの可動範囲をアップさせることができます。

 

▲腰部と腹部をつなぐジョイントには可動軸が。胴体を前屈させるときに可動範囲をさらに広げてくれます。

 

▲腰部のフレームを上から見たところ。ポージングの際に、腰サイドアーマーがつくブロックを後方に逃がすことができます。

 

▲腰リアアーマーを取りつけました。リアアーマーは基部で上下に可動。

 

▲フロントアーマーのディテール密度もぬかりなしです。

 

▲腰部を裏から。裏打ちパーツにより、アーマー裏のディテールも充実。

 

▲腰部サイドアーマーとなる、クスィフィアス・レール砲を作っていきましょう。前方に砲身を展開すると、後部が連動して起き上がります。グリップも可動。

 

▲上部にはラケルタ・ビームサーベルの柄を収納可能。側面の黒いパーツでロックできるので、フリーダムガンダムの立体物で起こりがちだったポロリもありません。

 

▲サイドアーマーが完成しました。

 

▲もちろんラケルタ・ビームサーベルは連結が可能です。

 

▲サイドアーマーをとりつけて、腰部の完成です。

 

▲後方から。

 

▲ここまでのパーツを組み合わせれば、本体の完成です。これはカッコいい!

 

▲後ろから。

 

▲続いてバックパックとなるウイングユニットを作っていきましょう。まずは基部から。

 

▲下部のスラスターは開閉式で、中にはアクションベース用の接続穴が内蔵されています。

 

▲色分けも美しいバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲。基部には展開時に位置の調整ができる可動軸が。

 

▲続いてはウイングバインダーを組み立てていきます。

 

▲バインダー基部には新技術「リフレクションカット」を採用したクリアパーツがイン。ワンポイントでキラキラと光を放ちます。

 

▲バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲を組み合わせ……。

 

▲小さなウイングを組み合わせればウイングバインダーの完成。

 

▲バインダーは展開してハイマットモードの再現が可能。さらに引き出しギミックを搭載しています。

 

▲基部パーツと組み合わせれば、ウイングユニットの完成。

 

▲各部を展開して、ハイマットモードに。

 

▲可動軸により、写真のように折りたたんでフルバーストモード時の並列状態にすることも可能です。

 

▲本体にウイングユニットを取り付けてみました!

 

▲完成までもう少しです!

 

▲武装類を作っていきましょう。まずは色分けも完璧なルプス・ビームライフル。

 

▲センサー部分にはクリアパーツが入ります。

 

▲また、右側には接続ピンが設けられているので……。

 

▲写真のように、腰部に接続することも可能です。

 

▲最後はシールドを組み立てましょう。こちらも素晴らしい色分けです。

 

▲持たせるときは、グリップと前腕への接続の2点支持。さあ、ここまでできたらマーキングシールを貼れば……。

 

「MGSD フリーダムガンダム」完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲フレーム状態。

 

 

▲全身の可動軸により、自然な膝立ちポーズもご覧の通り。

 

▲肩の引き出し式関節により、腕を前へ伸ばす動きが可能です。

 

▲内蔵されたいくつもの可動軸により、胴体の可動も非常に自由度の高いものとなっています。

 

▲優れた可動性能により、写真のようなキックアクションも決まります!

 

 

▲フルバースト/ハイマットフルバーストを再現する際には、バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲が可動。

 

▲可動軸でフレキシブルに向きを変えることができます。

 

 

 

 

▲ウイングユニットの展開。

 

 

 

 

 

 

▲思う存分舞い降りちゃいましょう!

 

これにて「MGSD フリーダムガンダム」のレビューは終了です。新ブランドとなる“MGSD”シリーズ第1弾のアイテムでしたが、コンセプトにあるとおり、まさに「SDガンダムのボディにMGの技術を集約したアイテム」そのものであると感じました。小さな(といっても並みのHGシリーズほどのサイズではあるのですが)ボディにこれでもかと詰め込まれた可動軸や、細やかすぎるパーツ分割は驚きの連続で、また、ディフォルメバランスやディテール密度も現代的で非常にカッコよく、デザイン面でも目を見張るポイントが盛りだくさんのアイテムに仕上がっています。今後の展開も楽しみなシリーズですね!

 

DATA

MGSD フリーダムガンダム

  • 付属品:ビームライフル×1、シールド×1式、ビームサーベル刃×2、マーキングシール×1
  • 発売元:BANDAI SPIRITS
  • 価格:4,290円(税10%込)
  • 発売中

(C)創通・サンライズ

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